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再稼働STOP作戦 稼働中の原発ゼロ! このまま原発にさよならしちゃおう。


現在稼働中の原発ゼロ!

 

現在、日本中にある原発54機(もんじゅと常陽いれて56機)が停止中です。

 

全国のすべての原発が停止していますが、電力の不足などは全くありません。
「電力不足」という架空の言葉が電力会社のプロパガンダであることが証明され、
原発の不必要性が明らかになっています。
昨夏の電力不足大キャンペーンも、政府の需給試算自体が捏造で、発電能力を15%も小さく見積もり、実際は6%の余裕があるにもかかわらず、電力が不足するとウソの発表をしていたことがわかっています。(あんまりだね)
2月20日には高浜3号機が停止し、もっとも原発依存度の高いと言われる関電管内の原発はすべて止まっています。
関電ではこのままでは夏場のピーク時に10~20%電力が不足すると危機感を煽っていますが、これはデタラメです。(電力会社は嘘をつくことをなんとも思っていないようです)資源エネルギー庁の試算で、60Kh圏(静岡以西)の電力は全体で130万Kwも余裕があるとわかっています。

全ての原発が止まっても、電力は不足しません。
ご家庭で節電の必要すらありません。


しかし、関西電力が夏場の電力不足を理由に、2012年7月に大飯原発3号機と4号機を再稼働させました。

→ 

が、夏場の電力は原発がなくても余裕があるという結果が公表されました。

→ 節電8週間 関電「原発なしでも余力」

四国電力   伊方1号 9月 関西電力   高浜2号 11月 九州電力   玄海1号 12月 関西電力   大飯2号 12月16日 関西電力   美浜2号 12月18日(12月8日故障停止) 九州電力   玄海4号 12月25日 四国電力   伊方2号 2012年1月13日 東京電力   刈羽5号 2012年1月25日 中国電力   島根2号 2012年1月27日までに関西電力   高浜3号 2012年2月20日 東京電力   刈羽6号 2012年3月26日 北海道電力  泊3号  2012年5月5日 関西電力 大飯3号再稼働 2012年7月 関西電力 大飯4号再稼働 2012年7月


              
なんと、何もしなくても今年4月末までには残りの原発も自動的に止まる。

だから、今止まっている原発を、運転再開させないようにすれば、
3ヶ月後にはすべての原発を止めることができるのです!
動いている原発を止めるのはななか大変そうですが、
止まっている原発の再稼働を許さないことなら実現可能性がずっと高い。
私はこのことを喜納昌吉チャンプルーズのブログで知りました。
(http://champloose.ti-da.net/e3345423.html)

そして、これなら行けると思った。
原発停止のための具体的な道筋が見えた気がして、うれしくなりました。
どうでしょう?なんだか、出来そうな気がしませんか?
実際に、震災後、どこの県でも県民世論に配慮しており、
運転再開した原発は1機もない。
(追記:残念ながら震災前から調整運転(原子炉稼動状態)にはいり、そのまま
長期にわたり根拠のない調整運転を続けていた北電泊3号機が通常運転を再開。
すでに震災時、原子炉を動かしていたとはいえ、法的には定期点検からの
運転再開第一号となりました。しかし、震災時に原子炉が定期点検で停止していた
原発で、再稼動されたものは一つもありません。今後はこのラインを守るように
努力しましょう!)
運転再開には立地県の承認が必要らしいですが、
立地県知事のほとんどは慎重な姿勢を示しています。
(北海道の高橋知事はあやしい)
ですから、エネルギーシフトパレードや、反原発デモンストレーションなどのアクションや、
自治体・首長への働きかけのなかで、
運転再開の阻止ということに力を入れてゆくというのはどうでしょうか?
再起動お断りを強く押し出してゆくのです。
そうすれば、鍵を握る知事にとって、再起動のハードルはどんどん高くなってゆく。

一番動き出しそうな原発に、世論を集中させて、これをくい止める。
地元や近いところの停止原発の再稼働を許さない。
みなさんの取り組みの中で、ご検討いただければと思って、
提案させていただきます。

 

2011年8月30日追記:
その後、新たに5機が定期点検のため停止。
しかし、皆さんご存知のように、3月から違法な調整運転中を長期続けていた北電泊原発3号機は、北海道の高橋知事により再稼働されてしまいました。
現在、残り13機!
志を同じくする、志村建世のブログを発見!

現在運転中の原発と、定期検査で停止する予定期日の一覧は下記の通りです。

2011年9月2日九電の川内2号機が定期点検に入り停止。これで残り12機に!
2011年9月4日:四国電力の伊方1号機が定期点検に入り停止。これで残り11機に!
2011年10月4日:九州電力の玄海4号機が故障のため自動停止。これで残り10機に!
2011年11月1日:国と九電は故障停止していた玄海4号機を反対世論が持ち上がる時間を与えず、闇討ち的な再起動残りは11機に
2011年11月25日:関西電力の高浜2号機が定期点検に入り停止。これで残り10機に!
2011年12月1日:玄海原子力発電所1号機が定期検査を行うため、原子炉を停止。これで残り9基に!
2011年12月8日:関西電力の美浜2号機がトラブルにより手動停止。これで残り8基に!
2011年12月16日関西電力の大飯2号機が定期点検に入り停止。これで残り7機に!

2011年12月25日九州電力の玄海4号機が定期点検に入り停止。これで残り6機に!
2012年1月13日四国電力の伊方2号機が定期点検に入り停止。これで残り5機に!
2012年1月25日東京電力の刈羽5号機が定期点検に入り停止。これで残り4機に!
2012年1月27日中国電力の島根2号機が定期点検に入り停止。これで残り3機に!
2012年2月20日関西電力の高浜3号機が定期点検に入り停止。これで残り2機に!

