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東陽テクニカ、 海中の放射線を計測する海洋観測ロボを発売

12月 13th, 2011 | Posted by nanohana in 1 測定

日刊工業新聞 2011.12.12

東陽テクニカは、海中の放射線を無人で計測する海洋観測ロボット 「 Seaglider ( シーグライダー ) =写真 」 を 2012 年 1 月から販売する。連続 10 カ月間、約 4600 キロメートルを運航できる。

東京電力の福島第一原子力発電所の事故を受け、米アイロボットが日本向けに開発した。価格は 3500 万円。初年度 5 台の受注を見込む。

本体内のブラダー (風船) を油圧オイルで膨張、収縮して浮力を調節し、海中を上下動する。最大で水深 1000 メートルまで潜れる。計測データは海面浮上時に衛星回線を利用して基地局に転送する。パソコンでデータを監視。観測地点の変更を指示できる。

福島原発の周辺海域では現在、沖に出た船で水を採取し、放射線を計測している。無人の海洋観測ロボットにより、海面から海底までの正確なデータを連続して計測できる。

日刊工業新聞

 

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