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福島市の除染方針に住民反発 南向台の避難勧奨見送り伝達

11月 7th, 2011 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 福島を救え | 1 避難 | 1 除染 | 3 政府の方針と対応

除染ではなく、避難を と、書けない福島の新聞
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福島民報 2011.11.6

 政府の原子力災害現地対策本部は5日、福島市南向台地区で初の住民説明会を開き、特定避難勧奨地点の指定見送りを正式に伝えた。市は除染で放射線量を低減する方針を示したが、住民からは「なぜ被害者の住民が除染をやらなければならないのか」などと厳しい意見が相次いだ。

 住民約300人が出席。市の担当者が全市を対象に策定した除染計画の進め方や除染手法を説明した。
 これに対し住民は「なぜ除染で出る(放射性物質を含む)土を自宅に仮置きしなければならないのか」「費用負担はどうする」などと反発。「子どもの健康に影響がないと誓約書を書いてほしい」との声も上がった。
 市側は「全世帯の土を仮置きする場所を見つけることは不可能」「除染費用は最終的に国と東京電力が負担する」「除染を早く進めるためには皆さんの協力が必要」と理解を求めた。
 小学生の子どもを持つ南向台2丁目の主婦(42)は「子どもの将来を考えると安心できない」と不満を漏らした。
 一方、南向台1丁目の臨床検査技師の女性(52)は「勧奨地点に指定されなくてよかった。今は市民も協力して除染を進めるべきだ」と話した。

【写真】市の除染方法に疑問を投げ掛ける南向台地区の住民

(2011/11/06 10:11)

福島民報

 

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