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ダイヤモンド・オンライン

【第547回】 2011年12月12日  週刊ダイヤモンド編集部

小売り店からは「ステップ」が撤去され、明治からのおわびの文が張られた(都内ドラッグストア)

 明治の粉ミルク「ステップ」から、1キログラム当たり最大で30.8ベクレルの放射性セシウムが検出された。福島第1原子力発電所事故直後の3月14日から20日のあいだに、埼玉県春日部市の工場で生産された製品からの検出で、明治は対象製品40万缶を無償交換することを決めた。

 対象製品から検出されたセシウムは、国が定めた乳製品の暫定規制値の1キログラム当たり200ベクレル、乳児用ミルクに使う製品の同100ベクレルをも下回る。だが、当該製品はすでに多くが消費されてしまっており、乳児を持つ母親への心理的なダメージは大きい。

 問題点は二つある。
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 2011.12.10

乾燥シイタケに放射性セシウム 規制値超、自主回収 /大阪

 府は9日、府内のスーパーなどで販売されていた乾燥シイタケから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。既に自主回収を実施している。
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2011.11.16

測定結果報告1 【牛乳について】

【牛乳について】

まず、日本と世界の基準値を比較して下さい。
その上で、「危険か」「大丈夫か」は、各ご家庭で判断して下さい。

日本の暫定基準値 200ベクレル/kg
ウクライナ(チェルノブイリ被災地)の基準値 100ベクレル/kg
WHO(世界保健機関)の基準値 10ベクレル/kg
ドイツ放射線防護協会が提言する数値 子供4ベクレル/kg 大人8ベクレル/kg

注意・・・全て牛乳(乳飲料)の基準値です。他の食品は異なります。

上記の通り、現在の日本の牛乳の基準値は200ベクレル/kgですので、
199ベクレル/kg以下の牛乳は市場に出回っていてもよいということになります。
下記、今までの牛乳の測定結果です。
勿論、セシウムの検出されない牛乳もありますが、
今回は身近にセシウム入りの牛乳は売られているということを知って頂く為、
セシウムの検出があった商品を中心に報告致します。

商品名: 明治おいしい牛乳
製造者: ㈱明治 東京都江東区新砂1-2-10
購入先: 福島県安達郡大玉村 プラント5大玉店
測定結果: 全セシウム 26ベクレル/kg

商品名: メグミルク牛乳
製造者: みちのくミルク㈱本社工場 宮城県大崎市岩出山下野目字八幡前60-1
購入先: 福島県安達郡大玉村 プラント5大玉店
測定結果: 全セシウム 39ベクレル/kg

商品名: 森永牛乳(宅配専用の180ml瓶)
製造者: 東北森永乳業㈱仙台工場 宮城県仙台市宮城野区港1丁目1番地9
購入先: 福島県二本松市 ヨークベニマル二本松インター店
測定結果: 全セシウム 18ベクレル/kg

商品名: まきばの空
製造者: 東北森永乳業㈱仙台工場 宮城県仙台市宮城野区港1丁目1番地9
購入先: 福島県二本松市 ヨークベニマル二本松インター店
測定結果: 全セシウム 15ベクレル/kg

商品名: 毎日の食卓3.6牛乳(セブン&アイ)
製造者: みちのくミルク㈱本社工場 宮城県大崎市岩出山下野目字八幡前60-1
購入先: 福島県二本松市根崎1丁目7-1 二本松竹根通りセブンイレブン
測定結果: 全セシウム 38ベクレル/kg
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47NEWS 2011.12.9

放射性セシウムが検出された粉ミルク「明治ステップ」

 明治(東京)の粉ミルクから放射性セシウムが検出された問題で、11月中旬にセシウム混入の情報が3件同社に寄せられていたのに、約2週間にわたり放置し、詳しい検査に乗り出さなかったことが9日、分かった。

 明治は12月になって、市民団体の通報と共同通信の取材をきっかけに製品の詳細検査を始めた。
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残念ながら沖縄菜園は事業を終了しています。

 

nanohanaではこれまでキノコの汚染にかかわる情報を発信し続けてきました。
キノコはセシウムを高度に濃縮して、たいへん高い値の汚染が見つかる代表的な作物だからです。