四国電力   伊方1号 9月
関西電力   高浜2号 11月
九州電力   玄海1号 12月
関西電力   大飯2号 12月16日
関西電力   美浜2号 12月18日
九州電力   玄海4号 12月25日(故障のため10月に自動停止、11月に闇討ち的に再起動)
四国電力   伊方2号 2012年1月13日
東京電力   刈羽5号 2012年1月25日
中国電力   島根2号 2012年1月27日までに
関西電力   高浜3号 2012年2月20日
東京電力   刈羽6号 2012年3月26日
北海道電力  泊3号  2012年5月5日

 

45 Responses

  • 田畑智章 says:

    福島の原発事故により、放射能の恐ろしさを知り当たり前だった事がほとんど当たり前でなくなった!生きていたいと思い、子どもを守りたいと強く思う。人の命より、自己の利益の為に嘘をつき、やらせメール等で国民を馬鹿にしている電力会社、対応の遅い政府、偏った報道ばかりのメディアにはもうウンザリ!信用できません!原発、放射能の恐ろしさを知り、もう知らん顔はできません!脱原発の為に、全ての原発の 停止と再稼働反対を希望します!

  • Pingback: nanohana ナノハナ | 地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発

  • says:

    再稼働の日程(点検後)も知りたいですね。
    それに向けての反対運動を組むために。

  • Pingback: 原発以外のエネルギー代替案を出せ!と言うなら。 | Beach Pressオフィシャルブログ:Beach Pressエリツィン編集長のブログ

  • noripee12 says:

    何としても、再稼働をさせないようにしましょう!再稼働反対を叫び続けましょう!

  • 確実に原発を止める方法 says:

    原発を永久的に止める方法をお教えします。

    ①メガバンクから1000円だけ残して預金をおろしましょう。

    ②おろした預金は地元の信用金庫や地銀に預けましょう。地域活性に貢献できます。

    ③「日本生命」の保険契約者は一番安い金額の保険を一つだけ残し、以外を全て解約しましょう。

    (全部解約してもかまいません)

    電力会社の大株主は元をたどると三菱・三井・住友です。

    例えば東京電力の大株主「日本生命」=「日本マスタートラスト信託銀行」=「三菱東京UFJ銀行」、

    全国の電力会社の大株主 「日本マスタートラスト信託銀行」の主要株主は三菱UFJ信託銀行 46.5%

    日本生命保険 33.5%です。

    国民1000万人が各500万円ずつ預金をおろしたら、50兆円の「原発資金」が使えなくなります。

    現在日本に出回っている現ナマはおよそ80兆円ほど。そのうちの50兆円が動けば運転資金を止めることができます。

    1000円だけ残す理由は銀行側にも口座管理にコストがかかるので、ダブルでダメージを与えられるからです。

    電力会社の大株主「日本生命」は、国民から広く集めた金を原子力事業に投資しています。

    また、「日本生命」などの相互会社(株主のいない保険会社)の持ち主は保険契約者になります。

    保険契約者は保険会社に「脱原発を意見する権利」があります。

    電力会社、大企業の大株主も「日本トラスティ・サービス信託銀行」+「日本マスタートラスト信託銀行」=

    「三菱・三井・住友」この寄生虫財閥率いる利権集団が日本人の生血(税金と電気料金)を吸っています。

    日本の金融・防衛・電力などの巨大利権を独占している大企業の大株主は 「三菱・三井・住友」 なのです。

    政治を動かし、国民に借金を押し付け、濡れ手に粟で国民から血税を吸い上げ日本を支配している

    泥棒貴族たちの金融システムのカラクリを世間に周知させましょう。

    • 木次昭宏 says:

      いいですね、すごく。私も田中優さんの著書などを読んで、お金の流れに関心があります。銀行預金は持っていません。カネの流れの模式図を自分で作ってみましたが、まだ勉強不足で不完全なものにつき公表もできていません。あなたが作ってくれませんか?

  • 風ふくおか says:

    九州ではやっと全ての原発が止まりました。このまま永眠していただけるように・・・
    そして全国の原発が、全世界の原発が止まるまで、がんばりましょう。
    PS:私たちのHPにリンクを貼らせていただきました。

  • says:

    原発が停止してゆく、わかりやすい表を作ってくれてありがとうございます。
    自分のブログでも紹介させてもらいました。事後了承で申し訳ありません。
    今後も、稼動が停まってゆくのを見守って行きましょう。

  • K says:

    こんな屑ばっかりいるから日本はだめなんだよ?お前らみたいなやつらに限って電気代あがったら文句言うんでしょ?w原発はとてもエコで環境にもやさしい、地球温暖化は進んでもいいのですか?原発は止めろ、電気代あげるな、ガソリン安くしろ、地球温暖化をとめろ?そんなの絶対に無理です。まずこのサイトは解決案が提示されていません。原発に代わるエネルギーはどうするのか?今の電力で十分に足りると書いてありますが、余裕をみることも必要だとは思わないのでしょうか?危ないから、危険だからこの一点張りで一筋縄でいわれるようなことではないことをあなたたちは理解しているのですか?

    • すいかマ~マ says:

      あなた、それ福島県に実際に住んでから言いなさいよ。一時的に見に行くだけではダメ。住民票を移して、仕事を探して住んでみなさいよ。現実を見てもない人に限ってそういうことを言う。ご自分の意見に自信があるなら、今まさに、当たり前の生活を壊されて、子どもを守る為に心身ともに先の見えない苦しみの中でもがいている親達に直接言ってみなさいよ。出来もしないくせに。あなたこそリアルな現実理解してますか?見えてますか?

