薄毛を予防するためにやっておくべきこと

薄毛の予防法は実はたくさんある

手のひらから開く芽
                 

薄毛を自覚していてもどうしていいかわからない・・・

という人は意外と多いものです。

それに加えて、毎日の仕事に忙しくて薄毛対策などどうしても二の次三の次になってしまいますよね。
薄毛専門の病院に行く時間もなく、かといって自分で調べて実践するのも億劫だ・・・
薄毛に悩み始めた頃、私もその口でした。

しかし、「このままではいけない」と一念発起して空いた時間があればネットで調べて勉強をしました。
休日には薄毛専門の病院にも通い、親しくさせてもらった先生にもいろいろと教えてもらい、さぞかし迷惑だったのではないかと思います(反省)

その時の知識を活かして、いま一介の専門家として活動している身としてひとつ言えることは、「放っておいても決して薄毛は治らない」ということです。


「ヒビの入った荒れた土地をいくら眺めていても、肥沃な土地にはなりませんよ」


親しくさせていただいているある薄毛専門病院の先生から言われたこの言葉は、今でもよく覚えています。
私もこのサイトをご覧になっている方に、同じ言葉を投げかけたいと思っています。
逆に言えば、しっかりと対策を施せばあなたの頭皮も復活してフサフサの髪の毛が増えてくる可能性を十分に秘めている、と言えるのです!

それではさっそく、すぐにでも実践できる薄毛の予防法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

薄毛の予防のために生活習慣を見直してみよう!

薄毛予防のために体重計に乗る男性

薄毛になる要因はおもに2つあります。

先天的要因後天的要因です。

先天的要因といえば遺伝ですが、これはもはや不可抗力ですね。
どんなに予防しようとしても防ぎようがありません。

私たちが予防しようとしているのは後天的要因の方です。
第一に生活習慣、それから日頃の頭皮のケアなどがありますが、ここでは生活習慣について説明していきましょう。

生活習慣というと、まずあげられるのが生活習慣病です。
生活習慣病は日本人の死因の約6割を占める国民病です。

糖尿病、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞など、多岐にわたっています。
これらの「生活習慣病」と呼ばれる病気は文字通り、生活習慣が原因でもたらされる病。
そしてこの生活習慣病は私たちの命を脅かすと同時に、頭皮にもとても悪い影響を与えているということも忘れてはいけません。


それではどのような生活を心がければ良いのか?


その点を詳しく見ていきましょう。

薄毛の予防法①バランスの良い食事をする

             

健康寿命をのばすのに、最も基本になるのが食事です。
そして食事をする上で、気をつけないといけないのは栄養のバランス

「好きなものを好きなだけ食べる」という暴飲暴食の食生活を続けていたらどうなるか、もう口に出すまでもありませんよね。

メタボリックシンドロームになる、内臓疾患を患う、など目に見える形で警告する場合もあれば目に見えない形でこっそりと私たちに知らせる場合もあります。
薄毛はわかりやすく、目に見える形で食生活の乱れを警告していると言っていいでしょう。

もちろん薄毛の要因は食生活の乱れだけとは限りませんが(むしろ原因は複層的な場合の方が多いようです)、心当たりのある人はぜひその警告に真摯に耳を傾けてもらいたいと思います。

それでは具体的に髪の毛に良いバランスのとれた食事とは何か?

それは


  • たんぱく質
  • 亜鉛
  • ビタミン

  • の3つの栄養素をバランスよくとること。

    この3つの栄養素は髪の毛にとってどれも欠かすことができません。
    特に亜鉛は不足しがちなので、気をつけなければいけないでしょう。

    どうしても普段の食生活ではとれない場合は、サプリメントで補う方法もあるので諦めないでくださいね。

    薄毛の予防法②ストレスを解消する

    ストレスを抱える人の脳のイメージ

    「ストレス社会」とはよく言われていますが、ストレスとは無縁な人はいません。
    誰もが会社の人間関係に悩み、将来の生活を思い煩って、知らず知らずに心に大きな負荷がかかっていることが多いもの。

    そんな心的ストレスが一定の質量に達してしまうと、高血圧になったり心臓疾患を患ったり肌荒れを引き起こしたりします。

    そして人によっては大量の抜け毛に悩まされたりするものです

    抜け毛が一時的な「円形脱毛症」であればそれほど思い悩むこともありませんが、決定的な薄毛(ハゲ)の原因になることも多いのも事実です。

    慢性的にストレスを抱えることによって自律神経が乱れ、薄毛の直接的要因にはならなくても十分に間接的要因になりうるので、髪の毛にとっては決して軽視できません。

    薄毛の人だけではなく、現代人にとってストレスの解消は大きなテーマですよね。
    それでは具体的にどのようにストレスを解消すれば良いのか?

