【大阪】 「原発是非の住民投票を」 署名活動が大詰め
1月 7th, 2012 | Posted by in 2 STOP 原発 | 2 アクション・選挙・住民投票 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 4 他の原発全般大阪日日新聞 2012.1.6
地元商店街で署名活動を行う上田さん(左から2人目)=1日午後、大阪市西成区
「原子力発電所稼働の是非は市民自身が決めるべき」として、市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」が行っている住民投票条例を制定するための署名の締め切りが9日に迫り、大阪市内各地で関係者が署名活動にラストスパートをかけている。
直接請求に必要な署名は有権者数の50分の1で大阪市では4万2670人分の署名が必要となる。期間は大阪市の場合は1カ月で、4日午後3時現在で約3万4千筆の署名を集めたという。事務局は最終的に4万5千筆程度を見込むが「1割の無効を想定しており、ギリギリの現状」としている。
請求代表人の一人で「インフォショップ・カフェココルーム」(大阪市西成区)代表の上田假奈枝さんは、スタッフとともに同区の商店街、釜ケ崎地区の労働者が集まる萩之茶屋南公園(通称・三角公園)などで署名活動を展開。昨年大みそかにも「この町から原発労働者として連れていかれた人がいる」として釜ケ崎の労働者から100筆以上の署名を集めた。
ただ、同グループは原発稼働の賛否を問うのではなく、「国民にとって重要な案件は、国民一人一人が自分たちで決めるべき」という趣旨で活動している。
上田さんと同じく請求代表人の一人で映画館「第七藝術劇場」(大阪市淀川区)支配人の松村厚さんは昨年10月の記者会見で「脱原発、原発推進というのは一概に言えないが、市民がその是非を判断する、自分たちで責任を取る試みは大事」と強調する。
事務局長を務めるジャーナリストの今井一氏は「(関西電力の筆頭株主である大阪市民は)主権者、電力消費者、大株主の住民であり、私たちが決めて私たちが責任を取るのが筋」と呼び掛ける。
活動はホームページでも紹介している。kokumintohyo.com
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大阪日日新聞
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