  • きさはら says:

    大飯原発4月再稼働めざす、地元同意なら…政府
    政府は6日、定期検査で停止している関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について、
    地元から一定の同意を得ることを前提に、今年4月頃の再稼働を目指す方向で調整に入った。
    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120207-OYT1T00078.htm

    この「一定の同意」というのがミソですね。地元の一部の勢力が同意しさえすればいいと。政府の本気度が見えます。
    ここからが勝負です。一緒に頑張りましょう。

  • hidechinpe158 says:

    国が原発は安全だと言っている以上。今後、医療費の助成なども含め地元自治体に助成金を出すのはおかしい。ただでさえ金がない国なんだから、いっさい禁止すべき。赤字に転じている電力会社、地元に寄付なんてもってのほか。今後、一切、金をばら撒かないことにさせましょう。金もらえないけど再稼働や新設する?地元自治体さん。
    『金の切れ目は縁の切れ目作戦』、税金が、電気料金が、無駄に使われないようにしっかり見守りましょう!!

  • CO2 says:

    毎年三兆円の燃料費用増額とホルムズ海峡封鎖とかに対応する方法を考えて!
    韓国の電気代は日本の半分らしい。これでは円高もあわせて工業で食えなくなる。
    いったん再稼動が止まっても、日本国民が生活に困れば必ず再稼動に傾きますよ。
    これまで不景気が与党を攻撃したように。

  • yamaguchi says:

    絶対に安全な原発などありえません。
    原発賛成論者にお聞きしますが、もし福島原発と同じ事故がどこかで置きましたら、それでも賛成しますか。
    絶対に起こらないと言う保障はありません。むしろ起こる可能性のほうが高いと思います。
    起きてからでは遅すぎます。ドイツを見習いましょう。ドイツとは国情が違うかもしれませんが、ドイツの選んだ道は正しかったと事故が起きてから気が付いても遅いのです。

    原発がどんなものか知ってほしい(全)
    http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page1

    日本の原発奴隷
    http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm

  • 通りすがり says:

    コメントにドイツの事例が挙がってますが、ドイツはここ最近電力不足によりオーストリアから電力の支援を受けていますよ。日本の電力が足りなくなったときに、一体誰が融通してくれるのでしょうか?

  • ひめこ says:

    Nanohanaさんへ
    あのおー、わたしドイツに住んでるんですけど、すっごいデッたらめなこと言ってますね。
    ちゃんとソースだせよ、ソースを!

  • pieru says:

    eシフトさんが、すごいタイミングで再稼働ぜったいさせないためにブックレットを出されました。
    『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』(合同出版刊)です。ほんとによくまとまっていますので、
    紹介します。自分がなにができるのか、10のアクションも書かれていますので、これから何か始めたいという
    人にも絶対使えます。

  • jps says:

    みなさん、こんばんは。

    原発、再稼働させたくありません。絶対に。
    でも、早急に他の手段を講じる必要があります。

    現在は、火力を中心に発電していて、原発が無くても電力は足りています。
    しかし、原油の高騰(将来は枯渇する)を考えると、他の発電所建設を急がなくてはいけません。

    ソフトバンクの孫社長が取り組んでいるメガソーラー(当然、企業としては営利目的でしょうけど)などは
    一番早く効果が得られると思っています。他にも、風力発電所、水力、バイオマス他、色々な方法があります。
    ただ、それを政治にゆだねるのは今の時点では不可能だと感じています。

    どなた様かが、保険を解約、預金を解約するなど提案されていましたが、それを有効に使って発電施設を作ってはどうでしょう?
    地域の人たちが、出し合って、地域で使う専用の発電所を作る。隣の地域との連携を図って融通しあう。
    もちろん、過剰発電の場合は買電する。
    規模が大きくなれば買電は可能だと思います。
    北ヨーロッパ(国は忘れましたが)のある国では、過疎の農村で、地域の人たちが風力発電や太陽光発電を建設して
    買電をしたお金とわずかな農業収入で生計を立てているそうです。
    建設以降は、人口減少が止まりました。

    国を動かすのは国民一人一人です。
    政治家に頼っていてはダメな世の中になってしまったような気がします。
    もちろん、ちゃんと考えている政治家もたくさんいるでしょうけど、それが見えてこないし、実際には小勢力扱い?
    みなさんで、何をどうしていくべきか、一緒に考えて進んでいきたいと思っています。

    原発を残すことによって、今の子どもたちや、そのまた子どもたちが将来それを管理していかなければなりません。
    現在稼働可能な原発も、その頃には老朽化が進み、故障や事故が増えるのではないでしょうか。
    日本最古の原発がどこにあるのかは知りませんが、老朽化してから止めました。では、危険が大きすぎるのでは?

    それに、一番肝心なのは、使用済み核燃料は日本のどこかに保管しなくてはいけないのです。(現在は青森県六ヶ所村)
    原発を稼働し続けると言うことは、使用済み核燃料がどんどん増えるということ。
    再処理をして、リサイクル燃料を作っても、それを使える高速増殖炉「もんじゅ」が今の状態。

    コスト削減、環境汚染を減らす、そのためだけに原発を運転し続けるのはリスクが大きすぎると思います。
    止めるためには、他のエネルギー対策を万全にしなくてはいけないと思っています。

    止めましょう! → そのかわりにこれを使いましょう! → 原料は輸入に頼りません! → 発電所建設は電力会社ではなく、国民(税金でもよいかも)です。

    こんなことを、毎日考えています。
    ボクは、将来(未来)の人たちに安心して暮らせる環境を残せるのは、今の大人たちしかいない!って思っています。
    子どもたちに負担をかけたくないです。

    それだけです。

    長々とごめんなさい。

    たまたま通りがかって、いろんな意見を読ませていただいたら、無性に言いたくなってしまいました。

    不適切な無いようでしたら削除していただければと思います。

    一日も早く、脱原発が実現することを祈っています!

    ありがとうございました。

  • 水野 紀至 says:

    原発の再稼働をしない方法は節電である。
    節電運動をしない原発稼働反対は工学的に無知のなせる技である。
    電力使用量が発電量より少なければ(電力系統のじょう乱に対して、安定度を確保するには3%の余裕が必要)
    原発を再稼働をしないでよい。
    節電
     ・産業での電力使用制限 ・・・・・ 生産活動の低下は当然である。  ・経済の低迷による福祉の低下も覚悟する。
     ・民生での節電       ・・・・・ 交通機関、病院での不便、場合によっては弊害も覚悟する。
     ・家庭での節電       ・・・・・ お年寄りのいる家庭では冷房停止による熱中症の予防を考えるべき。

  • まいまい says:

    原発停止には特に賛成でも反対でもありませんが、「危険だから停止しろ」という論理には同意できません。
    はたして、原発は停止していれば安全なのでしょうか?

