毎日新聞 2012.1.31
毎日新聞が伝えたところによれば、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の発電費用は、1キロワット時あたり9.78円と政府が試算した原発の発電コスト(同8.9円)を上回るとの試算結果が31日、県の「原子力経済性等検証専門部会」で報告された。事故時の費用負担を含めておらず、今後はそれらも含めコスト計算するということだ。
専門部会委員の大島堅一・立命館大教授(経済学)が、70年から10年までの40年間で試算したところ、中電の火力発電のコストは9.37円だった。
浜岡原発の発電コストは 9.78円
火力発電所の発電コストは 9.37円
事故時の負担費用を含めれば、火力発電所の発電の方が安価であり、これに数万年先まで管理が必要な使用済み燃料の保管費用を加えれば、確実に火力の方が低コストで安全に利用できることは、明白な事実だといえよう。
元記事
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