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福島県産米安全宣言 二本松市の500ベクレルは極めてまれなケース

10月 18th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品 | 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 3 首長、自治体

宣言などせず黙って数値を示せばよい。安全かどうかは買う側が考える。

福島中央テレビ 2011.10.17

二本松の水田調査結果 極めてまれなケース(福島県)

二本松市のコメから高い濃度の放射性セシウムが検出されたことで、県は「複数の要因が重なったことによる極めてまれなケースと考えられる」とする調査結果の中間報告を行った。

県は、原因究明と今後の対策について、二本松市とJAの関係者に対して問題となった田んぼの調査結果を説明した。
隣 接する4つの田んぼと比べて、土壌の成分は砂が多く、放射性セシウムを固定する粘土が少なく、イネの根張りは浅く、その結果、田んぼの表層の放射性セシウ ムを多く吸収した可能性があり、また、周りの森林に降った放射性セシウムを含んだ雨が集まったと考えられるとしている。
報告を受けた二本松市の担当者は「まれなケースで一安心した。来年の作付けまで、対策を講じて欲しい」と答えた。
県農林水産部は、問題の田んぼの土壌を使用して、今後、放射性セシウムを吸収しやすい資材などを見つける実験を行い、原因を究明したいとしている。

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毎日新聞 2011年10月18日 東京朝刊

東日本大震災:新米予備検査で500ベクレル「複数要因重なった」--福島県調査

福島県による新米を対象とした放射性セシウムの予備検査で、二本松市小浜地区の「ひとめぼれ」の玄米から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベク レル)と同じ値のセシウムが検出された問題で、県は17日、「複数の要因が重なった極めてまれなケース」とする中間報告を発表した。同じ水田の玄米は本検 査で規制値を下回ったことから、県は県産米の安全宣言を出している。

県は、放射性セシウムが検出された水田と隣接する4水田で、土壌に含まれる物質や水田周辺の樹木のセシウム値などを調べた。その結果、主な要因と して(1)粘土が非常に少なく砂質が多い(2)根張りが浅いためセシウム濃度の高い表層から多く吸収した(3)土壌のカリウム含有量が少なかった--など が考えられるという。【野呂賢治】

 

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