    否。停止していても、燃料棒が入っている限り、電源停止すれば、福島とまったく同じことが起こり得ます。

    つまり、稼働していても停止していても、安全性にそれほど大きな違いはありません。
    「停止」ではなく「廃炉」を訴えなければ、安全は確保できません。

    したがって、停止したから安全、と考える論調は、早計すぎだと思います。

    別の見方をすれば、安全性がほぼ同じなのだから、廃炉のスケジュールが決まるまでは原発を稼働させておく方がむしろ良い。

    年間数兆円もの原油代が海外に流出し、かつ電気代が上がって産業が停滞したり家計が痛んでしまうと、将来の廃炉のための資金(おそらく数十兆円規模)の確保が危うくなりかねません。

    ただ、この考え方がどこまで正しいのかどうか、私にはわかりません。なにせ、正確な情報があまり得られないので。

    一つ言えるのは、世の中を変えるには感情論も重要ですが、何が事実なのかを正しく見極めないと、かえって後世に禍根を残すことにもなりかねないということです。
    マスメディアの論調や周囲の空気に流されず、個々がしっかりと考えていくことが必要と思います。

    • 森の風 says:

      核燃料がある限り安全は確保できないというご意見、まったくもって同感です。
      もし、電力不足が起きる可能性があるのなら、原発をバックアップとして使えばよいと思っている一人です。

      廃炉には、長い時間と膨大なお金が掛かります。代替えエネルギーの確保にも時間とお金が掛かります。
      放射性廃棄物の処理にも膨大なお金と長い時間が掛かります。数十年先を見据えた計画が必要にもかかわらず、
      今の政治には長期ビジョンがまったく見られません。

      電源事情の不安定が続けば、国内の製造業は次々と海外に出て行きます。
      多くの雇用が失われ、さらに深刻な不景気がやってきます。
      GDPの低下、税収減、消費増税?・・・。

      井戸の中の蛙には、リーダーシップは取れません。

  • 青葉由宇 says:

    現在、稼働している原発と停止している原発の危険性が同じだと言うのは、大きな間違いです。

    きわめて単純に考えていただければ、稼働している(核分裂している)・停止している(核分裂していない)なのですから、危険性に大きな違いがあるのは当然のことです。

    ただ、危険性に違いがあっても、停止することで危険性が0になる訳ではありません。

    ですので、野田さんのいう「おおむね安全」は「停止していれば対応出来る可能性が高い」と受け取るのが妥当ですし、まさに停止するために必要な言葉です。

    逆に「停止していなければ対応出来ず、第2の福島どころでは なくなる可能性もある」と捉えるべきでしょう。(あくまで “おおむね” ですからね)

    停止すれば安全になるわけではありませんし、全原発を廃炉にしても危険性は0にはなりません。地下に埋められた核廃棄物によって汚染されてしまう可能性もあるのですから。

    しかし間違いなく言えることは、停止し廃炉にするのが早ければ早いほど、危険性は それだけ低く保たれるのです。

    だから、一刻でも早く原発を停め、廃炉に持って行こうと訴えるのです。

    とはいえ…新たに発電所を作るのは時間がかかりますし、電力の安定供給に不安を持った企業が海外出て行ってしまい、国内の産業や経済に大きな影を落とす可能性があるのも事実です。

    また、危険なものは原子力だけではありません。あまりにも早急に力任せに脱原発を進めようとして 『相手の言い分を聞かない(聞いてもらえない)→ トラブルを隠すようになる → 大事故が起こっても正しい情報を流しだからない』となっては何の解決にもならないので、私は声を大にして言いたいことがあります。

    「まずは話し合いましょう」

    日本に原発は危険です。危険すぎます。
    だからと言って、色んな考え方や言い分があることでしょう。
    まずは話し合いましょう。相手の言い分に耳を傾けましょう。

    話し合いで決まらなくても良い、相手の言い分に耳を傾ける姿勢を日本人が取れるようになれば、きっと今より良くなるはずです。

    まずは話し合いから始めましょうよ。

    • 青葉由宇 says:

      冒頭の文、少し書き直しです…
      現在進行形で稼働している原発と、すでに停止している原発の危険性が同じだと言うのは、大きな間違いです。

    • まいまい says:

      「稼働している原発と停止している原発の危険性が同じだと言うのは」
      とありますが、私は
      「それほど大きな違いはありません」
      と書きました。読み違えないようにお願いします。

      また、福島の事故があったにもかかわらず、被害は放射能汚染ではなく経済的な困窮だったり
      風評被害がほぼ被害の全体です。放射能による一般人の死者は0人です。
      放射能の被害は恐らく福島第一で働いていた作業者の方のみでしょう。

      何を言いたいかというと、原発が福島第一クラスの事故を起こさない限り、つまり、放射能の漏洩事故と
      いった程度の事故にとどまる限りは、そもそもタバコや交通事故に比べて危険とは言えない、ということです。

      私が言いたかったのは、問題となるのは、電源喪失してメルトダウンするのは停止中でも稼働中でも
      同じこと、ということです。
      それ以外のリスクについては、福島のような広域避難にはつながる可能性は低いです。

      そういう意味で、「それほど大きな違いはない」ということです。
      確率論でいうと、確率を問題にしているのではなく、期待値を問題にしている、という話です。

      ちなみに私は大学では原子核物理学専攻です。

      問題なのはむしろ、原発の全面停止により、電力不足やGDPの流出が発生し、それによって
      経済が停滞し、生活が困窮したり事業が破たんすることで、少なくない自殺者が出たり
      授かった子を堕胎したりするケースは、今後確実に増える、ということです。
      これは間違いありません。

