地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
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2011.12.28

 

ガレキの問題の話で、肝心要の宮城県がどれだけ汚染しているのか認識が薄いことが分かりました。僕や放射能防御プロジェクトが協力して、宮城県内で37箇所の地点を土壌調査しました。福島県側に近い相当な汚染地域はふくまれていません。それ以外に限定した宮城の土壌汚染です。それでも、かなりやられています。こうした汚染があるエリアから、どのくらいのガレキがくる可能性があるのか、じっくりと考えてください。

宮城県37箇所(県南の高濃度地域含まず)のセシウム合算の平均は およそ921Bq/kg

このうち仙台市内12箇所のセシウム合算の平均はおよそ479Bq/kg

仙台市内はフォールアウトがあった日、市街地に雪が降らなかったのが、県内に比較して、低い原因ではないのかと推測しています。(周辺は降ったそうです。) もちろんこれでキエフ並みの数字ですが。
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NHK 2011.12.28

小中学校の学校給食の安全を確保しようと、文部科学省は、給食一食分を丸ごと検査して放射性物質を測定する経費を全額補助することになりました。
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東京新聞 2011.12.28

松戸市が放射能対策室を設置へ 問い合わせなど対応

 松戸市は放射能対策室を来年一月、環境計画課内に設置する。室長ら八人の職員で対応していく。

 対策室は、放射能対策に関する方針策定や総合調整のほか、▽総合窓口として市民からの問い合わせ対応▽簡易型放射線量測定器の貸し出しや線量測定▽除染計画の策定▽東京電力や国への損害賠償請求-などを行う。

 問い合わせや相談は=電047(704)3994、測定器貸し出しと線量測定の申し込みは=電047(704)3987=へ。 (川田栄)

この記事は
東京新聞 2011.12.28

 

東京新聞 2011.12.28

 銚子市は来年一月四日から、市民を対象に、空間放射線量測定器の無料貸し出しを始める。
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フリーライター・鈴木博喜 民の声新聞 2011.12.24

弓道の袴姿の女性は、けたたましく鳴り響くガイガーカウンターの警報音と表示された数値に 言葉を失った。思わず口に手を当てていた。「ここは高校生も利用するんです」─。福島原発事故から9カ月経ってもなお、高線量の計測される郡山市のホット スポット・開成山公園。先月に続き、今月も声を大にして言おう。ここは人の立ち入れる場所ではない。即刻、封鎖して立ち入り禁止にするべきだ。近隣の民家 でも同じよう計測器の針が振り切れる個所が相次いだ。毎時10μSVと言えば、単純換算で年80mSVに達するとんでもない高線量。学生たちよ、部活動な んかしている場合じゃない。逃げよう。ここは人の住める場所ではない。除染に限界があることは、大人たちも十分分かったはずだ。ガイガーカウンターの針が 振り切れる町、郡山。裁判所がどれだけ言葉を尽くして否定しても、私は子どもたちの避難を求めていく。

【高校生も利用する弓道場】
きっかけは、ツイッターでの依頼だった。
「すみませんが、開成山弓道場がホットスポットになっていると聞いたことがあります。もし測ってもらえたら、嬉しいです」
弓道場はすぐに見つかった。
玄関のすぐ横に雨どいがある。
ガイガーカウンターを近づけた。すぐさま警報音が鳴り出した。それも、今までに聞いたことのないような鳴り方。「これは相当高いかもしれない」。そう思った直後、数値は9.99μSVを示していた。いわゆる針が振り切れた状態だった。その後、何度も測ったが、結果は変わらなかった。ツイッターでは、この近辺の雨どい直下では、20μSVまで測れる計測器でも振り切れるとの情報が寄せられた。つまり、この雨どい直下では毎時20μSVを超している可能性がある。これが30μSVだったら…年間被曝量は240mSVにまで達する。放置してはならない。
「ここは高校生も利用するんです。先日も、高校生たちが大掃除をしてくれたばかりで…」
弓道場利用者の一人は、袴姿のまま表情を曇らせた。
「郡山市には、早く調べて欲しいと言っているんです。でも、順番があるからと言われて、一向に測ってくれない。この辺りの線量が高いのは分かっていましたが、これほどまでとは…」
結局、利用者の求めで、弓道場内を測ってみたが、的近くの水たまりでは毎時6μSVを計測。他の地点でも軒並み高い値になった。途中から「先生」と呼ばれる男性も加わったが、初めは不審そうにこちらをうかがっていたが、実際の数値を目にするようになって事態の深刻さを理解したようだった。
「今回の結果をすぐ市役所に伝えます。市教委が担当のはずです。詳細な調査をしてもらわないといけませんね。そして、高校生は利用させないようにしないと」
果たして市当局は迅速に動くか。子どもの命がかかっているのだ。


開成山弓道場の雨どい直下で毎時9.99μSV
を計測(上)
雨どいを心配そうにのぞき込む利用者(下)
=福島県郡山市 12/24、16時すぎ

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二子玉川経済新聞 2011.12.26


TSUTAYA用賀駅前店

 本・コミック・DVDなどのレンタルサービスを行うTSUTAYA(事業本部=カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、渋谷区恵比寿南)が世田谷区内の「TSUTAYA」5店舗で12月12日、放射線量測定器(サーベイメーター)の貸し出しを始めた。実施は、用賀店、等々力店、千歳船橋店、祖師谷大蔵店、馬事公苑店。
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防災グッズマガジン 2011.12.24

