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東電は濃度が濃いと小さい単位で発表する。汚い
普通は5億2000万ベクレル/kgというところを
52万ベクレル/c㎥って・・

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高濃度の汚染水漏れる
47NEWS 2012.1.21

 東京電力は21日、福島第1原発2号機タービン建屋地下にたまっていた高濃度の汚染水を移送する際、配管のつなぎ目付近から少なくとも2リットルの汚染水が漏れたと発表した。海への流出はなく、原子炉への注水にも影響がないとしている。

 東電によると、汚染水は直近の数値でセシウム134が1立方センチ当たり22万ベクレル、セシウム137が同30万ベクレルと高い濃度だという。現在、汚染水の正確な量や漏えい箇所の状況を確認している。

 作業員が21日午前7時ごろ、4号機のタービン建屋内で配管付近から漏えいしているのを発見。移送のポンプを止めたところ漏れも止まったという。

  (共同通信)

この記事は 47NEWS

 

これって合計で8兆1000億ベクレル。
コンクリートなんて必ず水もるし、周りに染み出てないわけがない。
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500トンの高濃度汚染水がたまる
NHK 2012.1.20
東京電力福島第一原子力発電所で2号機の近くにある「ピット」と呼ばれる地下の立て坑で、これまでの地下の施設の調査で最も高い濃度の汚染水、およそ500トンがたまっているのが見つかりました。東京電力は、見つかった汚染水が海へ流れ出た可能性は低いとしています。

福島第一原発では、先月18日、高濃度の汚染水を保管する施設にある地下のトンネルで、たまっている汚染水が見つかり、東京電力は、国の指示を受けて敷地内の地下の施設に汚染水がたまっていないか今月から調査を行っています。その結果、19日、2号機の近くで、海水をくみ上げるポンプの弁が置かれている「ピット」と呼ばれる地下の立て坑で、汚染水およそ500トンがたまっているのが見つかりました。汚染水を分析した結果、1立方センチメートル当たり放射性セシウムが1万6200ベクレル含まれ、今月からの調査で放射性物質の濃度が最も高いということです。また、3号機の同じ地下の立て坑からも、放射性セシウムが1立方センチメートル当たり860ベクレル含まれる汚染水およそ600トンが見つかったということです。東京電力は、2号機と3号機の近くの海水で放射性物質の濃度に変化がないことなどから、海へ流れ出た可能性は低いとしていて、今後、水がたまった原因などを調べることにしています。

この記事は NHK

 

タイトルにも書いたが、原発施設、原子炉格納容器、圧力容器の大きさについての認識が不足しているようなので説明しておこうと思う。

まずは、こちらの図を見ていただきたい。

福島第一原発 3号機建屋の大きさの比較

3号機の建屋とゴジラの比較だが、まあほぼ同じ大きさと言っていいだろう。
内部にある格納容器(おなじみに電球のような形)は奈良の大仏の約2倍、その中にある圧力容器(ここに核燃料集合体がびっしり入っているわけだが)の横幅は、ほぼ市営バスの横幅約10メートルに相当する。

格納容器の簡易イラスト
よくニュースで右図のような、かわいい感じの格納容器のイラストをテレビや新聞の報道で見かけるのだが、こんなかわいいものでは決してない。
格納容器は高さ48メートル、上部直径10メートル、一番ふくらんでいる下部直径25メートルである。
とにかく、とても巨大な建造物なのだ。

 

福島原発2号機の圧力容器内に内視鏡が入った。


日経新聞


福島第1原発2号機の原子炉格納容器内壁は、高温多湿な環境に長期間さらされた影響で、表面の塗装がうろこ状に浮き上がり、その右側には作業用の足場が見える。強い放射線のために、画像は小さな斑点が多数発生している=東京電力提供 毎日新聞

格納容器につながる貫通口から内視鏡を入れ、内部を約30分間撮影。配管や内壁の様子は確認できたが、東電が容器の底に深さ約4・5メートルたまっているとしていた水は、底から4メートルの位置でも見えなかった。 東電は水はそれより下に「あるとみられる」と主張を変えた。
内視鏡は10メートルもあるのに、なぜ水面が見えるところまで下ろさなかったのかは不明だ。

また溶けてどこにあるのかわからない燃料も見当たらなかった。

まあ、発表者がずっとウソだったりクソだったりする方たちなので、いつものように真相はさっぱりわからない。

保安院は、内視鏡の画像は、湯気によるとみられる水滴や放射線によるノイズで不鮮明で、水面は確認できなかったと言っているようだが、写真を見る限り確かに鮮明ではないが、水面がわからないほどではなく、それが確認できないのは鮮明さのせいではなくて、そこに水がないからだろう。
新聞各社が皆書いていることからも、湯気と放射線のノイズは執拗に強調されたのだろうとわかる。

