がれき受け入れに関する情報を公開してこなかった広島県ですが、やはり受け入れ方針で進めていました。独自の受け入れ基準を発表しています。
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100ベクレル超のがれき拒否
中國新聞 2012.1.11
東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきの受け入れについて、広島県は10日、放射性セシウム濃度が1キロ当たり100ベクレルを超える廃棄物を受け入れない方針を決めた。1日全面施行された放射性物質汚染対処特別措置法は「がれきの安全処理に関する基準が不明確」とし、県独自の基準を設けた。
特措法は、福島第1原発事故を受けた汚染廃棄物の処理の枠組みを定める。セシウム濃度が1キロ当たり8千ベクレルを超える焼却灰や汚泥などは国が処理すると規定。一方、廃棄物処理法の対象外となる100ベクレルを超える汚染物は、稲わらや堆肥など特定の種類だけ処理基準を示した。
県は「さまざまな汚染廃棄物が含まれるがれきの処理基準が不透明」と指摘。国が安全性に関する基準を示すまで従来の廃棄物処理法に沿い、「100ベクレルを超える廃棄物を扱わないことが適当」との見解をまとめた。11日、県庁で開く市町の担当課長会議で伝える。
この記事は 中國新聞
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