ホットスポットが見える – 放射線を可視化するポータブルガンマカメラ
2011年12月24日 10:00
 


「放射能」という名の「目に見えない危険」

放射能、放射線、放射性物質──。いずれも人間の肉眼では見ることはできない。そのため、われわれは現在、こうした「目に見えない危険」にさらされ、その不安と恐怖のなかにある。

そして、この姿の見えない危険の存在を知るには、放射線測定器に頼るほかないのが現状である。

色の変化で表示できるポータブルカメラ

そこで、株式会社東芝は、放射線量を色の変化で表示することで放射線を可視化(目に見えるように)するポータブルガンマカメラ装置を開発した。

(測定結果のイメージ)
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MERX 2011.12.22

「明治の粉ミルクにセシウムが含まれていた」という報道を受け、愛知県刈谷市の株式会社八進が日常的に購入できる加工品を“500検体”まで無料での検査を開始した。
検査の為には1kgが必要になるという。

検査対象となるもの
市販の加工食品で、未開封のもの。
その中で「商品名」「メーカー」「賞味期限」「製造ロット」「製造地」が分かる状態で送付できるもの。
同一の製造地、*賞味期限で、およそ「1kg」を用意できるもの。
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中日新聞 2011.12.19

チェルノブイリ原発事故以来、母親の思いに応える

チェルノブイリ原発事故(1986年)をきっかけに食品の放射能検査を始め、役目を終えて休止していた静岡市葵区の市民団体「プラムフィールド」 の汚染測定室が、福島第一原発事故を受けて検査を再開した。当時の子どもが親世代になるほどの歳月を経て再び起こった「レベル7」。当初からのメンバーは 「本当は検査なんて必要ない暮らしが理想なのに」との思いを抱えながら、母親や農家など全国からの依頼に向き合っている。 (並木智子)

母乳、井戸水、茶、ジャガイモ…。「検査は1月末までいっぱい。最近は新米が多いかな。何度も依頼する方もいますよ」。「静岡放射能汚染測定室」 代表の馬場利子さん(58)が言う。10年ほどのブランクを置いて再開したのは6月。会費を払った会員から測定依頼を受け付け、現在の会員数は再開当時の 2・5倍以上、220人に膨れあがった。

検出するのはセシウム134と137。料金は会員の種類によって3000~5000円と、民間の検査機関に比べ割安だが、「放射性物質」とひとく くりにせず、「それが母親が知りたいことだから」とそれぞれ小さな数値を丁寧に拾う。検出最小限界は1キログラム当たり3ベクレル。長時間かかるため一日 2検体が限度という。

再開には葛藤もあった。23年前は「(輸入食品より)国内のものを食べる生活になれば」との思いで始めたのに、検査結果によっては、福島や静岡の ものを食べないというデータを与えることにもなりうる。だが、「子どもの安全を守るために、知りたい人と情報を共有する」と母親としての純粋な思いを貫い た。

「こんな日が来るなんて何のためにやってきたのかショック。でもパニックにならず、起こっていることをちゃんと見ないといけない」と馬場さん。結 果は原則公開。幸い、検査で高い数値が出ることはほとんどないといい、会員からは「安心した」との声が多い。セシウムが若干検出されても実際に口にする量 や時間の経過で軽減することなどを伝え、冷静な対応を訴えている。

測定室ができたのは、チェルノブイリ事故の2年後。乾燥パスタなど輸入食品の安全性を知るために浜松市内で始めた。約10年間続けたがセシウムが検出されなくなり、2000年に活動を休止していた。

「測る必要のないことがいい世界ですよね」とは思うが、放射性物質と食の関係を長期的に見届けるため、向こう3年は測定を続けるつもりだ。

問い合わせは同測定室=電054(209)2021=へ。

 

北海道新聞 2011.12.15

放射性物質の独自検査開始 給食食材で札幌市教委


細かく刻み、容器に入れたダイコンを測定器にかける北海道薬剤師会公衆衛生検査センターの職員
 札幌市教委は15日、市内の学校給食で使う道外産の野菜などを対象にした放射性物質の独自検査を始めた。16日に使用する予定の埼玉県産の長ネギと神奈川県産ダイコンを抽出検査している。結果は15日夕、発表する。給食食材の独自検査は道内では札幌が初めて。
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2011年11月22日 中日新聞より

長浜で放射線量測定 市民団体、県公表値より高め

長浜で放射線量測定 市民団体、県公表値より高め


中日新聞が11月22日に伝えた内容によると、15基の原発が乱立し、原発銀座と呼ばれる福井県の敦賀原発から30キロ圏に位置する滋賀県長浜市において、市民団体の「見張り番」滋賀(高島市)や原発を知る滋賀連絡会(大津市)など3団体が21日、長浜市木之本町など同市北部地域の放射線量を測定した。

 