      つまり、原発反対論によって全原発が停止することにより、少なくない死者が発生する、ということです。
      これの意見には誰も反対しないでしょう。反対する人は現実を見ていない人です。

      確かに、福島の事故が原因である自殺者も少なくありません。
      今後、そういう人を増やさないことは大切です。
      でも、廃炉ではなく停止しているだけの原発でも、電源喪失すれば確実に福島と同じことになります。
      だから、停止していることで、一体何が安心なのか、私はまったく理解できません。

      一方、このまま全原発が停止していることで、確実に多くの死者が生まれます。
      それは原理主義的な原発反対論の方々がこれから殺す命です。

      私は、原発が停止していることが大事、と考える人は、自分のことしか考えていない方々だと思っています。
      自分や自分の身の安全が確保できれば、そのほかの人がどうなろうが知ったことではない、という考えに見えます。

      私は原子力のことに詳しいので、現代の技術力では扱いきれない原子力という怪物を制御しようと考えることは無謀だと思っています。
      つまり根本的には原発には反対です。

      でも、現実の世界には、必死で働いて生活して生きている人がいるわけで、原子力というのは、そういう人が生きていけるかどうか、ということに密接にかかわる問題でもあるわけです。
      その現実を無視して、「嫌いだからあっち行け」という態度で現実の原発を全て否定するのは、絶対に間違っている、と私は思います。

      • まいまい says:

        「被害は放射能汚染ではなく」
        と書きましたが、
        「被害は放射能汚染による死者ではなく」
        と書こうとして間違えました。

        もちろん、被害は放射能汚染による被害はあります。
        そんなことはもちろん誰もが知っている話なので、突っ込まないでいただければと思います。

      • nanohana says:

        詭弁だな~

        “原子核物理学専攻”のまぁ専門家のご発言ですが、
        この分野では専門家とか学者とかがどんだけでたらめで信用ならないかというよい見本としておいときます。

        【福島の事故があったにもかかわらず、被害は放射能汚染ではなく経済的な困窮だったり
        風評被害がほぼ被害の全体です。放射能による一般人の死者は0人です。
        放射能の被害は恐らく福島第一で働いていた作業者の方のみでしょう。】

        この方の頭の中は、みんなの思う日本の地図の東電が思ってるものと全く一致しているらしい。

        放射能の体への強い悪影響は早くて3年~5年を経て現れてくることを知らないはずもなかろうに・・・

        また事故の影響でほんの氷山の一角でも500名超の方々が亡くなっているというのに・・・
        https://nanohana.me/?p=12320

        そして、そんなに電力不足が心配なら、
        まずは電力会社に電力の補強を強く迫ればいいのに・・・
        大口顧客との需要逼迫時の供給に制限を付ける契約など、どんどん増やせばよいし、
        自家発電の全国的な推奨など、1年以上あったのだからいくらでも手段はあったはず、
        こういうことに最大限の知恵を絞り、技術の粋を集め、大々キャンペーンでもするのがホントの専門家だと思うのだが、この分野には通用しないらしい。
        原子力の専門家はさっぱり役に立たないというよい見本でもあるわけだ・・

        1年もたって、まだ電力が足りないなどと言っているのは、
        不作為もよいところだし、
        ”専門家”にとっては最大の恥だと思うぞ。

        • まいまい says:

          放射能による危険性については諸説あります。
          ヨウ素やプルトニウムに関しては明らかに危険です。
          一方、セシウムによる危険性は現在のところ確認されていません。チェルノブイリに関してもです。
          セシウムは筋肉に蓄積しやすいですが、筋肉はガンになりにくいので、明確な関連性がデータで出ていないとも聞きます。つまり有り体に言えば心配しなくても恐らく問題ないという話です。

          放射能は危険であることは間違いないですが、現状のレベルではストレスによる死亡率の方が明らかに高いので、私は放射能のことは気にしないようにしています。
          わからないことは議論をしても心配しても仕方がない。ひたすら調べるしかない話です。

          一つだけ言えることは、原発は作ってしまったらもうおしまいだということです。
          核燃料も廃棄物も、処理の方法は数十年研究されているのにまだ見つかっていません。
          今生きている人々がまだ生きてる間に方法が見つかれば幸運でしょう。

          つまり、今ある核燃料や廃棄物を地上から消し去ることは、現実的には不可能です。
          現状では地中奥深く埋めるのが恐らく最良の手段ですが、ただ、その方法は常に反対されるので、ヨーロッパでは仕方がないので地上にコンクリ詰めにして置きっぱなしにしています。
          コンクリは放射能にさらされると劣化が早いので、数十年後にはさらにコンクリを分厚くするという作業が必要になるでしょう。

          > 自家発電の全国的な推奨など、1年以上あったのだからいくらでも手段はあったはず、
          > こういうことに最大限の知恵を絞り、技術の粋を集め、大々キャンペーンでもするのがホントの
          > 専門家だと思うのだが

          単にテレビで放送していなかっただけではないでしょうか。
          ちなみに原子核村の意思決定は専門家ではなく経産省や政府なので、専門家が何を言っても無駄ですよ。
          そもそも、世間が「原発を停止しても自然エネルギーがあるから大丈夫」というムード一色の中で、まともな発言をしたところで、メディアからは無視されていたでしょう。
          世の中とはそういうものです。
          誰がまともなのかは、後になって手遅れになってからしかわからないのです。

          それに、自然エネルギーではどうにもならないことは、最初の最初から自明だったのです。
          そういう話を鵜呑みにするな、というのは、反原発の方々の意思で選び取った判断のはずです。
          専門家を信頼するな、専門家の言うことを聞くな、と言っておいて、今さら専門家の対応がおかしかった、というのは、何をいっているのか、と思います。