    分かっているようで実はよく分かっていないという人も多いので、「薄毛にならないための有効なストレス解消法」を公開していますので、気になる方は参考にしてみてください。

             

    薄毛の予防法③十分な睡眠をとる

    頭皮は常に外部環境にさらされています。

    太陽から降り注ぐ紫外線や赤外線、雨や風、ホコリなど頭皮にとって悪影響を与える要素はたくさんあり、すべてから逃れることはほとんど不可能でしょう。

    中でも紫外線は人体、特に太陽から一番近く、しかも薄い頭皮には決して小さくはない影響を与え続けています。
    夏場の強い直射日光だけではなく、曇った日や雨の日にでも微量ですが、紫外線が地上に降り注がれているといわれています。


    頭皮へのダメージはそれだけではありません。

    日常的なシャンプーや何気なく指で頭をかく行為でも、無意識のうちに強い力が働いて頭皮に決して小さくはないダメージを与えていることも少なくありません。

    そういった外的要因の積み重ねが、頭皮や毛根にやがて“深刻な影響”を与えているのではないか・・・
    それは考えすぎでしょうか?

    いえいえ、決して考えすぎなんかじゃありません!

    統計学的にみると、遺伝によるハゲの割合は25%程度といわれています。
    つまり、薄毛の75%の人は内的要因(食習慣の乱れ、ストレスなど)か外的要因(紫外線や外的環境による強い衝撃など)が原因で、頭皮になんらかの損傷が加えられた結果ということになります。


    それではダメージを受けた頭皮はダメージを受けたまま、髪の毛が抜けてしまうのを待つしかないのかといえば、勿論そんなことはありません。

    人間だけではなく、多くの生物には自然治癒力や自己再生能力が備わっていますので、たとえ身体になんらかの損傷が与えられても、それを修復する力を持っています。
    当然、私たちの大切な頭皮もダメージを受ければ、修復し回復しようと細胞が活発に働いてくれます。


    そのダメージを受けた頭皮を修復してくれるのが、成長ホルモンです。


    成長ホルモンが分泌されるのは夜眠っている時間帯です。
    特に入眠後、最初に訪れるノンレム睡眠(深い睡眠)のときが最も多く分泌されるゴールデンタイム

    よく「午後10時から午前2時までの間」といわれることがありますが、最近の研究ではそれは誤りであることがわかっています。
    研究データをみても「入眠後3時間」の間に深く眠れるほど、成長ホルモンの分泌量も多くなるようです。

    薄毛予防のために体重計に乗る男性
                      出典:高光製薬株式会社

    しかし、疲労がたまりすぎてなかなか寝付けなかったりストレスなどで不眠症になって、ほとんど眠れずに朝を迎えてしまった・・・という人も多いはずです。

    つまり成長ホルモンが最も多く分泌するゴールデンタイムを迎えられていないということ。
    それは簡単にいうと、ダメージを受けた頭皮が修復されないまま、翌日再び外的、内的要因によってダメージの上にダメージを受けることを意味します。


    頭皮がダメージを受ける

    更に深いダメージを受ける

    頭皮環境が一気に悪化し薄毛になる



    というとても分かりやすい悪循環におちいってしまうことになるのです。


    それでは、十分な睡眠をとるには?質の良い睡眠をとる方法は?など、薄毛にならないための良質な睡眠方法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

             

    薄毛の予防法④適度な運動をする

    ジョギングする男性

    適度な運動は、髪の毛にもとても良い影響を与えてくれます。
    運動といっても自分を追い込むような激しい運動をする必要はありません。
    ジョギングや水泳などの有酸素運動を行うことによって、血管の柔軟性が増して血流が改善されます

