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マガジン9 2011.10.19

 

2011-10-19up

おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」

第25回

いわき市のお母さまがたの生の声の件。

10月1日にいわき市の映画館、ポレポレいわきで映画『チェルノブイリ・ハート』の上映のあと、トークイベントがありました。いつもどおり走って行ってきました!
『チェルノブイリ・ハート』は以前観たことがあったのだけれど、いわきの方々はどのような思いでご覧になるのでしょうか? そしてポレポレいわきはこの 映画を単発のイベントではなく、1週間も上映していたのですよ! (ちなみにこのポレポレいわきは、8月におしどりが吉本のお仕事で一日映画館長をさせて 頂いたご縁があるのです。「原発に一番近い映画館」がキャッチフレーズとおっしゃってて、こっそり連絡先を交換いたしました☆)

映画の上映のあいだ、ご覧になっているみなさんの表情を見ると、本当に真剣で、難しい顔の方ばかり、涙を流されている方もいらして。背中に背負った赤ちゃんをあやしながら立ってご覧になっている若いお母さまもいらっしゃいました。

そして、トークイベント。 (続きを読む…)

 
BLOGOS編集部

BLOGOS編集部 2011年10月17日

「放射線の原因は5m以内にある」南相馬の医師が語る、除染活動の実情

坪倉正治氏 写真一覧(5件)

福島県南相馬市立総合病院の非常勤医で、東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門研究員の坪倉正治氏が、秋葉原に 放射線測定機器のトレーニングセンターが開設された記念講演会で、福島県南相馬市で行っている除染活動について、現場の苦労や実情を語った。【取材・構成  田野幸伸(BLOGOS編集部)】

坪倉医師:南相馬市は現在0.3から0.4マイクロシーベルト/時。 人口は元々7万人だったが、4月あたまに1万人まで減って、現在は4万人程度まで回復しました。南相馬は元々合併市、小高区、原町区、鹿島区が合併されて 出来た市。それが同心円で3つに区切られ、海側は津波の被害が大きく、船がまだ陸に置いてある。山に向かって行くとどんどん放射線量は上がっていきます。 山の上になると飯館村になって、村の中で3~4マイクロシーベルト/時。飯館村の南側になると、10~12、3マイクロシーベルト/時。東京の120倍く らいの線量です。


陸に打ち上げられた漁船(2011年6月 南相馬市 撮影:野原誠治)

■南相馬市でも「放射線関係ないでしょ」という人たちがいる

南 相馬市は(原発から)20キロ、30キロの線と、南側、市街地、山側で、9分割されたようになっている。合併市ということもあるが、場所ごと、人ごとにも 考えていること、やらなくてはいけないこと、困っていることが違う。海側に行くと(言われるのは)ヘドロのことばかり、放射線の説明会をしても、「僕たち は関係ないでしょ」という反応が多い。実際、海側に行くと0.1マイクロシーベルトとかになり、(たとえば)千葉県柏市よりも低い。山側に上がると、農作 物をどうするか、今年作ったお米をどうすればいいのかという話に急激に変わる。街中だと、小さな子どもを持つ親御さんが多いので、(放射線を)どうするか という話になります。
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毎日新聞 2011年10月18日


須田さん宅の庭木を重機で掘り出し、除染する作業員。奥では屋根の除染も同時に行われている=福島市大波で2011年10月18日、森田剛史撮影

東京電力福島第1原発事故の影響とみられる高い放射線量を観測している福島市大波地区で18日、地区全体を対象とした初の「面的除染」が始まっ た。市が実施主体で地元では期待が高まる一方、子供の被ばくを避けて別居を選ぶ家庭も少なくない。この日、作業が始まり、野田佳彦首相の来訪を受けた代行 運転手の須田義春さん(61)もその一人だ。

「もう福島には戻らない」。須田さんの一人息子、孝弘さん(18)は原発事故後、生まれ育った古里を離れる決意を口にした。
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河北新報 2011.10.17

特定避難勧奨地点に指定された世帯の子どもも通う小国小。「精神的な損害」をめぐり、親の間にも波紋が広がっている=伊達市霊山町下小国

福島第1原発事故の影響で住宅ごとに避難対象を指定する「特定避難勧奨地点」を めぐり、113世帯が指定されている伊達市で住民の不満が収まらない。地区全体の指定を求めて運動してきた事情に加え、東京電力が指定世帯だけに「精神的 苦痛」を認め、賠償しているためだ。「地域の一体感が引き裂かれる」と地元が反発する事態が続いている。
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毎日新聞 2011.10.15 地方版

 17日から元の学校で授業を再開する南相馬市原町区の小中学校5校は14日、間借り先での授業を終えた。校庭の除染はほぼ終わり、再開後は屋外活動が一日2時間の制限付きで7カ月ぶりに解禁される。しかし、放射線に対する不安も強く、各校で対応は異なりそうだ。
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南相馬・現地ルポ ストロンチウム続々検出!「避難者を 自宅に戻す」のは早すぎる

10月 15th, 2011 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 福島を救え | 3 政府の方針と対応 - (0 Comments)

現代ビジネス フライデー 2011.10.15

小学校の生け垣に生い茂った草を手作業で除染していく。しかし、校内の草木はまだ手つかずのままであった〔PHOTO〕郡山総一郎(以下同)

国は「緊急時避難準備区域」を一斉に解除したが、あまりに危険ではないか。南相馬市議が研究所と行った放射能汚染調査では、驚愕の結果が出ていた!

