地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
Header

お住まいの地域の情報をお寄せください

状況は日々変化しています。

各地の現況をコメント欄にお願いします。

- * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * -

環境省が10月に行った岩手と宮城のがれき受け入れ調査に対し、受け入れを拒否する自治体が続く。
一方、受け入れを要請している環境省は、抗議の殺到を恐れ、受け入れ表明の自治体を公表しない方針。このこと自体非常に問題。受け入れ都道府県、市区町村もこれ幸いと情報を公開しない可能性がある。注意が必要だ。
環境省の調査は被災した岩手、宮城、福島の東北3県と沖縄県を除く都道府県を対象に行われた。福島県のがれきは県内処理を基本としており、宮城、岩手のがれきが対象。

1月4日の報道では環境省の受け入れ要請に無回答を貫いているのは九州、四国全域・山口・鳥取・岡山・兵庫・和歌山・奈良・三重・滋賀・福井・愛知・岐阜・茨城・栃木の24県

一方受け入れを決定、もしくは積極的に検討している自治体があるのは、島根・広島・大阪・京都・石川・富山・静岡・長野・山梨・神奈川・東京・埼玉・千葉・群馬・新潟・山形・秋田・青森・北海道の19都道府県
(県が中心になっているところと、市町村が独自に動いているところとがあります)


地図作成はさん 2012.1.24現在

(続きを読む…)

 

下野新聞 2012.1.18

 県内の林業関係者が、放射性物質に汚染された樹皮の処理に頭を悩ませている。製材の過程で出る樹皮は、リサイクルできないまま製材所などに滞留した状態が続いており、長引けば木材生産や流通に影響が出かねない。県は2011年度12月補正予算に緊急処理対策費として5400万円を計上したが、一時的な対応にすぎず、国からも抜本的な解決策は示されていない。県森林組合連合会は国が対応方針を示し費用負担することなどを訴えている。
(続きを読む…)

 

震災がれき 受け入れ表明は熊取町のみ 独自指針策定の大阪府
産経新聞 2012.1.15

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れをめぐり、昨年末に西日本で初めて独自の受け入れ指針を策定した大阪府の43市町村のうち、明確に受け入れの意向を示しているのは熊取町1町にとどまり、約8割の35市町村は、放射性物質への懸念などから受け入れに消極的なことが15日、産経新聞の調査で分かった。

 大阪府の指針では、1キロあたりの放射性セシウム濃度について、可燃性廃棄物は100ベクレル以下(国基準240~480ベクレル)、焼却灰は2千ベクレル(同8千ベクレル)と国基準より厳格に規定。松井一郎知事は「理解が得られるよう(市町村を)説得したい」としているが、実際の受け入れは極めて困難な実情が浮かび上がった。
(続きを読む…)

 

震災がれきを受け入れ 輪島市
富山新聞 2012.1.17

 輪島市は16日までに、東日本大震災で発生した「震災がれき」を石川県内の自治体として初めて受け入れる方針を固めた。同市美谷町の一般廃棄物処理施設「輪島クリーンセンター」での受け入れを想定し、23~25日に宮城県に職員を派遣して引き受け可能ながれきを調べる。既に同センター周辺の住民に受け入れの意向を伝えたが、現時点では容認と反対の声が交錯しており、受け入れる量や日程が決まるまでには曲折も予想される。
(続きを読む…)

 

新聞 2012.1.2011.12.

 細野豪志環境相兼原発事故担当相は、東日本大震災から10カ月となるのを前に、河北新報社のインタビューに応じた。福島第1原発事故で発生した汚染土などを搬入するため、福島県双葉郡に設置要請した中間貯蔵施設を最終処分地にしないとの方針について、「(確約を担保するには)何らかの措置が必要。大事なのは政権が代わっても方針が継続されること」と述べ、法令化や閣議決定などでの明文化を検討する考えを示唆した。
(続きを読む…)

 

togetter 2012.1.6

この問題では『がれき』を、「津波がれき(早川由紀夫先生が命名)」と、低汚染地域でも問題となる「放射能ゴミ」と分けて考える必要があるようです。後半 に西岡さんのTw、環境省委員会資料、サリー処理水から検出されたトリチウム(小出先生の測定研究、山崎さんのまとめ)、陸前高田市長の提案、森口先生と の対話、バグフィルタ破損事故(2件)や灰溶融炉爆発事故(4件)のまとめ、などを補足しています。
by Todaidon

(続きを読む…)

