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12月11日沖縄県のコザ、あしびなーで行われた、「沖縄ぬ心に風吹きよ」第一回ぶっちゃけ会 ~政を語ろう~ から

こういう本質的な議論はなかなか耳にすることができませんね。大歓迎です。
エンディングの”花”のコラボも圧巻♪

喜納昌吉&三宅洋平 ぶっちゃけトーク&エンディングライブ

このトークの前には花バンド・三宅洋平さん・喜納昌吉さんのライブがあったようです。
こちらもすばらしい。
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衆院選のマスコミ世論調査では自民党が単独過半数の勢いだそうだ。
民主党には期待した分、裏切られた気持ちが大きいし、実際マニフェストをふみにじるなど支持者への裏切りとしか言えない行動は許し難い。
しかし、だからといって民主よりも自民党や維新の会がよりよいという根拠は何もない。
(その他の政党はどのみち与党には絡むこともできそうもないのでとりあえず論外としておく)

特に、自民の安倍総裁が国防軍や改憲だの言ってる点と、そして維新の石原党首が中国との戦争をする覚悟があると発言している点、これらの発言はけして見逃すことはできないな。
彼らはいったい何がしたいのか?
何のために、日本が戦争をするために超えなければいけないハードルを下げようとしているのか?
単純に考えれば、戦争を始める準備だと言うことになる。

民主への怒りにまかせて、こんな阿呆どもに国を任せてよいのか・・・?

思えば今回の衆議院選ほど欲求不満をかき立てる選挙もない。
選びたい人がどこにもいないではないか・・・

3.11の震災とそれに続く原発事故は、間違いなく日本の歴史の曲がり角となった。
私たちは人生を振り返らざるを得なかったし、これまで日本が歩んできた”発展”の道がほんとにそれでよかったのか、考える機会となった。
結果として、もう二度と3.11以前の地点に私たちは戻ることはできないと思う。
そういう歴史の転換点を日本は迎え、そして超えた。
それは戦後の日本が、二度と戦前の日本には戻れないというのと同じような感じだと思う。

しかし、国会の中にいる多くの人たちはどうだろう?
いまだにどうにかして”それ以前”の日本にもどそうと悪あがきしているような輩ばかりだ。
もちろん歴史の圧力には、そんな悪あがきは通用しないので、
徐々に彼らは淘汰されてゆく。
これはもう、そういうことになっている。
nanohanaはそれには自信がある。
だから以外と楽観的である。

しかし、それまでの間、どうにも欲求不満が収まらないような現象がしばらく続くのだろう。
そんな一つが今回の衆議院選だ。
投票結果次第で政権に絡みそうなのは自民党、民主党、維新の会。彼らはどこをとっても3.11以降のビジョンが構築できていない。いや、”以降のビジョン”、つまり新しい日本のビジョンということがそもそも視野にすら入っていない。
だから、3.11以降の国民の思いをこれらの政党は全くくみ取ることはできない。
では未来の党はどうか?
唯一彼らは新しい日本の方向に向いているような感じを演出している。
彼らの中には立派な信念を貫いて、そこにいる人も何人かはいると思う。
しかし、大方は泥船になった民主党から我先に逃げ出した人たちだ。
人間として一番信用のならない人たちの集まりだと思う。
まだ泥船民主にのこり、とともに沈みゆく人たちの方が信頼に足る気がする。
いずれにしろ未来の党には日本の未来のビジョンを期待することはできない。

そう思うと、ほんとうに入れたい人が見あたらないというのが今の状況だ。
山本太郎が”今はひとり”といってるのがその通りの状況だ。

しかし”今は”ひとりでも、そこには大きな可能性を感じているからこそ、
”今は”といったのだろう。
さすがだな、と思う。

今回の衆議院選は最低だ。
どこが勝っても日本はぐちゃぐちゃだろう。
けれども、このぐちゃぐちゃは必要なぐちゃぐちゃだと思う。
泥沼の中から蓮の花は咲く。
ぐちゃぐちゃが最高潮に達し、国民の政治への欲求不満がぱんぱんにはち切れ、
もう他人には任せられないと誰もが感じる瞬間が必ずやってくる。
そのときこそが、日本が本当に生まれ変わるチャンスだ。

山本さんはそのときを予感しながら”今は一人”といっている。
おそらく本当の戦いは来年夏の参議院選になるのだろう。
そのときを楽しみにしよう!

そして、それまではできるだけ国が早くぐちゃぐちゃになるような取り合わせが一番よい政治のバランスということになるのだろう。
そう思うと、なあに、心配することはない。
自民が大勝しようと、あるいはどこが勝とうと、彼らは日本をどん底までまっすぐに連れて行ってくれるだろう。彼らには皆その資質だけは十分だ。
大船に乗ったつもりで日本奈落ツアーに立ち会おうではないか。
崩れてゆくのはこれまでの日本を支配して来た人たちの統治構造、利権システムだ。
これが崩れ去ることなしに新しい日本の再生はあり得ない。
まずは破壊から。
これは創造の常道だよね。

なんだかだんだん日本が楽しくなってきているような気がしてるのは私だけでしょうか?

 

原発事故は想定外ではない。

チェルノブイリでの惨事から教訓を得ていれば、我々は福島で起きてしまった人類史上最悪の原子力災害を未然に防ぐこともできたかもしれない。

以下に転載する「シュラウドからの手紙」は、詩人の鈴木 比佐雄 (すずき ひさお)氏の2003年の作品である。
この小さき声に耳を傾けなかった、人類の愚かさを悔やむ。

 

 

シュラウドからの手紙

父と母が生まれた福島の海辺に

いまも荒波は押し寄せているだろう

波は少年の私を海底の砂に巻き込み

塩水を呑ませ浜まで打ち上げていった

波はいま原発の温排水を冷まし続けているのか

人を狂気に馴らすものは何がきっかけだろうか

検査データを改ざんした日

その人は胸に痛みを覚えたはずだ

その人は嘘のために胸が張り裂けそうになって

シュラウド(炉心隔壁)のように熱疲労で

眠れなくなったかも知れない

 

二〇〇〇年七月

その人はシュラウドのひび割れが

もっと広がり張り裂けるのを恐怖した

東京電力が十年にわたって

ひび割れを改ざんしていたことを内部告発した

二年後の二〇〇二年八月 告発は事実と認められた

 

私はその人の胸の格闘を聞いてみたい

その良心的で英雄的な告発をたたえたい

そのような告発の風土が育たなければ

東北がチェルノブイリのように破壊される日が必ず来る

福島第一原発 六基

福島第二原発 四基

新潟柏崎刈羽原発 三基

十三基の中のひび割れた未修理の五基を

原子力・安全保安院と東京電力はいまだ運転を続けている

残り八基もどう考えてもあやしい

 

国家と電力会社は決して真実を語らない

組織は技術力のひび割れを隠し続ける

福島と新潟の海辺の民に

シュラウドからの手紙は今度いつ届くのだろうか

次の手紙ではシュラウドのひび割れが

老朽化した原発全体のひび割れになっていることを告げるか

 

子供のころ遊んだ福島の海辺にはまだ原発はなかった

あと何千年たったらそのころの海辺に戻れるのだろうか

未来の海辺には脱原発の記念碑にその人の名が刻まれ

その周りで子供たちが波とたわむれているだろうか

 

「NPO法人みんな地球の子どもじゃん」が福島県など高濃度汚染地域から自主避難を希望される方の支援を行っています。

個人で自主避難される場合でも雇用促進住宅無料などの制度を利用することが可能です。

 

 

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