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もうダメだ…福島の海も川も水道も…汚染水決壊カウントダウン

6月 19th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 4 福島第一原発の状態

刻一刻と迫る最悪事態

ゲンダイネット 2011年6月14日 掲載

東電は福島原発1、2号機周辺の地下水から、国の基準の約200倍に当たる放射性物質「ストロンチウム90」を検出したことを明らかにした。「事故で大気中に放出された放射性物質が雨に混ざって地下水に流れ込んだ」という見方を示していたが、スットボケもいい加減にした方がいい。日刊ゲンダイ本紙が指摘してきた通り、溶けた燃料棒が原子炉を貫通し、格納容器を突き破って地下水を汚染したと考えるのが自然だろう。これは最悪事態だ。汚染地下水が広がるのはもはや防ぎようがないのである。

「ストロンチウム90」は「半減期」が29年と長く、体内に入ると骨のがんや白血病を引き起こすとされる。東電によると、原子炉建屋周辺の地下水をためる施設「サブドレンピット」から5月18日に採取した水を調べた結果、1リットル当たり、2号機周辺で6300ベクレル、1号機周辺で22ベクレルを検出したという。京大原子炉実験所助教の小出裕章氏はこう言う。
「この濃度からみて、私の推論が裏付けられたとみています。つまり、核燃料棒が溶けて、圧力容器だけでなく、格納容器も突き抜け、地下水にまで達したということです。こうなると、もう水をかけ続けて、冷やすことは無理です。どんどん漏れた汚染水が地下水に広まってしまう。事故処理の大転換が必要なのに政府は何をやっているのでしょうか」
汚染地下水は海へ川へ広がる。魚はもちろん、水道水にも影響が出る。その量はすでに1万トンとの見方もある。東電の工程表は完全破綻したのである。それでなくても、福島原発では行き場のない高濃度汚染水が明日にも決壊する勢いだ。
「原子力災害対策本部がIAEA(国際原子力機関)に提出した報告書で認めている通り、1~3号機は事故直後から『メルトスルー(溶融貫通)』になった可能性が高い。この3カ月間、放水、注水し続けた水が溶けた核燃料と混ざって超高濃度汚染水となってたまり続けているのです。東電はこれまで、汚染水を集中廃棄物処理施設に運んできたが、1~4号機と集中廃棄物処理施設の地下には現在、計10万トン超の汚染水がたまっているとみられている。6月下旬にも汚染水の水位は海抜4メートルに達し、一気にあふれ出す可能性が指摘されています」(科学ジャーナリスト)

●直ちにタンカーを呼ぶしかない
東電はこれを防ごうと、1日1200トンの処理能力を持つ汚染水浄化システムの稼働を計画。「切り札」として期待されたが、水漏れなどの不具合が相次ぎ発覚。当初は5日ごろに予定されていた本格運用も大幅に遅れ、決壊が現実となりつつある。もはや「時間との戦い」なのである。
東電は「(運用は)最速で(今から)4日程度」(松本純一原子力・立地本部長代理)といっているから、いつまでかかるか分からない。そうこうする間にも汚染水はどんどんたまっていく。
東電は、システム稼働前に集中廃棄物処理施設が満杯になれば、別の建屋や1号機の復水器などを活用する考えだが、後がないバケツリレーになる。
「東電は会見で、汚染水のリミットは『6月末ごろ』との見方を示しました。これには先日の台風などによる雨水流入を考えていません。豪雨が来ればたちまち移送先も満杯になり、敷地や海水、地下水に漏れ出してしまう。そうなったら目も当てられない。大量の汚染水が地下に浸透し、拡散していく。原発から数十、数百キロと離れた場所にも将来、放射能汚染の影響が出てくるのです」(前出のジャーナリスト)
残された時間は2週間。前出の小出氏は「一刻も早くタンカーを持ってくるしかない」と言っている。

  










 

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