2012.1.19
去年12月10日以降に撮られた動画から、4号機の海側の状態を知ることができます。
福島第一原発事故関連の記事が多数エントリーされている、まとめサイトSimplyInfoから。
以下の画像は、2011年末のものであるようです。
4号機のようですが、上側のコーナー部分は、そのまま残されていました。が、結局、これも取り壊されました。
これらのイメージは、NHKのビデオから取ったようです。
(このイメージを見つけてくれたMary Wに多謝)
以下、各写真の注釈。
写真①は、4号機の北東(海側の3号機建屋側:使用済み燃料プールからは離れてはいるが…)のコーナー部分です。
赤丸を付けた箇所は、建屋の躯体に断裂ができていることを示しています。
垂直の緑の線は、建屋のどの部分から垂直方向と角度を付けているか(傾いているか)を示しています。
この角度から写した別の写真を見ないと、4号機建屋の後部のほうが、もっと歪んでいるのかどうかは分かりません。
建屋の後方に見えるベントタワー(写真の右端の白い煙突のようなもの)に、錆(さび)が出始めています。
取り出された画像は、拡大されています。
以下の画像を使用する場合には、適当なところにウォーターマーク(SimplyInfo.org sと花のマーク)を入れておいてください。
(著作権保護のため:もともとNHK動画のキャプチャーですが、この記事の制作者が、そう望んでいます)
写真①
これは↓4号機建屋の後方(海側)を拡大したものです。
原発の海側から見た場合、建屋の上側面が、剥がれ落ちそうになっている様子を見ることができます。
(他のところで使用する場合は、著作権を示すウォーターマークを入れたままにしておいてください)
写真②
写真③は、部分的に瓦礫が取り除かれた建屋の正面。
右側のグレーのパイプの上に、クレーンが見えます。
(他のところで使用する場合は、著作権を示すウォーターマークを入れたままにしておいてください)
写真③
写真④は、4号機建屋。
(管理人:これは録画したものをキャプチャーしたもので、実際は、これほど傾いていない)
階段を備えた大きなオーバーヘッド・クレーンが、ちょうど屋根の梁の下に見えます。
(他のところで使用する場合は、著作権を示すウォーターマークを入れたままにしておいてください)
写真④
↓海から見た福島第一原発。
写真⑤
管理人:
この画像は、少なくとも、去年の12月10日以降に撮られたものです。
建屋の南側の天井部分と、西側の壁の一部を重機で取り外したのが12月10日前だからです。
これでは、まるで積木くずしのようです。
どんなに楽天的な人でも、言葉が出なくなるでしょう。
「見たくなかった…」。
細野原発担当大臣は、「来年の秋頃から、真っ先に4号機の使用済み燃料プールから燃料棒を取り出して、他に移動する」と明言していますが、私は、「原発周辺の人たちは、とにかく今のうちに逃げて」としか言えません。
誰でも確信をもって言えること。
「来年の秋まで、この状態を維持できません」。
「収束宣言」に「冷温停止宣言」。
細野も野田も枝野も、完全に狂ってしまっている。彼らほど罪深い人間は、いないでしょう。
この記事は
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