地下道に汚染水300トン 東電、調査で確認
1月 14th, 2012 | Posted by in 4 福島第一原発の状態47NEWS 2012.1.13
東京電力は12日、福島第1原発3号機近くの電源ケーブルを引き込むための地下道で、放射性物質の濃度が比較的高い汚染水約300トンが新たに見つかったと発表した。1号機付近の地下道でも水たまりが見つかったが地下水に近い濃度で、量などを調べている。
東電は津波による海水や雨水、地下水がたまったとみているが、3号機付近の水たまりには放射性セシウムが1立方センチ当たり49~69ベクレル含まれていた。東電は「(建屋地下にたまった)高濃度汚染水が混ざった可能性もあり、流入経路を調べる」としている。
第1原発では昨年12月18日、高濃度汚染水をためている集中廃棄物処理施設に隣接する地下道で汚染水約220トンが見つかった。これを受け、東電は1~6号機周辺のほかの地下道にも水たまりがないか確認を進めているが、今月11日にも二つの地下道で水がたまっているのが見つかっている。
(共同通信)
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