東京新聞 2012.1.27
沖縄県が県海洋深層水研究所(同県久米島町)で12年度、海水の温度差を利用して電力を生み出す「海洋温度差発電」の100キロワット級発電プラントを設置し、実証試験を始めることが26日、分かった。県によると、商用化を想定した実際の海域での実証試験は世界初という。
海洋温度差発電は、表層の比較的温かい海水で沸点が低いアンモニアなどを蒸発させてタービンを回した後、深層の冷たい海水で再び液体に戻す仕組み。国内では佐賀大海洋エネルギー研究センターが佐賀県伊万里市で30キロワット実験プラントを稼働させているが、一部を外部電源に頼っている。
(共同)
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