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原子力規制委、再稼働に慎重な地震学者島崎氏らを交代 後任に日本原子力学会長

5月 27th, 2014 | Posted by nanohana in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者 | 3 政府の方針と対応 | 未分類

政府は、任期満了を迎える原子力規制委員会の二人の委員、島崎邦彦氏と大島賢三氏を再任せず、交代する同意人事案を国会に提出した。とくに地震学者の島崎氏は専門領域からの判断で厳しい安全審査姿勢を持っており、再任されるか注目を集めていたという。
交代されるのは島崎氏のほかに元外交官で、国会事故調委員の大島氏の二人。後任には日本原子力学会の元会長の田中知氏などが選任されるなど、より再稼働をしやすくするための人事であることは明か。
原子力規制委員会の安全審査はその基準にもコアキャッチャーの設置を義務づけていないことや、住民避難計画がそもそも組み込まれていないなどさまざまな批判が多く、再稼働ありきの組織と見られてきた。そうした中で、専門分野から再稼働に厳しい注文を付けてきた委員の存在は煙たがられていたのだろう事は、想像に難くない。
このようなニュースは、日本の命運を左右する大きな問題でありながら、あまりおおきくは取り上げられないので、掲載することにした。

ソースは日経新聞2014/5/27、「 規制委、島崎氏ら交代へ 後任に原子力学会元会長」

 

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