【原子力規制委】 候補の時点で「原発推進」の人材が原子力を規制できるわけがない
8月 3rd, 2012 | Posted by in 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者安全な原子炉開発を
原子力は人類がコントロールできる
8月1日の衆参両院の議院運営委員会での野田内閣が原子力規制委員会の委員長候補として国会に示した田中俊一・元原子力委員会委員長代理から所信聴取。
質疑において田中氏は、収束もしておらず、コントロールもできていない福島第一原発事故を反省していると言いながらもこの「原子力は人類がコントロールできる」と明言。
また、田中氏は「(年間)100ミリシーベルトは健康に大きな影響がない」として、政府が決めた20ミリシーベルトの避難基準を帰還基準とし、住民に20ミリシーベルト近い放射線量を浴びる暮らしを強いてきたことについて、「私の判断ではなく、原爆追跡調査やICRP(国際放射線防護委員会)のデータを示したものだ」と弁明した。
再稼働した大飯原発については、「技術的な点で精査が不十分だった可能性がある。活断層の影響があれば当然止めていただくことになる」と述べた。
もしそうであれば、今すぐにでも運転を停止し、再度精査するべきであるし、就任前から原発推進である田中氏を規制委員会の長にすることは大きな間違いであると、ここに記す。
→「安全な原子炉開発を」 規制委員長候補 田中氏が原発推進姿勢 / しんぶん赤旗
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