          最後に一言。
          何度も書きますけど、私は原発は嫌いです。勉強したからこそ、そもそもが反対です。
          だから私は原子核とは全く何の関係もない仕事をしています。普通のビジネスマンです。
          つまり専門家でもなんでもありません。
          (専門家と呼ぶのはみなさんの勝手ですが)

          • nanohana says:

            わざわざ自分を【ちなみに私は大学では原子核物理学専攻です。】と書いて、
            専門的知識を持つという印象を与えておきながら、
            都合が悪くなると【専門家でもなんでもありません。】とケツをまくる。

            そして、【一つだけ言えることは、原発は作ってしまったらもうおしまい】と無責任に言い放つ。

            セシウムよりストレスのほうが危険という山下先生張りのご高説。

            心を売った科学者もどきの実態を表す良いサンプルとして採用することにします。

  • 青葉由宇 says:

    昨日ここにコメントを投稿しました。
    しかし、私のPCからは投稿が見えるものの、スマートフォンからは見えませんでした。
    試しに、クッキーを削除してみたら、私の投稿は消え去りました。
    どういうことでしょうか?

    理由は分らないですが、恐らく(不適切は何もないにも関わらず)私の投稿が削除され、でもそのままでは投稿者(私)にバレてしまうことから、クッキーを使って投稿者(私)だけには見えるようにしていたと言うことなのでしょうか?

    何の落ち度もない私の投稿がなぜ、そのような扱いをされなければならないのでしょう?
    納得がいきませんが、とりあえずバックアップは取ってありますので、再度 投稿いたします。

    ・・・・・・・・・・

    現在進行形で稼働している原発と、すでに停止している原発の危険性が同じだと言うのは、大きな間違いです。
    きわめて単純に考えていただければ、稼働している(核分裂している)・停止している(核分裂していない・冷温停止している)なのですから、危険性に大きな違いがあるのは当然のことです。

    ただ、危険性に違いがあっても、停止することで危険性が0になる訳ではありません。

    ですので、野田さんのいう「おおむね安全」は「停止していれば対応出来る可能性が高い」と受け取るのが妥当ですし、まさに停止するために必要な言葉です。

    逆に「停止していなければ対応出来ず、第2の福島どころでは なくなる可能性もある」と捉えるべきでしょう。(あくまで “おおむね” ですからね)

    停止すれば安全になるわけではありませんし、全原発を廃炉にしても危険性は0にはなりません。地下に埋められた核廃棄物によって汚染されてしまう可能性もあるのですから。

    しかし間違いなく言えることは、停止し廃炉にするのが早ければ早いほど、危険性は それだけ低く保たれるのです。

    だから、一刻でも早く原発を停め、廃炉に持って行こうと訴えるのです。

    とはいえ…新たに発電所を作るのは時間がかかりますし、電力の安定供給に不安を持った企業が海外出て行ってしまい、国内の産業や経済に大きな影を落とす可能性があるのも事実です。

    また、危険なものは原子力だけではありません。あまりにも早急に力任せに脱原発を進めようとして 『相手の言い分を聞かない(聞いてもらえない)→ トラブルを隠すようになる → 大事故が起こっても正しい情報を流しだからない』となっては何の解決にもならないので、私は声を大にして言いたいことがあります。

    「まずは話し合いましょう」

    日本に原発は危険です。危険すぎます。
    だからと言って、色んな考え方や言い分があることでしょう。
    まずは話し合いましょう。相手の言い分に耳を傾けましょう。

    話し合いで決まらなくても良い、相手の言い分に耳を傾ける姿勢を日本人が取れるようになれば、きっと今より良くなるはずです。

    まずは話し合いから始めましょうよ。

    • nanohana says:

      ご投稿ありがとうございます。
      nanohanaの投稿欄はスパムがめっちゃ多い上に、明らかな妨害を意図した物なども多く含まれるため、承認制になっています。
      作業の都合上、承認まで最大2~3日かかる場合もあります。
      承認が済むまでは外部からご覧になることはできませんので、その旨ご了承ください。

      あなたのご投稿は過去2つのものと併せてただいま承認しました。
      これまであなたが、投稿したPCからのみ見えていたとすれば、
      それはクッキーではなく、ブラウザーのキャッシュで投稿時の画面が見えていたのではないかと思われます。

      すべての投稿は承認を受けるまではどこからも見えないようになっています。

      • 青葉由宇 says:

        キャッシュは、まず疑いましたので真っ先に削除しました。
        しかし、画面には現れていました。
        画面から消えたのは、クッキーを削除して初めて消えました。

        あとキャッシュですと、ここに書き込まれた状態で見えることはないはずです。
        私がコメントしてすぐに、このページに書き込まれた状態で画面に現れました。
        しかし、他のPCやスマートフォンからは私のコメントは見る事が出来ませんでした。
        そして前述したように、キャッシュを削除しましたが画面からは消えず、クッキーを削除して初めて消えました。

        この状態から察するのに、私のPCやブラウザの問題ではなく、そちら(nanohanaさん)のサイトの問題ではないかと感じます。

        わざわざ こんなややこしいことをするよりも、一言「承認制ですので、承認されるまでは反映されません」と表記した上で、一切表示しない方がずっと良いと思いますよ。

        あと最後に一言、私はあなたのお友達ではありませんので「めっちゃ多い」という表現はふさわしくないと思います。

        • nanohana says:

          そうですか。
          その状況はよくわかりませんが、お話の通りだとすると、もしかしたら投稿者には承認前にも見えるような設定になっているのかもしれませんね。ご指摘で初めて知りました。

          そのような設定(があるかどうか?定かでありませんが)も含めて、テンプレートをそのまま使用しており、当面これを変更する予定はありません。
          多少ご不自由をおかけするかもしれませんが、そういうものとしてご利用くださるようお願いいたします。

          「承認制です」という表記はたしかにあった方がよいですね。
          表記可能かどうか調べてみます。

          ご指摘、ありがとうございました。

  • えは2 says:

