先月下旬から上昇傾向が続く2号機の温度だが、11日午後11時には74.9度になった。
東電は6日に73.3度を記録したため原子炉への注水量をこれまでで最も多い1時間当たり13.5トンに増やして対応、一時温度はわずかに下がっていたが、再び上昇して、11日の温度は増水前を超えた。
東電の増水対策はあまり効果を示していないといえるが、他にできることもないらしく、注水量をさらに増やして、14.6トンにしている。
これから温度がどうなるのか、余談を許さない状態が続いている。
また、温度上昇の原因は未だにさっぱり分かっておらず、改めて、原子炉内の状態が何も把握できていないこと、政府の「冷温停止状態」宣言をあざ笑うかのように、炉内がまだまだ不安定で、制御もままならないことが明らかになった。
政府が勝手に決めた「冷温停止状態」の定義では炉内の温度を80℃以下と規定しているが、今後2号機がこの温度を上回った場合政府は何と説明するのだろう?
「それでも原子炉は安定しており「冷温停止状態」は続いている」と意味不明のコメントになりそうだな。
と、先に書いておこう。
そうならないように、がんばって80℃以下をキープしてくれ。
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NHK 2012.2.12
朝日新聞 2012.2.12
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何が冷温停止状態だよ。
イカレタ政府には困ったもんだ
議員ってイカレタ詐欺師しかいねーな
いつも情報有難うございます。大変助かります。毎日見て、行動の指標にしてます。野ダメ政権には早く解散総選挙してもらいたいです。今度の4月から適応される50→100ベクレルの基準値…もうデタラメばかり。東京電力、日本政府、原子力安全?委員、全て解散して国民に懺悔してもらいたいし、裁かれることがこの際必要だと思います。冷温停止宣言なんて嘘だって。ブログ頑張ってください。