    血流が良くなると、栄養成分が頭皮にまで行きわたるようになり、体が薄毛改善に向かって動き出していきます。

    毎日習慣的に行うのが好ましいですが、忙しい日々を送っている方にはなかなか難しい課題だと思います。
    そんな方は日常的にできるだけ階段を使ったり、早歩きをする、そして休日の時間を利用してジョギングや水泳などを実践してみてください。

    習慣的に行うことが大切なので、無理なく楽しく続けられるように工夫してみましょう。
    その際、気をつけないといけないのは紫外線を浴びないこと

    紫外線を浴びることで頭皮や髪の内部にまで入り込み、老化物質である活性酸素を発生させます。
    髪であれば、大切な構成要素であるたんぱく質にダメージが及びツヤがなくなってパサついてしまい、頭皮であれば毛母細胞が傷つけられて抜け毛の原因になります

    つまり、肌も髪も一気に老化してしまうことになります(これを「光老化」といいます)。

    しかも、頭皮は顔の2倍の紫外線を浴びているともいわれています
    屋外でジョギングなどするときは、たとえ曇っていてもUVケアクリームを塗るのはもちろん、帽子をかぶってしっかりと頭皮を保護してください。

    運動が終わったらシャワーを浴びて、汗やホコリを洗い流し、頭皮を清潔に保つように心がけましょう。

    運動による利点はたくさんある

    Healthにチェック

    薄毛対策で行う運動はなにも頭皮にだけ良いわけではありません。
    運動によるメリットが計り知れないのはいうまでもありませんよね。


    心肺機能が強化される
    ■骨が丈夫になる
    ■新陳代謝が活発になる
    ■体脂肪が燃焼される
    ■ストレス発散になる
    ■生活習慣病の予防になる



    など、他にもまだまだたくさんあります。
    上にあげたのはほんの一部にすぎません。

    ただ薄毛のためだけに運動すると考えるとモチベーションも下がりがちになりますが、心身ともに健康になり健康寿命もアップすると思うとやる気も出てくるでしょう。

    私も薄毛になる前はまったく運動などしなかったのですが、薄毛になって以来、時間をみつけてはジョギングをするようになりました。
    最初は億劫でしたが、継続して習慣化するようになると、睡眠の質も良くなりストレスも発散され、あまりくよくよ悩まなくなったのは大きなメリットだったと今でも思います。

    なにごともポジティブに考えられるようになり、薄毛改善に向かって前向きな姿勢で取り組めるようになったのはかなり大きかったと思います。

    もし薄毛になって塞ぎこみがちだったり、くよくよ悩むことが多くなったと感じたらぜひ運動することをオススメします。

    ジョギングなど簡単な運動で十分です。
    ジョギングならあまり出費するものもなく、多くの時間を割くわけではありませんので、時間のない方でもスキマ時間に手軽に汗を流すことができます。

    心身ともにリフレッシュされ、新陳代謝も促されて血行も良くなり、頭皮にも十分栄養が行きわたっていくでしょう。

    みなさんもこの機会に実践してみてください!

    薄毛の予防法⑤タバコを吸わない

    禁煙推奨

    タバコが健康被害を引き起こすリスクがとても高いことは、すでに周知の事実です。
    ガン、脳卒中、心筋梗塞、記憶力の低下、認知機能の低下など、愛煙家の方々には耳の痛い話かもしれませんね。

    体のいたるところで悪さをしますので、当然、頭皮も例外ではありません。
    タバコを吸っているからといってすぐにハゲるというものではありませんが、AGAやストレス、不眠、生活習慣の悪化などとともに、薄毛の進行を早めてしまうことは確かです。

    タバコには200種類以上の有害物質が含まれているといわれていますが、その中でも三大有害物質と呼ばれる、特に悪い物質があります。

    それが


    ニコチン
    タール
    一酸化炭素


    です。

    この中で薄毛をもっとも悪化させる物質はニコチン

    もう悪の枢密といってもいいくらいです。健康を損なう悪の元凶のひとつ(といったら言いすぎでしょうか)。
    ニコチンはきわめて依存性の高い物質として悪名高いですが、それだけに髪の毛にもジワジワと確実に躊躇なく「被害の痕跡」を残していきます。