3団体が計測するのは5回目で、高島市以外の計測は初めてだという。

 

長浜市の落合武士市議(プロジェクト21)の要請を受けて実施。小学校5校の校庭と現在停止中の県のモニタリングポストが設置されている2カ所を測定。県が公表する毎時0・048マイクロシーベルトより高い0・2~0・25マイクロシーベルトだったが、同団体が高島市で測定した時も同様の数値だったという。

ウクライナ製などのガイガーカウンターは初期設定で毎時0.3マイクロシーベルトで警報のアラームがなる仕様となっている。

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2011/12/16 19:30 【共同通信】

掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散

掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散


共同通信によると、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を調査している市民団体「福島老朽原発を考える会」が16日、岩手、福島、千葉県などで住宅の掃除機のゴミに含まれるハウスダスト中の放射性セシウムを分析。
その結果、岩手県一関市や千葉県柏市でちり1kgに換算して6000ベクレルが検出されたと発表した。

福島市のハウスダストからは放射性セシウムが最大で1万9500ベクレルを検出。

生物濃縮や都市濃縮だけではなく、家庭内濃縮も間違いなく進行している。

また、岩手、福島県で3~22歳の男女20人の尿検査をしたところ、12人から微量のセシウムが検収された。
放射性核種について、尿から検出された数値の約150倍が体内中に存在すると言われている。

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日経新聞 2011.12.16
 東京電力福島第1原子力発電所事故による放射能汚染の不安から、住民向けに放射線量測定器の貸し出しを始める自治体が埼玉県内全域に広がっている。15日時点の日本経済新聞のまとめでは県内全63市町村のうち、19市町が「貸し出しを実施中」で、「実施予定(検討中を含む)」も21市町に上った。県南東部の一部に放射線量が高い地域があり、各自治体とも県民の不安解消に努めている。
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東京新聞 2011.12.16

県内の学校給食放射線検査は? 15市、大半で独自厳格実施

 県教育委員会は、学校給食の食材に含まれる放射性物質の検査態勢を強化するため、検査機器を導入することを決めた。文部科学省が十七都県を対象に、一定基準以上の機器を導入した場合、購入費の補助を決めたことを受け、九日に助成申請した。国の方針と県内の検査態勢の現状をまとめてみた。
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琉球新報 2011.12.15
福島第1原発事故による食の不安が県内でも広がっていることから、県生活衛生課は県内で流通する食品の放射性物質の検査を開始する。年度内に放射線測定器1台を導入する。東京、大阪、京都などが小売店で販売されている食品の抜き取り検査を実施しているが、九州では初めて。同課は「県外から流入する野菜や果物について、放射能の影響を心配する県民からの問い合わせなどがあり、実施を決めた」としている。
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 2011.12.15
 市場に流通している食品の放射性物質を市民が測定する「CRMSせたがや市民放射能測定所」が14日、世田谷区北沢2にオープンした。福島県内9カ所で測定所を運営する任意団体「CRMS市民放射能測定所」(丸森あや理事長)が同県外で初めて運営する施設となる。
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沖縄タイムス 2011.12.14
 【名護】名護市の比嘉恵一教育長は13日の市議会一般質問で、東京電力福島第1原発の事故を受け、学校給食の食材に含まれる放射性物質を独自に検査する方針を明らかにした。すでに準備を進めており、必要な機器を購入、または賃借し、チェック体制を強化するという。検査開始の時期については今月中に判断する。東恩納琢磨氏の質問に答えた。
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日テレニュース 2011.12.13

動画を見る

山形市では今月20日から来年3月31日までの間、市内の希望する個人住宅を対象に、簡易測定器での放射線量の測定を無料で行う。申し込みの受付は13日午前8時半から始まり、市内のコールセンターでは受付開始とともに、電話が殺到した。
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日経ビジネスオンライン

藍原 寛子プロフィール】 バックナンバー 2011年12月14日(水)

TEAM二本松で行われている食品測定

乳児向け粉ミルク「明治ステップ」から、1キログラム当たり最高で30.8ベクレルの放射性セシウムが検出され、メーカーの明治(東京都)が、対象の40万缶の無償交換を始めたというニュース。福島県内にも衝撃が走った。

粉ミルクの検査は、厚労省が7月から8月にかけて、市販品25種類を対象に実施済みで、その検査では放射性セシウムは検出されなかったからだ。さらに今回、セシウムを最初に検出したのは、明治でもなく、国県など公的に検査を行っている行政側でもなく、震災以降活動を開始した、できたてほやほやのNPO(非営利団体)である「TEAM二本松」(佐々木道範理事長、福島県二本松市)だったからだ。福島県内をはじめ、全国各地で次々に市民放射能測定所が開所しており、市民の活動が注目を集めることになった。

明治が発表した翌日、TEAM二本松のメンバーや佐々木さんを訪ね、話を聞いた。
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東武よみうりウェブ 2011.12.13

 吉川市は、市民が自宅などを除染する際に参考になるよう11月29日に「放射性物質除染作業マニュアル」を策定し、冊子を希望者に配布している。同時に放射線測定器5台(総額約70万円分)を購入し、市民に貸し出すことにした。
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