ソフトバンク KDDIのiPhone参入で苦境に もしかして孫正義つぶしか!?
9月 30th, 2011 | Posted by in 3 隠蔽・情報操作と圧力産経新聞 2011.9.29 07:16
「新規加入がピタッと止まった」 ソフトバンクのiPhone4、急減速
シェア、株価急落
ソフトバンクモバイルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)4」の販売が急減速している。最近はシェア2割を切り、国内スマホ市場で3位に甘んじている。米アップルが10月初旬に発表するアイフォーン5を、KDDIが国内販売するという報道後、さらに減速。同社の株価も急落する苦境に立たされている。
「報道の後、新規加入がピタッと止まった」。
そうアイフォーン4の販売鈍化を嘆くのはソフトバンクの中堅社員。KDDIが販売するなら、と様子見を決め込む待機組が急増したとみている。
もちろん、夏場から話題になっているアイフォーン5の発売が間近に迫ったことで、買い控えがじわじわ響いていることやNTTドコモやKDDIの新機種攻勢も背景にある。しかし、「ソフトバンクの独占崩壊」によって、スマホ市場を牽引(けんいん)してきたアイフォーン4の人気が色褪せたのは否めない。
民間調査会社のBCN(東京都千代田区)によると、国内スマホ市場でのアイフォーン4のシェアは5月に34%でトップだったが、8月以降は20%を割り込み、9月19~25日の週は17.2%で3位。トップのソニー・エリクソンとは9.9ポイントも差が付いた。
「KDDIもアイフォーン5販売へ」と報道された22日、ソフトバンクの株価も前日比320円安の2282円に急落し、その後も続落。28日には前日比81円高とやや持ち直したが、9月の最高値2770円に比べると556円の大幅安だ。
「回線品質のいいKDDIがアイフォーン販売に乗り出せば、大量にユーザーが流れる可能性が大きい」(外資系証券会社アナリスト)ことが懸念材料となって売られたためだ。
ソフトバンクは29日、秋冬商戦向けの新型スマートフォンを発表するが、アイフォーン5の国内販売は10月中旬以降になる見通し。MM総研の横田英明取締役は「大きな影響が出るのはこれから。ソフトバンクの孫正義社長が29日にどんなコメントを表明するかで市場が大きく動く」と予想する。(芳賀由明)
産経新聞
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