「何についても、解除するっていうのは、『原因を解決したので、もう戻ってきても安全ですよ』というのが前提のはずでしょ。だけど今回の解除なんて、放射線量の問題とか解決されていないままだ。解除だって言っても、誰も戻って来れないよ。何のための解除ですか!」

福島県南相馬市に住む自営業の男性(50代)が怒りをぶつける。
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東京新聞10月10日「こちら特報部」

避難区域指定 進まない福島市 

除染優先 納得できぬ

渡利地区説明会 憤る住民

行政「勧奨地点なし」

福島第一原発の事故は、県庁所在地で住宅が密集する福島市内にも高
いレベルの放射能汚染をもたらした。だが国は「除染の結果を待ってほ
しい」と繰り返すばかりで避難区域の指定に積極的な姿勢を見せない。

「補償の見通しがなければ逃げることもできない」「人の命より経済活
動を優先するのか」八日、市内の渡利地区で開かれた住民説明会では、
深夜まで怒りと落胆の声が渦巻いた。(中山洋子)
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毎日新聞 10月11日

原発避難区域:初の学校再開 いわき・久之浜地区の3校

元の小学校での授業が再開し、教室で問題を解く児童ら=福島県いわき市の市立久之浜一小で2011年10月11日午前9時42分、津村豊和撮影

元の小学校での授業が再開し、教室で問題を解く児童ら=福島県いわき市の市立久之浜一小で2011年10月11日午前9時42分、津村豊和撮影

東日本大震災から7カ月を迎えた11日、東京電力福島第1原発事故で一時、屋内退避区域に指定された福島県いわき市久之浜地区の市立久之浜第二小 など3校が元の校舎で授業を再開した。緊急時避難準備区域など、今回の原発事故に絡み国が指定した避難区域の学校再開は初めて。
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毎日新聞 10月8日
福島市南矢野目に室内運動施設「ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション・キッズパーク」が7日、オープンした。放射線の影響を気にせず子どもたちが思い切り体を動かして遊べる施設を提供しようと、財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(東京都)が企画。趣旨に賛同したスポーツ用品販売のスーパースポーツゼビオ福島矢野目店の敷地内に完成した。

同パークは広さ約500平方メートル。すべり台などの遊具も豊富で、全面にカーペットが敷かれた多目的室内運動スペースや読書コーナーなど子どもが楽しめるアトラクションが多数そろっている。
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白血病と原子力発電所に因果関係はあるのかを、様々な角度から取材をしたドイツのテレビ局ZDFの渾身のドキュメンタリー(2006年放送) 3分割各10分

訂正:字幕に出てくる日付が間違っています。
1986年12月12日ではなく、1986年9月12日です。
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ピープルズニュース 1426号

中手聖一さん(「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表)に聞く

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」(子ども福島)代表・中手聖一さんに、山下俊一(福島医大副学長)らが進める「安全キャンペーン」の影響や背景、さらに放射能の脅威に揺れる住民の心情について聞いた。

放射能不安について「2極化が進んでいる」としたうえで、数年後には、子ども・新生児の具体的な健康被害が出始めることで、あらためて放射能の危険性がクローズアップされ、「県民の半分は避難することになるだろう」と予想する。(文責・編集部)
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ピープルズニュース 1426号

原発事故は、収束にほど遠い

米国で起きたスリーマイル島事故では、炉心の半分が溶け、圧力容器の底に溜まった燃料を取り出すまでに11年もかかりました。福島第一原発の溶けた燃料は、圧力容器も溶かし、格納容器にまで落下したとみられています。

そうなると燃料の回収作業は絶対できません。東電も政府も、どうしていいか?実はわからないのです。
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測ってみっぺ!いわき 放射能測定引き受けます 10月7日

【転送歓迎】福島の親御さん、子ども達に屋内公園を創るため、アンケートにご協力さい!

3分で終わるアンケートが、将来3万人の子ども達が遊べる屋内公園の基礎になります。

福島の子ども達が思い切り遊べるよう、屋内公園(インドアパーク)を創ろうと言うプロジェクト、
それが「ふくしまインドアパーク」です。このインドアパークのコンセプトは「みんなで創る公園」です。

僕達が落下傘のように上から落とす支援の形ではなく、被災地の皆さんと、
全国の福島に関心のある皆さんと共に創りあげていく支援の形を目指しているのです。

ですので、「どんな遊具が欲しいか」「何時まで開いていたら良いか」等も、
福島の親御さんのご意見を基に決めていけたら、と思っております。
福島の親御さんの皆さんのご意見をお待ちしています!
そして、福島のパパママにお知り合いのいる方、転送ご協力下さい!

