子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば 2012.1.12
放射能測定伊那谷市民ネットワークさんの自主検査により
明らかになったデータです。
西友飯田鼎店(長野県飯田市)で購入し、2012年1月9日に測定した
伊藤園の商品『農家の自家出し茶』(緑茶)から68.6ベクレルの
セシウムが検出されてます。
◇品名 緑茶(伊藤園農家の自家出し茶300g)
◇産地(採取地/購入先) 西友飯田鼎店で購入
◇採取日
◇測定日 2012-01-09
◇結果 セシウム合計68.6Bq/kg
◇ヨウ素131 <4.4
◇セシウム137 =43.2±11.0
◇セシウム134 =25.4±7.7
◇備考 LOT2012.9.7/HI
◇測定量 300g
◇測定時間 2時間
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ちなみに伊藤園の放射性物質対策についてはHP上では
こう表記があります。
当社では、日ごろより製品の原料から製造、流通に至るまで厳しい品質管理体制を確立させ、
製品の安全性確保に努めております。東日本大震災発生後は、さらにお客様への安全・安心を
ご提供するため、放射性物質の確認を下記のとおり実施しておりますのでご報告いたします。
●当社は緑茶原料につき、トレーサビリティを完備した仕入れ体制を確立しており、そのうえで、
通常の品質管理に加え、放射性物質による汚染の確認体制を整えております。国産原材料は
原子力災害特別措置法による「産地からの出荷制限」「摂取制限」に抵触しないものを使用し、
合わせて、放射線量測定器による自主検査を行っております。
●緑茶原料については、2011年産のすべての荒茶、仕上げ茶(製茶)について、放射線量測定器
による自主検査を行っておりますが、現時点で異常値は出ておりません。異常値が出た場合は、
速やかに精密検査を実施・確認したうえで、国の定める暫定規制値を超えるものは使用
いたしません。リーフ、ティーバッグなどの最終製品につきましても、製造日ロットごとの検査を、
放射線量測定器を用いて実施しております。
なお、緑茶飲料を含む すべての飲料製品 については、製造委託工場にて放射線量の監視、
使用する水の検査および最終製品の製造日ロットごとの検査を、放射線量測定器を用いて
実施しております。
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正直知らずに多くの人が飲んでいる商品ではないでしょうか。
またしても市民検査によって、こうしたデータが明らかになってます。
明治粉ミルクにしかり、メーカーサイドの放射能対策が軽視されがちな
印象をぬぐえません。国の規準値以下だからという文言を出すこと自体が
危険な証拠です。何故なら規準値が極めて高いからです。
メーカーによる自主検査充実や情報公開を求めていくと同時に
やはりこうした市民測定所をもっともっと社会に根付かせていく、
支援していく流れも同時に必要と感じます。
この記事は 子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
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丸八製茶がセシウム約120Bq/kg(自社サイトに掲示)の静岡産茶葉使用の「加賀棒茶ほうじたて」を、汚染されているが基準値以内だとはっきり明言して売っています。http://www.kagaboucha.co.jp/other/20110613/houjitate4.html
私は、加賀茶だから関係ないと思い込んで、半年間毎日1日500cc程度(茶葉約10g)飲んでいるから、1Bq/日程度内部被爆をしていた事になります。昨年の静岡茶はどこの製品も同様だろうし、たぶん、狭山茶もそうだと思われます。基準値以内であれば、しっかり売られています。まあ、当然と言えば当然ですが。
毎日口にするものは、しっかり確認しないととんだめにあってしまいます。
twitterにも同内容を呟いています。