産経新聞 2011.12.25
「東日本大震災のごみには、放射能によるものと津波で出たものがある。われわれが手伝おうとしているのは、いわゆる可燃物です」。県内全市町に震災がれきの受け入れを要請した川勝平太知事は21日、受け入れるのは「普通のごみ」だと強調した。
しかし、これまでに要請に応じて受け入れを表明したのは島田市のみ。しかも当の島田市では、放射能の影響を心配する住民らが反対運動を展開するなど困惑も広がっているだけに、なかなか後に続く自治体が現れない。
確かに、川勝知事が受け入れを求めたのは、国が「放射線量は極めて低いレベル」と説明する福島第1原発から200キロ以上離れた岩手県内のがれきであり、知事は「通常のごみの規模が拡大しただけなので、正確に住民に知らせ、協力を求めてほしい」と改めて呼びかけた。
産経新聞 2011.12.25
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