    どうも大飯は野田首相含む政府・経産省が再稼働したくて仕方ないようですね。
    地元議会はOKを出したのであとは町長と知事次第と言う事になりそうです。

    関西広域のリーダーたちはおおむね現状では反対の立場ですから
    実際のところどのような政治判断がされるのか予断を許しません。

    こちらのサイトでは再稼働はなし崩しに原発推進に戻る可能性があるため
    原則認めない立場のようですが、個人的には実に微妙なバランスで
    再稼働するかしないか揺れているように思います。

    原発ムラの利権などは顧みる必要などみじんもありませんが
    原発補助金が予算の半分以上を占める地元の問題
    それなりには電力料金面での負担が増える国民
    切実な中小企業、原発関連国家プロジェクトの行方
    すでに建ててしまった原発の膨大なコスト回収など
    「当面の間は必要悪」との認識も完全に誤りとは言えないと思います。

    原発反対派の意見をくみつつも最低限の再稼働を認め
    当面の難局を乗り切るには「国家・政府として原発は廃止する」と言う確約
    つまり原発廃止法案とセットにすればいいのではと思っています。

    ある程度の猶予期間は設けて確実に原発を廃止する約束をするかわりに
    当面減価償却の終わっていない原発は再稼働させる、が
    軟着陸するベター案ではないでしょうか。

  • 火取虫 says:

    原発が、停止している(核分裂していない)
    と書いて居られる方がいらっしゃいましたが、
    原発停止とは、核反応が抑制されてタービンを回す程の熱量が出なくなった状態
    を指すのであって、核分裂は完全に止まっては居ません。

    原発は核燃料によって水を沸騰させた蒸気でタービンを回す発電です。

    核燃料は一度核反応させたら、核分裂はもう止まらないのです。
    制御棒で核反応を抑える事はできても、災害が起きたら、稼働中であろうとなかろうと
    危険なのです。福島での事実の証拠もあるのに、なぜ停止が安全だと思うのですか?
    核反応していない燃料をプールで冷やす事がなぜ必要だと思いますか?
    核反応が止められないからプールで冷やすのです。

    福島でも定期点検中で停止していて燃料棒が全て原子炉外のプールにあったのにも
    かかわらず、爆発したでしょ。事実の証拠まであるのになぜ信じないの?

    原発の核燃料は中和できないので、一度核反応させたら、使い切ってしまわないと
    安全にはならないのです。「燃料の処分方法がない」のです。

    「停止≠安全」と言う事がなぜ理解できないのでしょうか?なぜ安全なの?
    停止で金を生んでくれない原発の維持費は、電気代、税金の増加でしかないのです。
    今のまま廃炉になって金を生んでくれなくなったら災害が起きた時に対処してくれる
    職員もいなくなる。

    で、原発のタービンを回せなくなるほど劣化した燃料でも人を殺せるほどの
    放射能は出すのです。再処理(燃料の補充はしない)してまた使うしかないのです。
    再処理しても使えないほど劣化してから処分しても自然界レベル=安全になるまでには
    50年もかかるとされているのです。核燃料を使い切るまでの道のりも長いのです。

    すなわち、そんな危険な物を使用して将来の子どもたちに負の遺産を残すものを
    稼働させた事が問題なのに、廃炉にする事ばかり議論して、
    核燃料はどうとでもなるという事を思っておられるのが信じられないです。

    • nanohana says:

      原発は止めても危険性にはかわりがない(!?)というのもよく目にする詭弁ですね。
      よいサンプルをご提供いただきありがとうございます。

      だから運転し続けた方が良いとでも言いたいのでしょうか?

      核分裂が止まるのに長い時間がかかるのならば、少しでも早く止めた方がいいのでは?

      新たな燃料ではなく再処理だと言いたいようですが、どこが違うのか?
      (原発を運転し続けることを前提にしなければ、そもそも必要のない再処理ですが、
      たとえ再処理を行ったと仮定しても、)
      処理済み燃料を原子炉に充填し運転する必要がどこにあるのでしょう?
      意味不明です。
      再処理した燃料を新たに充填し運転すれば、またも手に負えないほど”危険な状態にある”燃料を増やすだけです。
      再処理しようが、しまいが、もう二度と原子炉には戻さず、
      そのまま最終処分するのがもっとも安全なことぐらいは、
      子供にだってわかります。

      矛盾だらけの、でも、よくある詭弁です。
      のみならず、いまさら安全なんて求めても、もう遅いですよ~的な、悪質な開き直りにも聞こえます。

      より安全な方法はいくらでもあるし、
      ないならば探さなければなりません。

      原発を永久停止し、
      廃炉を決め、
      最短期間で燃料プールでの冷却が必要な超高温の状態から脱し、
      それでも冷却はやめられませんから、
      大きなプールにたくさん集めるのはやめて、
      多くの施設に小分けして分散し、
      一カ所の施設が故障なりしても、
      そこには少ない量の燃料しかないので、一気に危険な状態まで加熱することはあり得ないというような、
      考えられる中で最良の”安全”な方法はいくらでもあるはず。
      まずはそういった暫定的な安全の確保が急がれます。

      最終処分の方法は、確立されてないのですから・・・

      そういうことにこそ、
      技術を集め、
      知恵を絞り、
      金を集中して、
      国難とも、自業自得ともいえるこの危機を、
      新しい世界に向かって乗り越えてゆくことこそが、
      日本に突きつけられている課題です。

      すでに日本は歴史の転換点を越えてしまいました。
      もう、後戻りは、望んでもできないと言うことを、
      多くの国民は直感で知っています。
      しかし、欲に目が濁ったムラ人たちはまだ、気がついていないのかもしれません。

      それでも、物事は変化してゆくでしょう。
      世界もそれを固唾をのんで見守っています。

  • 火取虫 says:

    再処理しようが、しまいが、もう二度と原子炉には戻さず、
    そのまま最終処分するのがもっとも安全なことぐらいは、
    子供にだってわかります。

    どうやって、核燃料を安全に処分するのですか?
    人体に有害にならない方法で
    処分できるなら、動かさない方が良いに決まっています。

    処分できないから使い切るしかないと言っているだけです。
    処分方法をこれから見つけるのだとしたら、
    何時になったら見つかるのでしょう?
    それまでは災害が起きたら福島と同じ時なる危険をもつ燃料が減らないのですか?