保安院のいままでの実績から考えると、言い訳じみた説明の裏には何かが隠されていると考えるのが妥当かもしれない。

東電は、格納容器内の圧力値から水位は約4.5メートルあると推定していたらしいが、そこに水がなかったのは「推定に用いた圧力値が正しくないのが原因だろう。予想より(格納容器から外への) 水漏れが激しいということではない」と聞かれもしないことを先回りして言い訳しており、予想以上の水漏れの激しさに動揺したのかもしれない。

いつもながらの東電らしい言い訳がましいすっきりしない語り口で、多くの疑問を残した。
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2012.1.19

去年12月10日以降に撮られた動画から、4号機の海側の状態を知ることができます。
福島第一原発事故関連の記事が多数エントリーされている、まとめサイト
SimplyInfoから。

福島第一原発の最新の画像
2012年1月16日アップ

以下の画像は、2011年末のものであるようです。

4号機のようですが、上側のコーナー部分は、そのまま残されていました。が、結局、これも取り壊されました。

これらのイメージは、NHKのビデオから取ったようです。
(このイメージを見つけてくれたMary Wに多謝)

以下、各写真の注釈。

写真①は、4号機の北東(海側の3号機建屋側:使用済み燃料プールからは離れてはいるが…)のコーナー部分です。
赤丸を付けた箇所は、建屋の躯体に断裂ができていることを示しています。

垂直の緑の線は、建屋のどの部分から垂直方向と角度を付けているか(傾いているか)を示しています。

この角度から写した別の写真を見ないと、4号機建屋の後部のほうが、もっと歪んでいるのかどうかは分かりません。
建屋の後方に見えるベントタワー(写真の右端の白い煙突のようなもの)に、錆(さび)が出始めています。

取り出された画像は、拡大されています。
以下の画像を使用する場合には、適当なところにウォーターマーク(SimplyInfo.org sと花のマーク)を入れておいてください。
(著作権保護のため:もともとNHK動画のキャプチャーですが、この記事の制作者が、そう望んでいます)

写真①

これは4号機建屋の後方(海側)を拡大したものです。
原発の海側から見た場合、建屋の上側面が、剥がれ落ちそうになっている様子を見ることができます。
(他のところで使用する場合は、著作権を示すウォーターマークを入れたままにしておいてください)
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格納容器に初めて内視鏡 テレ朝news 2012.1.19

格納容器内、水面見えず=湯気や放射線で不鮮明-2号機内視鏡調査・福島第1原発
時事通信 2012.1.19

 経済産業省原子力安全・保安院は19日、東京電力が同日午前、福島第1原発2号機の格納容器内を工業用内視鏡で調査したが、格納容器内にたまった水面は確認できなかったと発表した。
 事故後、1~3号機の格納容器内の様子を直接確認するのは初めて。
 保安院によると、内視鏡の画像は、湯気によるとみられる水滴や放射線によるノイズで不鮮明で、水面は確認できなかったが、内視鏡の近くにある配管類などは確認できた。直接測定した格納容器内の温度は40度台で、既設の温度計による測定値と大きな違いはなかった。(2012/01/19-17:08)

この記事は 時事通信

 

一部海に流出、汚染水濃度は366万倍
TBSニュース 2012.1.17

 去年12月、東京電力・福島第一原発の汚染水処理施設から海に汚染水が流出した問題で、東京電力は漏れた水の放射性物質の濃度は最も高いもので法律で定められた366万倍に上るという分析結果を発表しました。
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ニコニコニュース 2012.1.15

新閣僚会​見での平野文科相

平野博文文部科学相は2012年1月13日、官邸で行われた大臣就任後の初会見で、東京電力福島第1原発事故を受けて文部科学省が実施している一 連の放射線モニタリングについて、「放射線は目に見えないものなので、もう少し情報開示をしていくことが基本だ」と語った。また、12年度から文部科学省 より環境省の外局として新設する原子力安全庁(仮称)に移管される「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」についても言及。 「SPEEDIの移管も含めて、より国民が安心できる状態の環境をつくるための情報提供のあり方も含めて対応する」との考えを明らかにした。
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福島の人たちは1kmでも遠くに避難すべき
2012.1.9