 

東京新聞 2012.1.5

 原発から出る使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」事業に、この四十五年間で少なくとも十兆円が投じられたことが本紙の調べで分かった。税金や電気料金として支払ったお金が、関連施設の建設費や研究費に使われてきたが、事業が軌道に乗るめどは立っていない。計画の延期を繰り返しても、国策として進めてきたことから費用が膨れ上がった。国は総費用を集計していない。 

 福島第一原発事故を受け、政府はエネルギー・環境会議でエネルギー政策の見直しを進めている。今夏、方向性を決める予定だが、今後も膨大な費用が見込まれる核燃料サイクルを続けるのかどうかが大きな焦点だ。
(続きを読む…)

 

新井哉の危機管理・国民保護ブログ 2011.12. 30

「汚染がれき」焼却、清掃工場から放射性物質を放出か

宮城県女川町の「汚染がれき」を東京都が受け入れた問題で、品川、大田の両清掃工場での試験焼却後、敷地境界の一部で空間放射線量が上昇したことが判明。さらに環境省の一般廃棄物焼却施設における排ガスのモニタリング結果で、福島県内2ヵ所の焼却施設の排ガスから放射性セシウムが検出していたことが明らかになった。「放射性廃棄物」を処理することを想定していない清掃工場等での焼却は、大気中に放射性物質を大量に放出する可能性があり、子供たちや周辺住民が被曝の危機に直面している。
  (続きを読む…)

 

東京新聞 2011.12.30

 日米両政府が、東日本大震災で太平洋に流出した大量のがれきによる海洋汚染や、米国漂着時の処理をめぐり、年明けから本格的な協議に着手することが二十九日分かった。複数の日米両政府関係者が明らかにした。
(続きを読む…)

 

東京新聞 2011.12.29

福島の汚泥、2万1千トン 基準以下でも行き場なく


 大型テントの中に保管されている下水汚泥の袋=22日、福島県国見町の県北浄化センター

東京電力福島第1原発事故の影響で、焼却、埋め立て処分や、セメントなどへの再利用ができずに下水処理場に保管されている福島県内の汚泥が、約2万1千トンに上ることが、29日分かった。処理場に保管中の汚泥は今月2日時点で全国13都県に計約7万8千トンあるが、約4分の1を福島県が占めている。

 国の基準では汚泥や、その焼却灰の放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下であれば、一般廃棄物と同様に自治体で埋め立てが可能。福島市の処理場で5月、最大44万6千ベクレルのセシウムが検出されたが、現在では処分可能なレベルまで濃度が下がっている。
(共同)

この記事は
東京新聞

 

2011.12.28

 

ガレキの問題の話で、肝心要の宮城県がどれだけ汚染しているのか認識が薄いことが分かりました。僕や放射能防御プロジェクトが協力して、宮城県内で37箇所の地点を土壌調査しました。福島県側に近い相当な汚染地域はふくまれていません。それ以外に限定した宮城の土壌汚染です。それでも、かなりやられています。こうした汚染があるエリアから、どのくらいのガレキがくる可能性があるのか、じっくりと考えてください。

宮城県37箇所(県南の高濃度地域含まず)のセシウム合算の平均は およそ921Bq/kg

このうち仙台市内12箇所のセシウム合算の平均はおよそ479Bq/kg

仙台市内はフォールアウトがあった日、市街地に雪が降らなかったのが、県内に比較して、低い原因ではないのかと推測しています。(周辺は降ったそうです。) もちろんこれでキエフ並みの数字ですが。
(続きを読む…)

 

中日新聞 2011.12.29

 東日本大震災の被災地で発生したがれきなどの受け入れ先確保が進んでいない問題に関連し、阿部守一知事は28日、「国から十分に理解できる説明がなされていない」と述べ、現時点では県内への受け入れを拒否する意向を明らかにした。

 阿部知事は県議会9月定例会で「国が埋め立て可能とする放射性セシウム濃度1キロ当たり8000ベクレル以下の廃棄物であれば、受け入れもやむを得ない」としていたが、姿勢を転換した。
(続きを読む…)

 

NHK 2011.12.27

東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、青森県内にある原子力施設で行われた安全対策について、三村知事は、内容が妥当だとする考えを示し、これを受けて、使用済み核燃料の再処理工場は、試運転が来月にもおよそ3年ぶりに再開される見通しとなりました。
(続きを読む…)

 

 

