地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
Header

【沖縄 基地問題】 辺野古は利権 アセス調査2社独占 1社は防衛省天下り先 3年間で34億円超

1月 25th, 2012 | Posted by nanohana in 3 利権・推進派・御用学者 | 3 官僚 | 3 政府の方針と対応 | 7 沖縄・アイヌ・先住民

普天間の移設先として、国(官僚)が辺野古に固執する最大の理由は利権だと言われている。巨大な海上基地建造には莫大な利権が発生するのだ。今回、その一端が地元紙によってスクープされた。環境アセスだけで34億円。基地全体ではいったいいくらになるのか・・・
沖縄の基地は原発と同じ論理で動いている。
- * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * -

アセス調査 2社独占 1社に防衛天下り
沖縄タイムス 2012.1.25

米軍普天間飛行場の移設に向けた環境影響評価(アセスメント)に絡み、防衛省の職員OBが天下りした業者を含む計2社が、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ周辺の水域・陸域生物調査など12件の調査業務を独占的に請け負っていることが24日、分かった。同業務はアセス手続きに関連しているとみられ、2009年~11年度の3年間で総額34億円超だった。落札率の平均は99%を超えている。識者は「事業主の防衛省と業者が申し合わせをしていたとも疑われる」と、入札の在り方や調査の信用度に疑問を投げ掛けている。

独占的に業務を請け負っている業者は、東京に本社を置く那覇市の「いであ沖縄支社」(西田弘之支社長)と、うるま市の「沖縄環境保全研究所」(平良辰二代表)。いであ本社には、10年に防衛省OBが顧問として再就職している。評価書作成に伴い、同社から潜水業務などを請け負った孫請け業者にも沖縄防衛局OBが再就職している。

防衛省がホームページで公開した入札結果資料によると、予定価格が約7億6700万円の09年「シュワブ水域生物等調査」事業は「いであ」が落札率99・22%で受託。予定価格が約3億5500万円だった11年度の「シュワブ陸域生物等調査(その2)」は、沖縄環境保全研究所が落札率99・86%で請け負っていた。

2社が請け負った業務計12件のうち11年度発注の「シュワブ現況調査資料作成業務」は、競争入札ではなく、発注者が独自に委託業者と契約する随意契約。残り11件は、受託希望者から事業目的に合致した企画を提案させ、その中から防衛省が選定するプロポーザル方式だった。

沖縄タイムスの取材に、沖縄環境保全研究所の担当者は「アセスの件であれば防衛局に問い合わせてほしい。コメントはできない」と取材を拒否。

いであ沖縄支社の西田支社長は「アセス調査は、まさに私どもと沖縄環境保全研究所がほとんど受けているが、厳正な選考で委託を受けた」とした上で、「委託されている立場で、守秘義務もあるのでコメントは差し控えたい」と述べた。

この記事は 沖縄タイムス

- * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * – * -
関連記事

【沖縄 基地問題】 辺野古アセス お手盛り 委託業者は防衛省OBの天下り先

【沖縄 基地問題】 民主政権で初の言及 野田首相、嘉手納統合「選択肢」 県連・喜納氏が検討提案

 

You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.

Leave a Reply

Bad Behavior has blocked 2720 access attempts in the last 7 days.