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11月28日に、福島県は1050ベクレルの米が流通したと発表している。12月1日、県に問い合わせたが実際に購入してしまった人がおり、回収を呼びかけているが今のところ応答はないという。県の担当部署は流通の事実を認めている。
しかし知事は11月30日、「セシウム不検出のコメだけが流通しており、安全性は保たれている」と強弁、「安全宣言」を撤回しない上に、重ねて「安全」をアピールした。
以下、河北新報より
河北新報 2011.12.1
福島県産米が放射能汚染を受けていないとする県の安全宣言の後、県内3地区のコメから国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超す放射性セシウムが検出された問題で、佐藤雄平知事は30日の記者会見で「セシウム不検出のコメだけが流通しており、安全性は保たれている」と述べ、安全宣言を撤回する考えのないことを強調した。
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産経新聞 2011.11.29
 福島第1原子力発電所事故による放射性物質の影響を心配する声が上がっている学校給食用の牛乳について、東京都内の小・中学校に牛乳を納入する牛乳メーカーで6社でつくる「東京学乳協議会」(千代田区)が検査結果の数値を開示せず、各区に混乱が広がっている。風評被害を懸念する牛乳業界と、学校現場をあずかる各区教育委員会の主張は平行線で、“落とし所”は見えてこない。

 「何度もお願いしているのに出てこない。牛乳業界は、どうして数値を開示しないのか」

 品川区の浜野健区長は11月中旬の記者会見で声を荒らげた。

 福島第1原発事故以来、区には親から学校給食への不安の声が多く寄せられている。中でも毎日飲む牛乳を心配する声は大きい。

 そこで区は、区内の小中学校に牛乳を納入する業者に7月から約10回にわたり検査済みデータの開示を請求。しかし、その都度「非開示」とされた。このままでは区が独自検査に踏み切らざるを得ないという。

 東京学乳協議会によると、給食用牛乳の検査は各社が独自に実施したという。しかし、結果の数値については「風評被害になりかねないという上部団体の日本乳業協会の方針もあり非開示」と説明する。
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河北新報 焦点 2011.10.13

福島米「安全宣言」/消費者の不安拭えず 販売苦戦の恐れ


農協の倉庫に山積みにされ、出荷を待つ福島米=12日、福島市松川町浅川

天日干しする稲の様子を見る手塚さん。「シロ認定とはいえ、売れなければ意味はない」=12日、二本松市小浜

福島米の放射性物質検査の結果、作付けのあった福島県内48市町村でコメの出荷が解禁となった。しかし、放射能汚染に対する消費者の不安を拭い切れたとはいえず、販売苦戦は否めない。
ことしの福島産のコシヒカリは、これまで同程度の評価を受けた北関東産より60キログラム当たり1000~1500円低い価格で取引されている。米価は全国的には上昇しており、福島米の価格低迷は市場の目の厳しさを物語る。
特に販売不振になる可能性があるとみられているのが家庭向け。「福島の農家には申し訳ないが、ことしは福島米は一粒も扱わない」。従来、福島産のコシヒカリやひとめぼれを主力商品としてきた首都圏の米穀店はそう言い切る。
店頭には栃木産や茨城産の新米コシヒカリが並ぶ。だが福島県に近い点がマイナス材料となり、売れ行きは振るわないという。「千葉産でさえ嫌がる客もいる。福島産では勝負にならない」と話す。
生産、流通、消費の関係者が決定的なダメージになったと口をそろえるのが、予備検査で二本松市小浜のコメから暫定基準値と同じ1キログラム当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題だ。
「本検査で基準値を下回っても、いったん500ベクレルが出た事実は消えない。二本松産、それが混じっているかもしれない福島産を買う消費者がどれだけいるだろうか」と福島県内の米穀業者は懸念する。
一方、業務用は低価格が受けて引き合いが予想外に強まっている。複数産地のコシヒカリをブレンドすれば「国内産コシヒカリ100%」の表記が可能となり、流通サイドにとっては福島産と明示しないで済むという。
大手のコメ仲介業者は「福島米の品質の高さは業界では常識。それが今、日本一安い。検査も通っているから安全性もお墨付き。割安感があり、外食産業には魅力的だろう」と指摘する。
本来の品質に見合った価格を付けられず、福島産を名乗ることをはばかる状況がいつまで続くのか。県内の農協幹部は「ことしは全量売り切ることが大事だ。ある程度、買いたたかれても仕方がない」と苦しい胸の内を明かす。
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さんのTweetによると、魚の場合、ストロンチウムは骨に6万倍位に生物濃縮する。

ソースの出所は米DOEで、米核施設 Savannah River Site における調査の結果である。

 

魚と人間では若干違うだろうが、ストロンチウムは骨に6万倍位に生物濃縮する。

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茨城県は11月22日、県内15市町のシイタケ原木から29~300ベクレル/kgのセシウムが検出されたと発表した。
原木からシイタケへのセシウムの移行は300%とされ、原木よりシイタケでより濃縮される。これらの原木でシイタケを栽培した場合、およそ87~900ベクレル/kgのセシ椎茸が育つと推定される。

