これまでたくさん時間があったのになぜわずか二日で暫定新基準をでっち上げるようなマネをするのでしょうか?
担当大臣の枝野氏も暫定基準を作るという直前に、わざわざ「現時点では再稼働に反対だ」とか、福井県に加え京都府の山田啓二、滋賀県の嘉田由紀子両知事の理解が前提になるとか言うのでしょうか?
再稼働するつもりなら、なぜわざわざ物議を醸すような発言をする?
しかも数日後にはあいまいな言い回しで前言を翻す印象を与えている。
わざわざ自治体に不信感を持たせ、民意も逆撫でするようなやり方です。
あまりにドタバタ、支離滅裂で、とても真剣にやってるように思えないのです。
どーにも腑に落ちません。
もし私が再稼働の担当者なら、当然、もう少し”上手”にやるでしょう。
考えられることは次の三つでしょうか・・・
①ほんとにほんとにマジなんだけど、あまりに無能者ばかりでまともな戦略が立てられない。
②何らかの理由で表立って反対できないので、再稼働をするフリをしながらわざと稚拙な方法で失敗に導こうとしている。
③政府内で再稼働派と慎重派が対立していて熾烈なバトルを繰り広げている・・・
①なら再稼働してくるでしょう。でもこんな無策で泥縄な段取りでうまくいくのかな?まあ、それほど政府が低レベルなら、ここからは国民の出番ということでむしろ喜ぶべきかもしれないですね。日本を作り変えるチャンスだ。
あんまり政府がご立派で、隙がなくて、手練手管の海千山千で超手ごわいよりは、ずーっといいよーな気がします。
②というのは、例えば”ムラ”の利権の縛りがあまりに強大で表立って逆らえないというような場合です。実はこの可能性はあってもおかしくないと思ってます。みんな献金もらってたり、業界やそっち系の労組が支持母体だったり、スネに傷があってマスコミには逆らえなかったりする訳だからね。
そうやって、圧力かけられつつも、なんとか稼働させまいと、わざとぐちゃぐちゃの段取りで突っ込みどころをあちこちに用意しつつ進めてるのかな、と・・・ どうか首長さんお怒りになって、首を縦に振らないでくださいと願いながら。
これは私の希望的観測がたくさん入っているのですが、そうとでも思わないと理解できないほどの段取りの悪さではあります。
③もありえますね・・・その場合これからどうなるかは予断を許しません。
私としては②の可能性に一縷の望みをかけている今日このごろです。
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