佐藤知事がやったことといえば、避難させるどころか、SPEEDI情報を隠し、赤ちゃんまで大量被曝させ、「日本のメンゲレ博士」、こと「世界のヤマシタ」を長崎大学から呼び寄せて、「被曝安全神話」を福島県民に吹き込ませてマインド・コントロールしたことだけ。
そして、今でも、それをやっている。

一方の福島県庁は県庁で、全国から集まった義捐金のうちから、
世間では、これを「裏金」と言う。

全国の支援者の思いを裏切るような行為を平気でやる福島県庁。
もはや、福島県はモラル・ハザードを起こしている。

知事の佐藤雄平の指示によるものか、少なくとも、このことを佐藤は了承したはずです。

しかし、さすがに7号機、8号機の建設は断念したようだ。ゼニゲバ知事も、とうとう運が尽きたか。

福島県の一部の心無い人たちよ、私に「福島の野菜を食わない東京人は人間のクズだ」とか、「福島から逃げろ、などと言うヤツは政治家と同じバカヤーロー だ」とか、つまらないメールを送ってウップン晴らしなどやっていないで、福島のために運動している多くの人たちのことを考えてみればいい。
(管理人は、こうした人間たちの住んでいる場所、職業、人によっては氏名まで特定しています。想像で「福島」と書いているのではありません)
その人たちも被曝者であり、一部の人は被災者なのだ。それでも福島を助けたいと思っている。

福島県の人々は、こんな人間を県知事に選んだ自分自身の来し方を考え、日本だけでなく世界中の罪もない子供たちまで被曝させている現状に少しでも思い至って欲しい。
自分たちこそが被害者で、他はすべて俺たちを見捨てている、というのでは、やがて世界からの同情の声も消えていくだろう。

結局のところ、国でもなく、佐藤雄平でもなく、自分たちに根本的な原因があることを悟らなければ、福島の復興など未来永劫にわたってありえない。
それこそ、琉球大学の矢ヶ崎教授が心配しているように「棄民措置」を取られてしまうのだ。

近いうちに、大きなことが起こるかも知れない。

4号機建屋の使用済み燃料プール下のコンクリートが剥がれて、下にドス-ン、ドスーンと落ちている、という東電関係者の話を聞いたという人からの情報も来ている。
あと一ヶ月もつかどうか、という。
(確認は取れていません。しかし、東電は絶対に、このような情報は隠すはずですから確認が取れるはずがありません。万一のために敢えて、ここに、この情報を出した次第です。尾ひれをつけて「拡散~」とやらないように願います)
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47NEWS 2012.1.13

 東京電力は12日、福島第1原発3号機近くの電源ケーブルを引き込むための地下道で、放射性物質の濃度が比較的高い汚染水約300トンが新たに見つかったと発表した。1号機付近の地下道でも水たまりが見つかったが地下水に近い濃度で、量などを調べている。

 東電は津波による海水や雨水、地下水がたまったとみているが、3号機付近の水たまりには放射性セシウムが1立方センチ当たり49~69ベクレル含まれていた。東電は「(建屋地下にたまった)高濃度汚染水が混ざった可能性もあり、流入経路を調べる」としている。
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原子炉温度計の数値が上昇 福島2号機、計器不良か


47NEWS 2012.1.13

 東京電力は13日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部近くにある温度計の一つで、数値が上昇し100度を超えたと発表した。付近の温度計は40~50度で安定しているため、計器不良とみている。

 東電によると、数値が上がったのは、制御棒を動かすための装置が入った管に取り付けられた温度計。12日午後5時に48・4度だった温度が、同日午後11時に102・3度と急上昇、13日午前5時には116・4度を示した。

 冷温停止状態の基準となる圧力容器底部を計測する温度計は48度台で安定。東電は、溶けた燃料が動いたり、再臨界が起きたりした可能性は低いとしている。
2012/01/13 12:35 【共同通信】

この記事は 47NEWS

 


廃塩水タンクから水漏れ=ボルトの緩みか-福島第1原発

時事通信 2012.1.10

 東京電力福島第1原発事故で、東電は10日、高濃度汚染水処理後の廃塩水貯蔵タンクから、放射性物質を含む水約10リットルが漏れたと発表した。水はタンク周辺のコンクリート上にたまっており、土壌への浸透はないとしている。
 経済産業省原子力安全・保安院は同日、東電に対し、タンク周辺のパトロールの強化と水漏れ原因の究明、再発防止策の策定を指示した。
 東電によると、10日午前10時半ごろ、巡回中の同社社員が貯蔵タンク下部のゴム製パッキン付近から水が漏れているのを発見。タンク本体と基礎部分をつなぐボルトを締め付けたところ、午後0時半ごろ水漏れは止まった。
 漏れた水には、微量の放射性セシウムのほか、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1立方センチ当たり50万ベクレル含まれていた。(2012/01/10-20:32)

