東日本の送配電一体運用=東京、東北、北海道3電力再編-政府検討
1月 25th, 2012 | Posted by in 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 政府の方針と対応 | 3 東電 電力会社 原子力産業時事通信 2012.1.24
政府が東京電力、東北電力、北海道電力の3社が運営する東日本全域の送配電網の統合に向け、検討に入ったことが24日、明らかになった。福島第1原発事故を起こした東電の経営再建を端緒にした電力改革の一環。3社の送配電部門を実質的に統合し、電力供給インフラを整備することで、新規発電事業者の参入を促す。競争促進による電気料金の低下や、風力発電など再生可能エネルギーの普及にもつなげる考えだ。
政府の検討案では、東電から切り離す送配電部門を中心に、周波数が50ヘルツで共通する東日本地域の電力3社の送配電網を統合、電力会社の垣根を越えた電力供給網の整備を図る。東北電、北海道電も東電と同様に、発電と送配電の両部門分離を進める方向だ。
送配電網を電力会社の垣根を越えた共通インフラとすることで、各電力会社の発電部門と独立系事業者などの間の競争促進を狙う。(2012/01/24-21:11)
この記事は 時事通信
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