カナロコ 2012.1.24
30日から横浜市が貸し出す放射線量測定器
横浜市は30日から、市内18区役所で放射線量測定器の無料貸し出しを始める。各区役所に2台ずつあり、24日から予約を受け付ける。市健康福祉局は「身の回りを計測し、不安を解消してほしい」と話している。
同局によると「シンチレーション式環境放射線モニター」(定価約13万円)と呼ばれる測定器で、空間線量を毎時0・001マイクロシーベルトから9・999マイクロシーベルトまで計測できる。
縦約12センチ、横約7センチ、厚さ約3センチで、重さは約175グラム。センサーが測定器上部に付いており、ボタンを押して電源を入れれば、10秒ごとに測定した値が画面に表示される。
20歳以上の市民であれば、居住する区で借りることができる。借りる際は免許証などの顔写真付き証明証などの提示と、申請書類への記入が必要。24日から予約できる貸出期間は、1月30日から4月27日までの平日。期間中は1世帯で1日のみの制限があり、貸し出し個数は1回1台。
居住する区役所の貸出窓口を直接訪問するか、電話で予約が可能。各区の予約受け付け専用電話番号は市のホームページに掲載されるほか、放射線に関する電話相談窓口電話045(671)2470で確認できる。
同局は「もし地上1センチ地点で毎時0・59マイクロシーベルトを超えた場合は市に相談してほしい」と話している。
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