国(シイタケを管轄するのは林野庁)は10月6日、汚染原木で栽培して汚染キノコが育っても500ベクレル/kg以内なら全然OKという(笑)な理由で、キノコ原木の基準値を150ベクレル/kgと定め、それ以下の汚染原木を流通してよしと決めた。(原木は、いわばキノコの畑だ。こんな汚染畑が全国に輸出された日には、せっかく放射能に汚染されなかった地域からもセシウムまみれの毒キノコが出荷される。全く必要のない汚染を全国にばらまく、天下の愚策と言える。しかも、この原木からキノコが育つ頃には、食品の基準値は今よりずっと下がっているはずなので、採れたキノコが軒並み基準値超えの出荷停止となるのも今から分かり切ったことだ。)

全国各地にこのような汚染原木をあえて買って汚染シイタケを育てようという業者がいるとは思いたくないが、徳島では8月に南相馬市の菌床を取り寄せた第三セクターがあったぐらいだから油断は出来ない。

茨城県ではこの馬鹿げた原木基準値に忠実に従い、150ベクレル以下の汚染原木は流通させる方針だ。
県の担当部署(林政課)に聞いてみた。
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震災をきっかけにした原発事故から8ヶ月以上が経過した。事故の規模、放射性物質放出量などインターネットを中心に心配し独自に調査をする一般市民が増える中、政府は一貫して甘い認識のもと、後手の対応をし続けている。
高い情報収集力を持つネットユーザーには放出初期からその存在が懸念されていたプルトニウムとストロンチウム。10月には市民の調査により横浜市港北区のマンション屋上の堆積物からストロンチウムが検出された。

福島由来なら広範囲調査 ストロンチウム検出で中川文科相


その検出から送れること1カ月以上が経過した11月24日、ようやく中川正春文部科学相が林文子横浜市長と文科省内で会談し、同市内のマンション屋上などの堆積物から10月に検出された放射性ストロンチウムが福島第1原発事故に由来すると断定された場合、飛散の実態を確認するため広い範囲の調査を実施する考えを示した。

文科省は現在、市が採取した堆積物の分析を進めており、近く結果が判明する見通しという。

 林市長はこの日、首都圏9都県市の放射性物質対策に関する要望を伝えるため文科省を訪問した。中川氏は会談で「(ストロンチウムが)福島発であるとすれば、どんなところに出ているかもう少し広範囲に調査してみたい」と述べた。

※一部産経ニュースより抜粋
[2011.11.24 14:29]
→ 産経ニュース元記事を読む

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2011.11.15

放射性セシウム:福島のキウイとワサビで基準値超え

福島県は15日、南相馬市のキウイフルーツと伊達市の畑ワサビの根から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表。同県産のキウイフルーツと畑ワサビが規制値を超えるのは初めて。県は両市と生産団体に出荷自粛を要請した。キウイフルーツ2点から580、1120ベクレル。畑ワサビ3点から540~1060ベクレルを検出。出荷前で市場には流通していないという。


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サンプル検査というが、これはほんの一部だけ検査して「全部大丈夫」と言い切ってしまうザル検査。しかも検査してないものが圧倒的に多いという大ザルです。
これで「安全宣言」してしまう感覚はまさしく言ったもの勝ちの世界で、笑止。
下記リンクもご参考に:流通している食品は安全という言葉はウソだった! 99.9%以上がノーチェックで流通
nanohana記
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産経新聞 2011.11.17

ショック隠せず 「安全」の根拠揺るがすコメ基準値超え

日本の主食であるコメについて、国は早い段階から検査態勢を整え、これまで基準値超えがなかっただけに、ショックは隠せない。今回の基準値超えは、これまでの安全判断の根拠となる検査の信頼性を揺るがす可能性があるからだ。
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2011年11月15日にプレスリリースされた、米・科学アカデミー(Universities Space Research Association)が発表し、11/15に国立大学法人東京大学と国立大学法人名古屋大学の連名で公開された「福島原発から放出されたセシウム137の日本全国への沈着量及び土壌中濃度の見積」。

つまりは、全国セシウム汚染推定地図である。

プレスリリースのサブタイトルにあるようにこの見積では、セシウム137の沈着は広範囲で、特に地形効果により沈着量は場所により大きく異なることが判明したと判断している。

 

3月20日~4月19日のセシウム137の積算沈着量分布図

3月20日から4月19日のセシウム137の積算沈着量分布

 

セシウム137の全国の土壌中濃度

 

上の図から経験的換算量係数53kg/㎡を用いて換算したセシウム137の全国の土壌中濃度

 

セシウム137の全国の土壌中濃度分布図

 

この地図によれば、北海道(特に道東)や、愛知、福井、岐阜、中国・四国地方にもセシウム137の飛散が確認できる。

産地を厳選して子供を被曝から守っているお母さんたちには、厳しい情報となるが、知っておかなければならない情報であることは確かだ。

 

