地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
Header

選挙:茨城・東海村議選 脱原発焦点に--告示

1月 17th, 2012 | Posted by nanohana in 3 首長、自治体

 2012.1.17

 日本原子力発電東海第2原子力発電所がある茨城県東海村で任期満了に伴う村議選(定数20)が17日告示された。受け付け開始とともに現職15人、新人6人の計21人が立候補を届け出た。村上達也村長(67)は「脱原発」を打ち出すが、改選前の議会は原発推進派が過半数。福島第1原発事故を受け、議会の構成が変わるかどうかが、焦点となっている。有権者数は16日現在3万134人。

 改選前は原発に前向きな姿勢を取る2会派が11人を占めていた。村上村長は昨年10月、細野豪志原発事故担当相に東海第2原発の「廃炉」を提案。「候補者にも声を上げてほしい」と発言し、争点化に期待を寄せた。

 ただ、論争は低調だ。現職候補の一人は「争点は原発推進、反対ではない」。新人候補も「廃炉になったときの財政措置をどうするか、協議する必要がある」と述べ、廃炉は長期的課題だと強調した。

 有権者には原発関連企業の従業員も多く、原発に慎重な現職候補の陣営幹部は「脱原発は強くアピールしにくい」と説明した。【大久保陽一】

毎日新聞 2012年1月17日 東京夕刊

この記事は 

 

You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.

Leave a Reply

Bad Behavior has blocked 135942 access attempts in the last 7 days.