原発は、もう終わった!(その2)── 原発がないと停電だぞという恫喝に屈するな!
6月 20th, 2011 | Posted by in 2 STOP 原発 | 2 代替エネルギー | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 政府の方針と対応 | 5 オピニオン繰り返すが、政府=経産省が「短期的な原発安全対策は完了した」(6月18日付日経1面トップ)として停止中の原発の早期再稼働を自治体に求めているのは 愚の骨頂で、 このやり方では地元の不安を解消できずに、かえって全原発の”頓死”を招くことになる。日経の同記事が解説で書いているように、原発立地を持つ自治体は 「(1)福島原発の事故原因が十分に解明されていない、(2)政府が唐突に中部電力浜岡原発の停止を要請した、(3)稼働から30〜40年たつ古い原子炉 の安全性—-などに多くの自治体が疑問を持って」おり、「こうした問題に答えや対策が示されないうちは、住民の理解を得るのは難しい」からである。
こうした無茶を押し通すために政府が懸命に取り組んでいるのが、「原発がなければたちまち停電だぞ」という恫喝的な情報操作で、その先頭に立っているのは、経産省主管の日本エネルギー経済研究所である。
この記事を読む The Journal 高野論説 6月20日
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