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フクシマとノト

12月 27th, 2011 | Posted by nanohana in 3 利権・推進派・御用学者 | 3 首長、自治体 | 4 他の原発全般

中日新聞 【記者コラム:窓】 2011.12.17

 福島県に原子力発電所ができていった過程を地方の視点から詳細に描いた開沼博さんの「『フクシマ』論」を読むと、その様子は、志賀町に北陸電力志賀原発が建てられた歴史と重なる。

 本には「『中央の欲望がムラを抑圧している』という、誰もが理解しやすい『正しい認識』は、一方で答えを見えにくくしている(中略)『(中央も欲望しているが)ムラも欲望している』」と書かれている。

 これは原発に限らず、公共事業全般にいえることだろう。能登に住む人の多くはぜいたくを望んでいるとは思わないが、豊かになりたい気持ちはあるだろう。ただ、国や県、大企業などの大組織とともに経済成長できる時代が終わったことだけは確かだ。 (宮畑譲)

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中日新聞 【記者コラム:窓】 2011.12.17

 

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