地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
Header

隠されていた決定的ミス 東電はベントの方法を間違った!

6月 3rd, 2011 | Posted by nanohana in 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 4 原発の作業現場 | 4 福島第一原発の状態

MIT(マサチューセッツ工科大学)とアレバ社が指摘

現代ビジネス 経済の死角 6月3日

ベント方法の間違いによって水素爆発を引き起こしてしまった可能性を指摘してます。
追記:

やはり!東電は建屋にベントしてしまったことを認めました。もちろん言い訳付き

朝日新聞 6月4日

1号機爆発、排気水素の逆流原因か 東電「設計に不備」

図:ガスが逆流して、水素爆発が起こるまで拡大ガスが逆流して、水素爆発が起こるまで

東京電力福島第一原発の事故をめぐり、3月12日に1号機の原子炉建屋を壊した水素爆発は、格納容器の損傷を防ぐ目的で行われたベント(排気)で建屋外 に出したはずの水素ガスが、別の排気管を通じて建屋内に逆流したことから起きた疑いが強いことが分かった。長時間にわたる電源喪失で、逆流を防ぐ別の排気 管の弁を操作できない状態だった。東電幹部は「水素爆発の事態を招いたことを考えれば、排気に関する設計に不備があったといえる」と話している。

福島第一原発では運転中だった1~3号機が3月11日の地震で自動停止。その後に全電源が喪失し、原子炉が冷却できなくなった。1号機では12日午後3 時半すぎ、3号機では14日午前11時ごろに水素爆発を起こし、原子炉建屋の上部が吹き飛んだ。1、3号機では爆発前、圧力が高まった格納容器のベントに 向けた作業が実施されていた。

東電の内部資料などによると、1号機には、(1)原子炉建屋内のガスをフィルターを通じて外に出すための「非常用ガス処理系(SGTS)」(2)格納容 器内のガスを外に出すための「耐圧ベント配管」――という、二つの非常用排気管が備えられていた。これらの排気管は合流して一つの管となり、建屋外の排気 筒につながっている構造だ。

 

You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.

Leave a Reply

Bad Behavior has blocked 2445 access attempts in the last 7 days.