2012.8.21
読売新聞が報じたところによると、環境省は、東京電力福島第一原発事故後に発生した高濃度放射性物質に汚染されたごみの焼却灰や汚泥の最終処分場を、宮城、栃木、茨城、千葉の4県の国有地に、それぞれ一カ所ずつ建設することを決めたということである。
同記事によれば、原発事故以降、東北、関東地方のごみ焼却施設や上下水道施設では、放射性セシウムが濃縮された焼却灰や汚泥が大量に発生。1キロ・グラムあたり8000ベクレルを超える廃棄物は国の責任で処分することになっており、9都県で計4万2575トン(8月3日現在)に上る。
候補地は9月末までに選定するということだが、宮城、栃木、茨城の3県では、市町村の担当者を集めた説明会の予定などを調正する段階に入っている。
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