週刊朝日 2012/02/24号
《「値上げは権利だ」。昨年末、東京電力の西沢俊夫社長の言葉に、あなたも怒りを覚えたことだろう。東電は4月に企業向けの電気料金を一律17%値上げし、家庭用の値上げも申請する方針だ。値上げの具体的な根拠も、納得できる経営合理化策も示さないまま、利用者の首を締めるのか。本誌は東電の「埋蔵金」を徹底追及する。》
東電の子会社は168社あるが、そのうち名前がわかるものは40社しかない。
東電は子会社の情報を明かしていないがそこには多くの埋蔵金が眠っているという。
都内の子会社24社の資産を整理するだけで100億あまりがつくれるらしい。
東電はこれらの資産の整理等には手を付けずに、電気料金の値上げだけを打ち出している。
東電の高コスト体質に迫る。
気になったのは原発に関するくだり
《原発は造るときに1基あたり、3千億~5千億円ほど設備と投資がかかる。この借金(=設備投資)は、原発を稼働して返済していた。今は原発を動かせないのに、借金は返さないといけない。維持管理費もかかる。つまり、稼働できない原発は、とんでもない不良債権なのです。
だから、東電はなんとしても原発を動かしたい。古い原発ほど、「借金」はすでに返済済みだから利幅も大きい。だからこそ、運転期間を40年以上に延長しようとしているのです。》
この記事は 週刊朝日 2012/02/24号 ブログ 平和ボケの産物の大友涼介です。 2012.2.14より
You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.