    その被害の痕跡とは、


    血管を収縮させ、血流を悪くさせる


    ということ。

    それによって、酸素や栄養素が頭皮に行きわたらず血管中に滞ってしまうのです。
    栄養素の行きわたらない頭皮から元気な髪の毛が育つはずもありません。

    それが長期間続いてしまうと、毛母細胞の活動が鈍くなり、栄養不良になった髪の毛は細く柔らかいままですぐに抜け落ちてしまうことになります。
    やがてヘアサイクルが乱れ、薄毛への扉を自ら開ける結果になってしまうのです。

    タバコを吸う代償はやっぱり大きい

    タバコは血管を収縮させ、血流を悪化させるだけではありません。

     AGAの原因である男性ホルモンのDHT(薄毛の原因物質)の分泌を促す

     毛髪に必要な栄養素であるビタミンを破壊してしまう

     肝臓の代謝機能を低下させる


    先述したように、タバコの影響は頭皮だけにとどまりません。
    タールには発がん性物質が含まれています。
    一酸化炭素は血中の酸素不足を招き、動脈硬化を引き起こすリスクが高いことが知られています。


    しかも、タバコの悪影響は喫煙者だけではありません。
    受動喫煙、つまり副流煙を吸っている人にとっても有害でしかありません。

    驚くべきは薄毛の遠因でもあるニコチンが体内に吸い込まれる量は、喫煙者の2.8倍という調査結果もあるくらいです。
    能動喫煙より受動喫煙のほうが薄毛を進行させるというのは皮肉でしかありません。

    2018年6月には、東京都で従業員を雇っている飲食店を原則禁煙とする「受動喫煙防止条例」案が賛成多数で可決されました。
    世の中はますます禁煙へとベクトルをあわせて健康志向に向かって進んでいます。

    薄毛改善にはどうしても禁煙を推奨したいころですが、愛煙家にとっては悩ましいところでしょう。
    嗜好品ですので「吸いたい」という人に止めさせることはできませんが、どうしてもやめられない人は、できるだけニコチン量の少ないタバコを選んでみてください。

    それだけでも薄毛リスクは多少なりとも軽減されます。
    周囲の薄毛に悩む人のためにも、今日からでも実践してみることをオススメします。

    薄毛・抜け毛対策はシャンプーから?

    シャンプー

    男女ともに、頭皮のケアについて半数以上が関心があるにも関わらず、実際に実行に移している人は18%ほどしかいません。

    そのうち一番多い頭皮ケアの方法は「シャンプーを変えること」というデータがあります。
    その割合は約25%。

    つまり4人に1人がシャンプーを変えて、薄毛対策に着手しているということです。

    しかし、いくら髪の毛に良い栄養成分を含んだシャンプーに変えても髪の毛が生えてくるわけではありません。
    育毛シャンプーといわれるシャンプーでも、育毛剤ほどの効果は期待しないほうがいいでしょう。

    とはいっても、髪の毛に良い栄養成分の含まれたシャンプーを選べば頭皮環境が整えられ、抜け毛予防、薄毛予防になることは確かです。
    それではどんなシャンプーを選べばいいのか?

    それはアミノ酸系の洗浄成分(いわゆる界面活性剤)を含んだノンシリコンのシャンプー

    シャンプーには、


    ・アミノ酸系
    ・高級アルコール系
    ・石鹸系


    の3種類のシャンプーがありますが、薄毛の人が選ぶべきは圧倒的にアミノ酸系です。

    アミノ酸系のノンシリコンシャンプーが選ばれる理由

    なぜ薄毛の人はアミノ酸系のノンシリコンシャンプーを選ぶのか?

    理由は3つあります。


    ① 洗浄力が適度で強すぎない

    ② アミノ酸はたんぱく質で構成されているため体に優しく、低刺激

    ③ 育毛剤が浸透しやすい


    高級アルコール系シャンプーや石鹸系のシャンプーは洗浄力が強すぎるため、私たちの頭皮から必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。

    つまり、


    必要な皮脂を落とす

    皮脂で守られていた頭皮が乾燥し、紫外線やホコリから身を守れない

    頭皮が傷ついて抜け毛の原因になる



    という悪い結果を招くことになります。

    頭皮が傷つくと、薄毛の進行を許してしまうことになります。
    逆に多すぎる皮脂はベタつきの原因になり、頭皮の過剰なベタつきは頭皮環境の悪化につながりますので、適度な皮脂量を保つことで健康的で丈夫な髪の毛に必要な“土壌”ができるのです。