ドイツは昨年、福島第一原発事故を受けて「脱原発」の方針を決定、現在17機ある原子炉のうち8機が停止中だ。
昨年「脱原発」の直後には一時、周辺国からの輸入電力に依存したが、現在では輸入より輸出が多い輸出超過状態となり、周辺国へ電力を供給している。
太陽光や風力などの自然エネルギー利用の増加と、全体のエネルギー消費量を抑える「効率化」が回復の要因だ。
一方電力の7割を原発に頼るフランスはそれでも供給量が足らず、冬馬のピーク時にはドイツからの輸入超過に陥った。
原発大国よりも、自然エネルギーの開拓や電力利用の「効率化」を進めながら「脱原発」している国の方が電力供給に余裕があるという、日本の「常識」とは異なる事態が実現している。
情報は 2012.2.20
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