●ふくしまインドアパーク アンケート
http://bit.ly/psvv2W
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産経新聞 2011.10.7 19:06

政府は7日の閣議で、原子力安全委員会が東京電力福島第1原発事故の発生3日後の3月14日、体内被曝(ひばく)をした場合に健康被害を防ぐ効果がある安定ヨウ素剤を住民に服用させるべきとする助言をしながら、菅直人首相(当時)が本部長を務める政府の原子力災害対策本部に届いていなかったとする答弁書を決定した。公明党の浜田昌良参院議員の質問主意書に答えた。

原子力安全委は同月13日、一定の被曝線量を超える住民に安定ヨウ素剤を服用させるよう求めるコメントを発表。翌14日に対策本部事務局にも助言を行った。しかし答弁書は、同事務局で「受けた記録が確認されていない」とした。
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毎日新聞 2011.10.7

◇農業県で周囲に気兼ね 弁当持参には学校難色

「地産地消」が推進され、昨年度は給食食材の36%、コメは100%を県内産でまかなった福島県。しかし、多くの自治体には放射線の検査機器がない。また農作物の産地でもあるだけに、保護者は表だって不安を口にできずに苦しんでいる。
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毎日新聞 10月7日
◇福島の思い胸に皆で考えよう

「原発周辺は国が買い上げ、高レベル放射性廃棄物の最終処分場にするくらいのことを考えてもいい」。連載企画「この国と原発 第1部 翻弄(ほんろう)される自治体」(8月19~25日朝刊)で、福島第1原発事故に伴う警戒区域の元町議からこんな声が出ていることを紹介した。事故後、脱原発世論が一気に高まったが、最終処分場の問題の論議は深まっていないように感じる。この問題は避けては通れない、国全体の課題だ。避難生活が長期化している福島の人たちだけに可否判断を強い、苦悩させるのは酷だ。
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swissinfo.ch 2011-10-06 15:03

グランドの土を削り除染を行った福島市内の幼稚園で8月3日撮影。しかしおよそ300人の生徒が福島市内の小・中学校からほかに移って行ったという

グランドの土を削り除染を行った福島市内の幼稚園で8月3日撮影。しかしおよそ300人の生徒が福島市内の小・中学校からほかに移って行ったという (AFP)

里信邦子 ( さとのぶ くにこ), swissinfo.ch


「低線量被曝でもDNAは損傷を受け、突然変異を起こす。その結果が現れるのは、さまざまな要因が絡み約10世代も後のことだ。だが、それは人類にとって大きな問題になる」と、スイスの内科医マルティン・ヴァルター氏は話す。

突然変異した遺伝子を持つ者同士が遠い将来に偶然結婚して発現することは、しかし、どういったものなのかまったく分かっていない。ただそれは大局的に見ると、がんのわずかな増加より倫理的に問題だと危惧する。
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福島市内で高セシウム=3カ月前より濃度上昇地点も-NGO

10月 6th, 2011 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 福島を救え - (0 Comments)

時事通信 2011.10.5

東京電力福島第1原発事故の影響を調べているNGO「FoE Japan」などが5日、東京都千代田区永田町の参院議員会館で会見し、福島市内で高濃度のセシウムに汚染された地域があることを明らかにした。
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The News 2011.10.5 <田中龍作

緊急時避難準備区域に続いて国が解除を目論むのは計画的避難区域だ。緊急時避難区域と同様、除染が頭の痛い問題となる。東電福島第一原発から最も近い所で北西に30キロ離れた飯舘村は、事故から一ヵ月間、たっぷりと放射能を浴びた後、計画的避難区域に指定された。

除染のために森の木を伐採すれば村の景色が変わる」と落胆する村人もいる。(飯舘村。写真:筆者撮影)除染のために森の木を伐採すれば村の景色が変わる」と落胆する村人もいる。(飯舘村。写真:筆者撮影)

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福島第1原発:自主避難者賠償 「早い者勝ちだったの?」

10月 4th, 2011 | Posted by nanohana in 1 体への影響と防御 | 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 福島を救え - (0 Comments)

毎日新聞 2011.10.4


文部科学省原子力損害賠償対策室の担当者を前に、賠償対象の拡大を求める要望を読み上げる自主避難者の女性=東京都千代田区の参院議員会館で2011年10月3日午後3時過ぎ、袴田貴行撮影

東京電力福島第1原発事故のため自主避難した人たちの間で、賠償への「線引き」に困惑が広がっている。文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が先 月、事故後1カ月程度の間に避難したケースには賠償を認める方針を固め、その後避難した人は「検討課題」と先送りにしたためだ。「避難は早い者勝ちだった の?」「汚染の実態が分かったのは最近なのに」。3日東京都内で開かれた集会には避難者ら約120人が集まり、線引きをなくすよう訴えた。
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