地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
Header

BSEは収束に向かっているけどまだ終わっていない。

12月 16th, 2011 | Posted by nanohana in 1 食品 | 3 官僚 | 7 TPP

米国の圧力に屈して国内の安全基準を見直す言われはない。
でも、放射能でこれだけずさんな食品の安全管理を世界に見せつけてしまっては、BSEだけ厳密な基準でって言ってもどの国にも通用しないんじゃないかな?

厚労省「牛海綿状脳症(BSE)対策の再評価について」 (pdf資料)より

 2011.12.16

BSE:除去部位減など緩和案 食品安全委に諮問へ--厚労省

 BSE(牛海綿状脳症)対策のあり方を協議している厚生労働省は15日、30カ月以下の牛については危険部位の除去箇所を減らすことなどをうたった緩和案をまとめた。人への感染リスクがどうなるかを専門家に聞くため19日、内閣府の食品安全委員会に諮問する。

 国内では現在、生後21カ月以上の牛に検査が義務づけられ、頭部▽脊髄(せきずい)▽脊柱▽へんとう▽回腸(小腸の一部)の危険部位が全月齢で除去されている。厚労省がまとめたのは(1)検査対象を31カ月以上にする(2)EU(欧州連合)のように48カ月も含め、さらに引き上げる(3)30カ月以下の牛は頭、脊髄、脊柱の除去をやめる--の3案。

 危険部位の除去案については、国際獣疫事務局(OIE)の国際基準にならった。また月齢の若い牛は日本以外では検査されていないため、検査対象をより高齢にした。条件が緩和されれば、米国やカナダからの輸入牛が現在の20カ月以下から21カ月以上に変わる。

 世界のBSE感染牛は92年に約3万7000頭いたが、今年は12頭と激減。厚労省監視安全課は「国内では03年以降に生まれた牛でBSEの発生はない。国際的な基準に沿った措置が可能になってきた」と話している。【小島正美】

 

You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.

Leave a Reply

Bad Behavior has blocked 2569 access attempts in the last 7 days.