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2011.11.12

福島原発事故による魚類汚染で《恐れていたことが現実に 魚介類のセシウム汚染 日に日に上昇》(ゲンダイネット)が話題になっています。しかし、水産庁のデータを詳しく見ていくと、魚類汚染は夏にいったんは収まったのに10月以降、再拡大する傾向であり、原発から海への放射性セシウム流出が再び起きていると考えるべきでしょう。

「10月初旬ころまでに公表されたセシウムの値は、国の規制値(1キロ当たり500ベクレル)に達しない魚介類がほとんどだったが、中旬ごろから、規制 値をオーバーする検体が徐々に出始めた。例えば、19日公表の福島沖の『コモンカスベ』は、国の規制値の2倍を超える1280ベクレルを検出。26日公表 の福島沖の『シロメバル』は、ナント、2400ベクレルだった」。さらに11月に入り1000ベクレル以上の魚が続出しています。
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ASR社 2011.11.11
(Google Earth版)

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東京新聞 2011.11.11

市原エコセメント停止 千葉39市町村 焼却灰対応に苦慮

 自治体の清掃工場から出る焼却灰を原料にセメントを製造する「市原エコセメント」(千葉県市原市)の工場排水から国の目安を超える放射性セシウムが検出された問題で、同社の操業停止が続き、焼却灰を搬出していた同県内三十九市町村は対応に追われている。新たな搬出先が確保できず、一時保管している自治体も少なくない。同社は県全体の焼却灰の約二割を処理しており、操業停止が長引けば影響は深刻化しそうだ。 (小川直人)
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下野新聞 2011.11.11

日光産ナメコ基準超 放射性セシウム検査

 県環境森林部は11日、日光市産の原木栽培ナメコ(露地)から野菜類の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える517ベクレルの放射性セシウムを検出した、と発表した。県は同市に40軒ある原木ナメコ栽培農家の出荷自粛を要請した。
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断食コム 2011.10.30

放射性物質、検出の可能性は21都道府県

横浜市教育委員会は28日、放射性物質が検出された干ししいたけの産地が、特定に至らなかったことを発表した。

Image: frankenstoen

この干ししいたけは、横浜の市立小学校で使用される予定だったが、1キログラムあたり350ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。
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asahi.comが茨城大学や東京大学の衝撃の調査結果を伝えた。

2011.11.12 asahi.com

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化
東京電力福島第一原発から放出され、地面に落ちた放射性物質が、風によって再び大気中に浮遊している可能性が高いことが茨城大学や東京大学などのチームの調査で分かった。

 チームは3月末から8月にかけて、福島市や水戸市など関東、東北の計11地点で、福島第一原発から出たとみられる大気中のセシウム134やヨウ素131などの放射性物質をフィルターで捕らえて24~72時間おきに測った。

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東京新聞 茨城 2011.11.9

つくば市の給食用食材の放射性物質を調べる担当者。赤いふたの容器内に食材が入っている=つくば市役所で
東日本大震災に伴う福島第一原発事故から間もなく八カ月。子どもたちの健康への影響を懸念し、県内の一部の自治体では学校給食の食材に国より厳しい放射性物質の規制値を課している。その一方で、厳しい規制値は農産物などへの風評被害を助長しかねないと二の足を踏む自治体もあり、対応が分かれている。 (放射性物質問題取材班)
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西日本新聞 2011.11.9


市民向けの無料放射線測定を始めた宮崎市保健所
宮崎市は今月から、市民を対象に保健所に持ち込んだ食品や人体の無料放射線量検査を始めた。福島第1原発事故を受けて放射線への関心が高まる中、市民の不安を少しでも取り除こうと測定器を購入した。県内の自治体では初めての試み。
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流通ニュース 2011.11.8

イオンは11月9日から、生鮮食品や米を中心とした放射性物質に対する自主検査の結果を、店頭とホームページで定期的に公開する。

検査の結果、放射性物質が「イオン基準」を超えて検出された場合は、グループ各社が運営する約1000店で、早急に産地や漁場を変更するとともに、基準を下回ることが確認されるまで当該産地・漁場の商品の販売を見合わせる。
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2011.11.5

tommyroom58

【東京都環境局 高橋さん】超ケンカ口調
「どんなに電話かかってきても瓦礫受け入れはやめない」
「子供が放射能汚染受け入れるのも運命の1つ」
「クレームの電話にしか思えない」
「仕事だからあなたと話してる」
自分の立場を忘れて暴言吐きまくり~

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FNN フジニュースネットワーク 2011.11.4

岩手・宮古市からの震災がれき受け入れで相次ぐ苦情に石原都知事が「黙れ」と一喝

岩手・宮古市から震災がれきを受け入れた東京都に苦情が相次いでいることに対して、石原 慎太郎知事が一喝した。
石原知事は4日午後3時すぎ、「『黙れ』って言えばいいんですよ、そんなの。誰がそれでどうするの? 力のあるところが手伝わなくちゃ、しょうがないじゃないですか」と述べた。
震災がれきの受け入れをめぐって、東京都には、4日までに3,000件以上の意見が寄せられ、そのうちの9割以上は、受け入れに反対の意見だという。
東京都では、今後も苦情や不安などに対して、丁寧に説明をしていくとしている。
FNN
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