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横浜市で放射線授業始まる 「私たちは今も昔も放射線がある中で暮らしています」

2月 11th, 2012 | Posted by nanohana in 3 利権・推進派・御用学者 | 3 政府の方針と対応 | 3 隠蔽・情報操作と圧力

横浜市で文部科学省が昨年10月に公表した「放射線等に関する副読本」を元にした放射線授業が始まった。
文科省が東京電力の西沢俊夫社長ら電力会社の経営陣らが役員を務める電力系財団法人「日本原子力文化振興財団」に委託して作らせ問題となっているこの副読本は、nanohanaでも何度かお伝えしてきていているが、その中身に唖然とした方も多いだろう。福島原発事故には触れてもいない。
下記の教材抜粋を見ればわかるとおり、放射能は怖くないという意識を子供たちにすり込むのが目的の授業だ。

崩壊した「原発安全神話」に代わって、「放射能安全神話」の創設が始まっているようだ。

それにしても横浜市 (-_-;) 神話のふるさとのつもりか!?

朝日新聞 2012.2.10 「横浜市で放射線授業始まる 親ら不安の声、教員にも戸惑い」より

《■横浜市教委が作成した教材の抜粋

・放射線は、太陽や蛍光灯から出ている光のようなものです。
・目に見えていなくても、私たちは、今も昔も放射線がある中で暮らしています。
・放射線の利用が広まる中、たくさんの放射線を受けてやけどを負うなどの事故が起きています。
・自然にある放射線や病院のエックス線撮影などによって受ける放射線の量で健康的な暮らしができなくなるようなことを心配する必要はありません。
・一度に100ミリシーベルト以下の放射線を人体が受けた場合、放射線だけを原因としてがんなどの病気になったという明確な証拠はありません。しかし、(中略)放射線を受ける量はできるだけ少なくすることが大切です。
・事故が収まってくれば、それまでの対策を取り続けなくてもよくなります。 》

 

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