前稿で、 日本の原発体制はすでに半壊状態で、このままでは次々に”頓死”に陥るしかなく、政府・電力会社がそれを避けようとして頑張ったとしても、せいぜい順を 追った”安楽死”のシナリオを描くのが精一杯ではないか、という趣旨を述べた。
政府無策のまま野放し状態で全原発停止の事態に突入するのではパニックを引き起こしかねない。それならそれで、全原発 が止まっても、既存火力の稼働率アップや天然ガス火力を中心とした新規増設、企業の自家発電のフル活用などの過渡的対策で電力確保が十分に可能であるとい う、”脱原発”のプログラムをしっかりと示してその方向に迅速に行動を起こさなければならない。
この記事を読む The Journal 高野論説 6月18日
全国54機の状態が一覧表でわかりやすい
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