毎日新聞 2011年6月30日 0時46分
大阪府の橋下徹知事は29日夜、記者団に、原発を推進する経済産業省や関西電力について、「電気が足りないから原子力が必要というのは、完全な霊感商法だ」と批判した。
これに先立つ会見では、「真夏のピーク時に限って(電力使用量を)下げることが大事。電力安定供給のために原発が必要との理屈にだまされてはいけない」とも述べた。
一方、関電の株主総会で平松邦夫・大阪市長が新エネルギー開発を求めたことについては「行政の長として発言する機会はたくさんあり、株主総会で意見を言う意味が分からない」と批判。「日ごろ、都市間連携(の重要性)を言っているのだから、こういう時こそ神戸や京都と連携して効果を狙うべきだった」と注文した。【堀文彦】
一方、
個人献金:北電役員が毎年、高橋知事に /北海道
毎日新聞 6月30日(木)10時49分配信
高橋はるみ知事の政治資金管理団体「萌春会」に対し、北海道電力役員が毎年、個人献金していることが分かった。29日の道議会で共産党の真下紀子道議 (旭川市)の一般質問に対し、高橋知事が明らかにした。北電役員の個人献金を巡っては、07年の道議会で共産党道議が「形を変えた企業献金」と問題視して いた。
政治資金規正法は企業が政党以外に献金するのを禁じているが、高橋知事はこの日の定例会見で、「企業献金ではないので、(今後の献金も)誤解のないような形で受け入れていく」と話した。ただし、献金した人数や金額については「手元に資料がない」と述べた。
また、道は同日、05年3月~11年3月に退職した部長級3人と課長級1人が、北電と関連会社に再就職していたことを明らかにした。道の再就職要綱で は、退職前5年間に在籍した職場と密接な関係にある企業への再就職は退職後2年間自粛すると規定しているが、道は「4人は抵触していない」と説明してい る。【田中裕之】
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