文部科学省が公表している福島市方木田地内にある福島県原子力センター福島支所で採取された試料のゲルマニウム半導体検出器での定時降下物環境放射能測定結果。 2月11日9時~2月12日9の測定結果が、前日の2月10日9時~2月11日9時の測定結果であるセシウム134 4.45MBq/km2、セシウム137 6.46MBq/km2から、合計で約21倍にあたる、セシウム134 98.2MBq/km2、セシウム137 139MBq/km2に上昇していることが分かった。
福島第一原発現地では、2号機の格納容器底部の温度が2月1日頃から徐々に上がり始める現象が観測されており、2月11日の前後では70度~75度まで上昇している。
しかし、東京電力は記者会見上で温度上昇は計器の故障であり信憑性は低いと発表している。
→ 2号機 温度計の故障含め監視 [NHKニュース]
→ 2号機原子炉温度計「確実に故障」…回路に異常 [読売新聞]
しかし、2号機の温度上昇とともに福島市内への放射性物質の降下量は増量しているという計測結果がある。
そして、福島県が公表するこの「定時降下物環境放射能測定結果」のPDF資料にはこんな文章が書かれている。
地面が乾燥している時に強い風が吹くと、じん埃が地表面から舞い上がりやすくなります。
被ばく線量の低減や一般的なじん埃の吸入量低減の観点から、
土ぼこりが舞うような風の強い日に外出する際は、マスクの使用や帰宅後のうがいなどに心がけましょう。
ご理解いただけただろうか。
国の機関が、埃が舞うような風の強い日はマスクをつけろと言っているのである。
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