とくにキノコのみならず、その”畑”ともいえる原木や菌床の流通状況にも注目していました。
福島県は原木・菌床用おが粉ともに全国1位の生産地で、それらは日本各地に広く流通しているのです。
8月初頭、徳島県の第3セクターが福島県から取り寄せた菌床からセシウムが検出され、汚染原木・菌床の流通実態が始めて知られ、衝撃が走りましたが、それまで(~8月12日)の間、福島県産の原木・菌床は何の規制もなく自由に流通していました。
また茨城、群馬など、福島県以外の汚染地域産の汚染原木は、8月12日以降も規制なしにずっと流通し続けています。
このときまでに流通した原木がどこにどのくらい渡っていたのかはほとんどわかっていません。

10月6日に林野庁は汚染原木の基準値を150ベクレルと定め、止めていた福島産の原木流通を解禁しました。キノコはセシウムを3倍に濃縮するということで、150ベクレルの原木からは450ベクレル程度の毒キノコが育つことになります。

こうして、キノコに関する限り、その”畑”とも言うべき原木などを流通させてしまっているので、全国どこからでも汚染キノコが出荷される可能性があり、もはや産地で安全性を判断することが不可能になってしまいました。

そしてついに、青森県から福島産の汚染原木が見つかりました。
やはり汚染原木は流通していたのです。
しかも3790ベクレルという激しい汚染です。
この原木からは計算上は11000ベクレル超のキノコが育つはずで、
食べるはおろか、触るのさえはばかられるレベルといえます。

このまま、汚染された原木が全国に流通し続けると、
全国のキノコが汚染されてしまいます。

8月までに流通した福島産原木の追跡調査、汚染地域各県からの同様の調査が必要です。
そして、150ベクレル以下でも、汚染された原木などを流通させないように、基準を改めることが必要です。

全国の生産地には、汚染地域産の原木・菌床を買わないように、使わないように、過去にさかのぼってチェックしていただくことがぜひ必要です。そして、できれば原木・菌床の産地を明記し、セシウム検査をして数値をつけた上で販売していただきたいと思います。

nanohana記

2011.12.8

十和田のシイタケ原木、規制値超すセシウム--福島産 /青森

◇県、使用自粛を指示

県は7日、十和田市深持地区のシイタケ生産者が所有している福島県産のナラの原木から、暫定規制値(1キロ当たり150ベクレル)の約25倍、3790ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。この生産者は原木2000本を購入したが、いずれの原木でもシイタケを生産していない。県は原木をシートで覆い、使用を自粛するよう指示した。
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スポニチ 2011.12.8

基準値超えに福島知事謝罪 二本松市長は怒りの会見

福島県産米から国の暫定基準値を超える放射性セシウムの検出が相次いでいる問題を受け、佐藤雄平知事は8日「(コメの出荷の可否を判断する)モニタリン グ調査で一日も早く安全性を確認し、早期出荷に結び付けたいと思ったのも事実。結果として生産者、消費者に大変な心配をかけ痛恨の極みだ」と謝罪した。同 日の県災害対策本部会議で述べた。

知事は「空間放射線量の高い地域でのモニタリング方法について、多くの専門家の意見を聞く必要があったと反省している」と検査態勢の不備を認め、国や大学などと協力して基準値超えの原因究明を進める意向を示した。

福島、伊達両市に続き、7日に基準値超えが判明した二本松市では、三保恵一市長が記者会見。「これまで国や県には全袋検査を求めてきた。このようなことになり、憤りを感じる」と話した。

記者会見する福島県二本松市の三保恵一市長=8日午前、二本松市役所
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J-CASTテレビウォッチ 2011.12.8

明治の粉ミルク「ステップ」から放射性セシウムが見つかり、製品の回収が急がれている。最大で1キロ当 り30・8ベクレルと暫定基準値(200ベクレル)を大きく下回るが、原料の9割は海外産、1割は北海道なのになぜ混入されていたのか。

ただちに明治に連絡し素早い対応

セシウムが検出された粉ミルクを生産していたのは埼玉・春日部市の工場で、乾燥工程で高温にした外気を使う。3月12日~14日(2011年)の福島原発の爆発事故のあと生産されたもので、この段階で汚染を取り込んだとみられている。

明治が製品を検査したのは3月21日で、この時は検出されなかったため異常なしと判断し、その後も検査は月に1回程度だった。回収対象になっ たのはそれ以前の3月14日~20日に製造されたものだった。混入を突き止めたのは福島・二本松市の真行寺の副住職・佐々木道範さんだった。NPO法人 「TEAM二本松」の理事長でもある。全国から募ったカンパで約500万円の微量放射能測定装置を購入し、独自に食品の検査を行っている過程で粉ミルクが 引っかかった。