この記事は 時事通信

 

SankeiBiz 2012.1.7

小さな穴があき、中の水が漏れだしているホース(東京電力提供)


上のホースは膨れ、表面に亀裂が生じた。下は正常な状態のホース(東京電力提供)

「収束」が宣言され、安定したはずの福島第1原発で、汚染水を浄化して原子炉冷却に使う「循環注水冷却システム」のトラブルが相次いでいる。厳冬期を迎えホース内の汚染水の凍結が懸念されたり、劣化したりといった新たな問題が生じている。
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ゆかしメディア 2012.1.5

福島第一原発4号機建屋(東京電力提供、9月)

 文部科学省が発表した福島市内の「定時降下物環境放射能測定結果」によると、同市内で検出されたセシウム134、137の値が異常に上昇していることがわかった。

 1月4日午後2時時点の測定結果によると、福島市内で1月2日午前9時~1月3日午前9時までは、セシウム134が180MB(メガベクレル)/平方キロ、セシウム137が252MB/平方キロとなった。
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朝日ニュースター 2012.1.1

<出演>おしどり♀マコリーヌ(芸人)     今西憲之(ジャーナリスト)     柿沢未途(みんなの党衆議院議員)
<司会>上杉隆

 

ゆかしメディア  2012.1.2

東電福島第一タンクの水低下は元日の地震が原因

 東京電力福島第一原発4号機で、燃料プールの横のタンクの水位が異常な速さで低下していることを確認した件で、原因は元日の地震によって収納スペースの原子炉ウェルと、プールの間の隙間に変化が生じたために水位が低下したと発表した。
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47NEWS 2012.1.2

プール冷却の配管で漏れか 福島第1原発4号機

 東京電力は1日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの循環冷却に使っている配管から水漏れが起きている可能性があると発表した。プールの水位に変化はなく冷却を続けている。

 プールからあふれた水がたまる「スキマーサージタンク」の水位が、同日午後2~5時に毎時約8センチ下がった。これまでも主に自然蒸発で水位は下がっていたが、毎時1・7センチ程度だった。

 水は、このタンクから配管を通って熱や不純物が取り除かれ、再びプールに戻る。東電は、配管の接続箇所などで漏れが起きたとみて原因を調査している。

この記事は
47NEWS
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webDICE 骰子の眼 2011.12.24

「日本の原発への対処が世界中に大きなインスピレーションを与えるでしょう」と提言

『100,000年後の安全』のマイケル・マドセン監督

3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故の後の4月2日アップリンクで緊急公開されたドキュメンタリー『100,000年後の安全』。 フィンランドの高レベル放射性廃棄物を100,000年の間保管する地層処分場「オンカロ」を描き、核のゴミの問題を問いかけた今作の12月23日の DVDリリースにあわせマイケル・マドセン監督が来日。4泊5日という滞在期間の間連日多くのメディアからの取材に応えた。また12月21日にはオーディ トリウム渋谷の上映会に参加し、観客とのQ&Aに参加し、被災地における悲しみや現在の社会の空気に同調するのではなく、もっと根本を見つめなけ ればいけない、と日本の人々に提言した。
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 2011.12.22

 政府は今月、東京電力福島第1原発を「冷温停止状態」と判断し、事故の収束を宣言した。だが冷温停止状態という言葉は曖昧なうえ、政府が「完了」を主張する「工程表」の中身は過去、7回も書き換えられている。国際社会に早期収束をアピールするため、「自作自演」で幕引きを図った姿勢が透けて見える。

 事故から9カ月が経過した。当時の危機的状況を検証してみよう。
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SciencePortal 2011.12.7
オピニオン
科学ジャーナリスト 倉澤 治雄 氏


およそ「安全対策」は「これでいい」と思った瞬間が事故の始まりです。「安全」とはそういうものです。有名な「ハインリッヒの法則」によると、1件の大事故の周辺には29件の「大事故につながりかねない事故」があり、その周辺には300件の「ヒヤリ・ハット」があるといいます。今回の事故を招いた背景には、「事故」を「事象」や「不具合」と言いくるめてきた原子力産業界のまやかしがあります。

12月2日、東京電力は「福島原子力事故調査報告書」(以下「東電中間報告書」)を発表しましたが、その内容を一読すると、すべては「責任逃れ」のために書かれたとしか思いません。
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