産経新聞 2011.12.25

 「東日本大震災のごみには、放射能によるものと津波で出たものがある。われわれが手伝おうとしているのは、いわゆる可燃物です」。県内全市町に震災がれきの受け入れを要請した川勝平太知事は21日、受け入れるのは「普通のごみ」だと強調した。

 しかし、これまでに要請に応じて受け入れを表明したのは島田市のみ。しかも当の島田市では、放射能の影響を心配する住民らが反対運動を展開するなど困惑も広がっているだけに、なかなか後に続く自治体が現れない。

 確かに、川勝知事が受け入れを求めたのは、国が「放射線量は極めて低いレベル」と説明する福島第1原発から200キロ以上離れた岩手県内のがれきであり、知事は「通常のごみの規模が拡大しただけなので、正確に住民に知らせ、協力を求めてほしい」と改めて呼びかけた。

産経新聞 2011.12.25

 

東京新聞 2011.12.25

 環境省は25日、東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染された福島県内のコンクリートがれきなど災害廃棄物について、道路や鉄道の線路、防潮堤などの建設資材として再利用する際の基準をまとめた。放射性セシウムの平均濃度が1キログラム当たり3千ベクレルまでなら、アスファルトや砂利、コンクリートなど別の資材を表面から30センチの厚さでかぶせることを条件に、再利用が可能とした。福島県の要請を受けた環境省が同日の有識者検討会に提示、了承された。
(共同)

東京新聞 2011.12.25

 

webDICE 骰子の眼 2011.12.24

「日本の原発への対処が世界中に大きなインスピレーションを与えるでしょう」と提言

『100,000年後の安全』のマイケル・マドセン監督

3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故の後の4月2日アップリンクで緊急公開されたドキュメンタリー『100,000年後の安全』。 フィンランドの高レベル放射性廃棄物を100,000年の間保管する地層処分場「オンカロ」を描き、核のゴミの問題を問いかけた今作の12月23日の DVDリリースにあわせマイケル・マドセン監督が来日。4泊5日という滞在期間の間連日多くのメディアからの取材に応えた。また12月21日にはオーディ トリウム渋谷の上映会に参加し、観客とのQ&Aに参加し、被災地における悲しみや現在の社会の空気に同調するのではなく、もっと根本を見つめなけ ればいけない、と日本の人々に提言した。
(続きを読む…)

 

MERXより 2011.12.24

[山形県]
吉村知事「リスクを少しずつ抱えてはどうか」
吉村美栄子知事にいたっては、11月の全国知事会議(この時点で既にがれきを受け入れている)で、
「47人の知事で少しずつリスクを抱えてはどうか。受け入れを検討いただきたい」
と延べ、がれき受け入れにリスクがあること認識しながら、受け入れていることを認めている。

詳細はこちらで MERX

 

東京新聞 2011.12.22


袋に詰めて施設内で保管されている焼却灰=16日、大田原市の広域クリーンセンター大田原で

 二段、三段と積み上がった袋詰めの焼却灰を見上げて、担当者は戸惑った表情を浮かべた。「対応が後手後手というか、国から長期的な指示もない。その場しのぎでしかない」

 放射線がもたらした影響は、コメや野菜だけではない。廃棄物からも高濃度の放射性物質が検出され、行き場をなくした。
(続きを読む…)

 

MERX 2011.12.18

フジテレビの新報道2001で細野豪志・原発相兼環境相が瓦礫問題について、
「瓦礫の受け入れのお願いは水面下でやってる。表立ってやると反発がくるから。」
とコメント。
避難区域の見直し問題について、
「帰還に向けたロードマップ」構想を語り、帰還を進める意向を示した。


報道2001 細野原発相「瓦礫の受け入れのお願いは水面下でやってる。表立ってやると反発がくるから。」 つまり、国民に知らせずにこっそり進めるってことか。


新報道2001(フジテレビ):細野大臣、「水面下で各自治体の首長を個別に呼んで、瓦礫受入れの説得をしている。OPENにすれば、自治体に反対運動が押しかけて身動きが取れなくなる」と、具体的な基準提示抜きで強行突破を試みてると明言。


フジ報道2001。平野復興担当相、細野原発担当相らが出演し、住民帰還に向けた幻想を語り始めた。細野大臣が「帰還に向けたロードマップ」を語れば、司会者は「細野大臣はこれまで無休で精力的に取り組んできた」と褒めちぎる。さすがはフジだ。

 

Bad Behavior has blocked 2797 access attempts in the last 7 days.