お寺は原発から約50キロ。妻と4人の子どもと住んでいるが、「毎日、外部被ばくをしている福島の人たちだからこそ、食べ物ではゼロであって ほしいな」という思いからの活動だった。佐々木さんは「びっくりして、なんとか赤ちゃんの口に入らないように」と明治に連絡。明治も素早く対応した。
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3市 5件目です。止まりません。発見はいつも自主検査です。
テレ朝ニュース 2011.12.7

福島・二本松市 農家のコメが基準超

福島県によりますと、二本松市の旧渋川村の農家が7日、市の施設にコメを自主的に持ち込んで検査したところ、高い値を示したため、県が改めて詳しい検査を行っていました。その結果、国の基準を超える1キロあたり780ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
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アルファモザイク 2011.11.30

■編集元:ニュース速報板より「関東の野菜が急激に巨大化してるらしい

1 名前:名無しさん@涙目です。(茸) :2011/11/30(水) 18:15:18.65 ID:hXVJUobW0 ?PLT(12000)

ソースフジテレビ

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DARKNES 2011.9.9

日本の食品はすでに放射能物質で汚染されているということが分かっているので、日本ブランドはもう世界で受け入れられない。チェルノブイリ産の農作物を誰も欲しがらないのと同じだ。

日本産だけれども絶対に放射能が含まれておりませんと言っても誰も買わないのである。

これを風評被害というが、私たちはチェルノブイリの食品を絶対に仕入れようとしなかったから、同じことをされても本音のところでは気持ちは分かるということになるのではないだろうか。

セシウムの暫定規制値はドイツの50倍甘い

実際に、東日本の食物はすでにかなりのものが汚染されている。しかも、政府が厳格に調査しないので、本当に食べていいものであっても、汚染されているのかいないのか分からないので食べられないという事態になっている。

国は、食品に含まれるセシウムの暫定規制値を1キログラムあたり以下のように決めた。

飲料水 200ベクレル
牛 乳 200ベクレル
乳製品 200ベクレル
野菜類 500ベクレル
穀 類 500ベクレル
肉 類 500ベクレル
魚 類 500ベクレル
卵   500ベクレル

この基準値が決まったとき、全世界は言葉を失って茫然自失となったが、それも無理もない。たとえば、ドイツではこのように決められていたからだ。

子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで

これを日本では50倍以上も引き上げているのである。大人も子供も区別がない。全世界が「もう日本は終わりだな」とつぶやいたのは当然だ。
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製造所固有記号データベースより

私が原発事故後に動けるようになって、すぐに確保したのが粉ミルクでした。

4月上旬出産予定でしたので母乳育児の予定ではありましたが、母乳がでないということも考えられましたし、チェルノブイリ同様母乳から放射性物質が検出されることも大いに考えられたからです。

 

1.母乳の放射能汚染について

チェルノブイリ原発事故後の母乳からの放射性物質検出については

チェルノブイリ事故後の母乳中放射能と鉛の濃度 ベラルーシ母子健康管理研究所・放射線生物科学研究所

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9501.html

が詳しいです。

母集団が少ないとは思いますが、現実に行われた検査結果は重いと考えています。

 

簡単に内容を説明すると、セシウム137とストロンチウム90はすべての母乳から検出

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東京新聞 2011.12.6

放射性物質 県産白菜で検出も非公表 桐生市教委

 桐生市教育委員会が、給食食材の放射性物質の測定で、県内産の白菜から一キロ当たり一八ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを非公表にしていた。国の暫定規制値(同五〇〇ベクレル)を下回るが、市教委は「給食に使わず、風評被害を考慮して公表しなかった」と説明。五日の市議会教育民生委員会で報告し、今後は全ての結果を公表する方針だ。 (中山岳)

 市教委によると、放射性物質が検出された白菜は、十月五日にサンプルを取って横浜市の検査機関へ送った。測定結果はセシウム134が一キロ当たり八ベクレル、セシウム137が同一〇ベクレルだった。結果は市のホームページなどで公表することにしているが、十月五日分は「不検出」だった他の二品目のみを公表し、白菜は公表しなかった。
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朝日新聞 2011.12.6
追記:汚染されたミルクは賞味期限の日付けで見分けられます。
商品名・「明治ステップ(850g缶)」

