飲料水は大丈夫なのか
〔PHOTO〕gettyimages
原発から消えた大量の水の実態を私たちはまだ知らない。今後ずっと苦しめられるというのに・・・。どこまで危険なのか。体内被曝から身を守る術はあるのか。
汚染水の情報開示はしない
福島第一原発の収束作業が、膨大な「水」のせいで混迷を極めている。
原子炉冷却のために毎日注がれてきた水は、敷地内に溜まって、すでに10万t超という気の遠くなるような量。それが放射性物質で汚染されているのだから、冷却以外の収束作業がはかどらず、工程表の実現が疑問視されるのも無理はない。
しかも異様なのは、この水の汚染の詳細について、ろくに情報が明かされていないことだ。
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