地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
Header

特集:玄海原発が再稼働へ向けて動き出した! 知事、九電に玄海原発1号機の劣化データ開示求める

7月 3rd, 2011 | Posted by nanohana in 2 停止原発の再稼働 | 3 首長、自治体

佐賀新聞 2011.7.2
36年運転している九州電力玄海原発1号機の原子炉圧力容器の劣化問題について、古川康佐賀県知事は1日の県議会原子力安全対策等特別委員会で、九州電力に対して圧力容器の劣化判断の指標となる「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度」のデータ開示を要求したことを明らかにした。九電は「提出したい」と返答した。県は近く開示されるデータ内容を庁内の技術担当者が確認する。

1号機の劣化をめぐっては、研究者が同温度が大幅に上昇し、劣化による容器破損の可能性を指摘している。議員が「学者が九電にデータを求めても公表されない。第三者の科学者の検査も必要」として、知事が九電や国にデータ開示を求めるよう要請。古川知事は「(電力関連の協会の)内規で出せないというのはおかしい」と述べ、九電に要請したことを説明、国に対しても求める考えを示した。

九電はこれまで「適正に検査されている」として、運転40年目の高経年化評価時前のデータ公表は予定していなかったが、県の要請を受けて一転、公表に応じた。

また、玄海町長が「1号機の廃炉の議論をすぐにも始めるべき」と発言したことに関し、議員が「県として廃炉論議を始める考えはないか」と質問。古川知事は「直ちに廃炉か、ある一定の区切りか、考えなければいけない。今回の事故を契機に高経年化炉のあり方について検討していく」と答えた。




 

You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.

One Response

  • 坂東 日出人 says:

     原子力の近くではどんな生物も生存することはできず、原子力を利用する者は原爆であれ原発であれ自分は遠く離れた安全な場所に身を置いてそれを操る。生活の為、無知の為、まだうまれていない為、抗議できない人間動物植物あらゆる生物が被害を受ける。いま国と東電によって福島が被害を受けている。
     地球誕生以来永い眠りについていた原子力を一旦起こしてしまえば何万年も手が付けられん。せまい日本に8万本も燃料棒をかかえてしまっては、遠く離れた安全な所などはない。原発から逃れられる人間など日本にはいない。自分の身に降りかかるのは時間の問題。日本人が生き延びるのは原発を一つ一つ静かに止めていくしかないと思う。

    返信


Leave a Reply

Bad Behavior has blocked 34563 access attempts in the last 7 days.