  • 火取虫 says:

    燃料は使えば減るけれど、使わなければ減りません。
    単純に原発再稼働では燃料補給するでしょうから、危険はなくなりません。

    廃炉を前提に稼働をして燃料切れまで使い切るしかないです。

    今、廃炉にして少しずつ燃料を分散すると言う事は、あなたの住む町も含めて、全国の自治体に最終処分場を
    建設して、しかも放射能が人体に害があるレベルのまま、永久に保存せよ
    頭のいい人が処分方法を研究せよと言う事でしょうか?

    処分方法が見つかるまでに使って燃料を減らした方が良くないですか?

    • nanohana says:

      【燃料は使えば減るけれど、使わなければ減りません。】
      ウソですね。

      使えば半減期2万4000年猛毒のプルトニウムを含む大量の死の灰を生みます。ウランよりあらゆる点でずっと管理が厄介なプルトニウムは、原発の運転によってのみできてしまう。つまり使えばウラン235は減るが、プルトニウム239は増える(というより使わなければプルトニウムは存在しない)

      死の灰は処理方法も確立されていませんが、
      少なくとも数十年はガラスで固めて手元の管理の行き届くところにおいて冷却し続けるしかない。このときの温度は400度超。冷却が止まれば、たちまちガラスが不安定化する600度を超えます。埋めることなどはとうていできません。
      この死の灰はその間近づけば即死するほどの放射能を出し続ける。

      このように核燃料の使用は、一方的なリスクの増加を意味し、どんな場合でもそれを軽減はしません。

      また、再処理工場自体が確立されてない技術であることは周知の事実。
      (再処理工場とは、核燃料の燃え残りに含まれる1%程度のプルトニュウムを回収する技術。巨大な利権を生む「核燃料サイクル計画」の一部分をなし、サイクル計画がなければ必要性もない。(もっとも、核兵器の製造にはかかせないというのがほんとうの存在理由である可能性は高い。)
      この工場自体が、臨界や放射能漏れ、被爆など原子力施設特有の危険をすべてリスクとして抱えている上に、化学処理プラントでもあるので、化学爆発などの化学工場独特のリスクを併せ持つというダブルリスクのきわめて危険な代物。
      実際に最初の再処理工場である東海村施設は爆発炎上したし、現在試運転中の有名な六ヶ所村施設は相次ぐトラブルで、予定をすぎても本格運転に入るめどは立っていない。
      工場内の高濃度溶液は原発のプールと同じように冷却を続けなければわずか2日ほどで沸騰し始めるというとんでもない施設で、
      3.11の地震の時には外部電源を喪失した上で、2台のディーゼル発電機のうち1台が故障停止するというあわや全電源喪失寸前の危機に至るなど、危なっかしいことこの上ない。)

      原発は泊まっていても動いていてもその危険性に変わりはないというような「たわごと」は、もちろん利権筋の人たちによる悪質な世論誘導であり、とうてい見過ごせません。

      「電力が不足する」と同じ類のデマですので、惑わされないように気をつけましょう。

      • 肝沢幅一 says:

        >燃料は使えば減るけれど、使わなければ減りません。

        nanohanaさんの仰るとおりウソですね。
        ウラン燃料を石油を同じにように考えている可能性もありますよ。
        こんな事、まだ言っている人がいるのですね。
        福島第一原発の4号機が、停止していたにも関わらず「爆発」したことが報道された事によって、
        一度点いた原子の火は「人間には止められない」という事実を、知らない人はいなくなったと、
        思っていました。
        もう、これ以上放射性廃棄物を増やさないために、全ての原発を廃炉にするべきです。

        【フクシマの真実と内部被曝】

        【福島第一原発4号機倒壊で首都圏壊滅】

  • 青葉由宇 says:

    んー、火取虫さんが冒頭で私の古い方の投稿を引用されていますが、それはまぁいいんですけどね、その後で…
    >「停止≠安全」と言う事がなぜ理解できないのでしょうか?なぜ安全なの?
    …と書かれていますが、これも私に対して言われているのでしょうか?
    流れからするとそう感じます。

    私は一言も「停止=安全」なんて書いてませんよ。
    誤解されるような書き方もしていないはずですが。

    そのことだけは言わせていただきます。

    まぁ、ここであれこれ言っても何かが変わる訳ではないし、「原発利権の元を辿れば坂本龍馬にまで至る」などのことも書かれているHPで、ちょっと受け入れがたい面もありますので、もう来ないようにはしようと思っていますけど、私が「停止=安全」と書いていると思われるのは心外ですので、訂正させていただきます。

  • 客観者 says:

    原子力発電所はきわめて危険な施設です。これに代わるエネルギー設備が望まれます。しかし、今すべての原発が再稼働しないままであれば日本経済は破綻します。すでに立地地域では原電産業に直接かかわる事業者はもとより、宿泊設備、飲食業、コンビニ、ガソリンスタンド、ガス販売店、自動車整備工場などを中心に、さらにこれらの事業を取り巻く事業者に相当な影響が出てきています。金融機関や自治体の財政にも大きく影響します。原発立地県は一つ二つではありませんので、地方が崩れれば当然連鎖的に日本全国に波及します。一旦はある程度の再稼働を行い、同時に新エネルギーの開発・建設に取り組むことが望まれるのではないでしょうか。

  • 鹿児島 says:

    緊急証言 菅前総理元政策秘書が明かす邸対応①②



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