明治の粉ミルクからセシウム 規制値は下回る 無償交換

食品大手の明治は6日、生後9カ月以降の乳児向け粉ミルク「明治ステップ」から、1キロあたり最大30.8ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。乳製品の国の暫定規制値である1キロあたり200ベクレルは下回っているが、明治は新たな商品と無償交換する。

850グラム入り缶で賞味期限が「2012年10月」の商品が対象。36万缶が出荷され、全国のドラッグストアやスーパーなどで4月以降に販売していた。
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朝日新聞 2011.12.5

牛肉のセシウム数値明記へ 東京都、芝浦と場処理分

 放射性セシウムに汚染された牛肉が流通していた問題で、東京都は5日、芝浦と場(港区)で解体処理される牛について、セシウムの検査結果を表示した確認証を発行すると発表した。検出下限値の1キロあたり50ベクレル以上ならば数値を明示する。12月上旬に一部を対象に始め、1月中に全頭で実施する。
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デタラメな行政に振り回され 苦悩するコメ農家

12月 6th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品 | 3 首長、自治体 - (0 Comments)

産経新聞 2011.11.29

自主検査で発覚 特定避難勧奨地点で山の水使用、出荷農家「もしかしたらと思っていた」

「もしかしたら…」。安全宣言が出されていたにもかかわらず、またしても基準値を超える放射性セシウムが見つかった福島県産のコメ。今回、このコ メを出荷した農家は安全宣言後も不安に駆られ、自主検査を行っていた。セシウムが検出された同県伊達市内の生産者や販売者からは29日、「コメどころか何 も売れなくなる」と、あきらめにも似た声が聞こえてきた。
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福島県の米作付け農家は6万戸 検査はわずか1724点

12月 6th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 汚染の拡散 | 1 食品 | 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 3 首長、自治体 - (3 Comments)

福島県の佐藤雄平知事は10月12日モニタリング検査結果を踏まえ福島県産米の「安全宣言」を行った。このとき行われていた検査数は1724点。福島の米作付け農家、6万戸のわずか2.9%ほどに過ぎない。(1戸で広い土地を作付けしている農家もあることを考えると、1戸1サンプルでも十分とはいえないだろう)
その後報道されているように各地から強度に汚染された米が続出、一部はすでに流通・消費されている。

nanohana記

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MERX 2011.11.29 より


[福島県産米の安全宣言(佐藤雄平・福島県知事)]

福島県でコメを作付けしている農家は6万戸あり、すべて検査することは困難

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琉球新報 2011.12.5

約70人が参加した「原発フォーラム・シンポジウム」=3日、那覇市の県立博物館・美術館

 東京電力福島第1原発事故を受け、原発問題を考えようと「原発フォーラム・シンポジウム―原発問題、その本質を問う」(芸術文化交流アジア協会主催)が3日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれた。矢ヶ崎克馬琉球大学名誉教授が内部被ばくの実態について講演し「食品からの内部被ばくを防ぐことが重要」と訴えた。
 矢ヶ崎氏は空気中のほこりや食品から放射性物質を体内に取り込むと、体内で放射線を出し続けると説明。さらに、取り込まれた放射性物質が血液やリンパ液で隅々に運ばれるといい、内部被ばくの影響力は大きいことを指摘した。
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アサ芸プラス 2011.12.4
 東日本大震災からすでに8カ月。福島第一原発はいまだ冷温停止状態には至らず、余震なのか、全国で地震が頻発する状況は変わっていない。

 そんな折、「缶詰からセシウム」という衝撃的なニュースが報じられた。環境保護団体グリーンピースが第三者機関を使って魚介類や加工食品計75点の放射性物質を検査した結果、27点から微量の放射性セシウムが検出されたのだ。同団体・海洋生態系問題担当の花岡和佳男氏が語る。
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防災グッズマガジン 2011.12.2

ストロンチウムを吸着

健康食品の製造・販売を手がける株式会社クロレラサプライのクロレラ食品『NEW 青玉V』が、玉川大学・八並一寿准教授の行なった、放射性物質の除染作用のある食品の有用性に関する実験に使用され、クロレラが放射性物質のストロンチウムを吸着することが実証されたという。

(除染検査に用いた『NEW 青玉V』)

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