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炭の火の前に座ることと、燃えている炭を口の中に入れることは、全然違う。これが外部被曝と内部被爆の違い

7月 20th, 2011 | Posted by nanohana in 1 体への影響と防御 | 1 広島・長崎・チェルノブイリ 他 | 1 放射能汚染

岩上安身氏のツイートより

会津若松で、ECRRのクリス・バズビー氏と沢田昭二氏の講演、始まる。Ch2で。( #iwakamiyasumi2 live at ustre.am/pPQY)
本日、急遽福島へ向かい、ECRR博士のクリス・バズビー氏の講演。

ECRRのクリス・バズビー氏の講演。

私が、ここに来たのは、福島第一原発について、光を当てること、これから起きることを説明するため。

私は科学者として、20年間低線量について研究してきた。

ECRRの科学議長でもある。

世界では52年以来、ICRPのモデルが使われている。

放射線が体に当たるとき、細胞のDNAが傷つき、ガン、白血病になったり、お産のときの異常につながったりする。

このICRPでは、吸収線量という概念が重要になる。

しかし、平均化した線量をどれだけ浴びたかが重要なのではない。

局地的に電離した放射線が問題。

炭の火の前に座ることと、燃えている炭を口の中に入れることは、全然違う。

これが外部被曝と内部被爆の違い。

バックグラウンド、即ち自然界の放射線により、体細胞すべてに年に一回、放射線が通る。

通常、12時間で放射線に傷つけららた細胞は修復するが、内部被爆の場合、同じ細胞が何度も放射線による攻撃を受ける。

内部被爆は外部被曝のモデルでは測定できない。

その影響は、500?1000倍にもなる。

我々は、最近、車のフィルターを調べ、そこに付着したホットパーティクルを検出した。

ホットパーティクルとは、高放射線粒子のこと。

危険なストロンチウムが検出された。

吸収された線量を、体全体で平均化すると小さな線量かもしれないが、DNAにくっつくと大きな問題になる。

ウェールズとイングランドで、ガンの発生率が三割増えた。

ストロンチウム90との相関関係がある。

2003年のECRRのリスクモデルは、スウェーデンのトンデルの調査によって裏付けられた。

チェルノブイリの放射性降下物により、スウェーデン、フィンランド、バルト三国でガンが増加した。

旧ソ連では情報の隠蔽があったが、スウェーデンとフィンランドではデータがしっかりしている。

トンデルはセシウム137の疫学調査を行い、ガンの発生率の上昇とチェルノブイリの降下物との相関関係を発見、ICRPのモデルの600倍にもなった。

他方、ECRRの2003年モデルは、その相関関係をうまく説明していた。

トンデルは、クビになったが、クビにしたラーズ・エリック・ホームは、ICRPの議長になり、スウェーデン保健省の役人として出世した。

2009年3月まで、ICRPの議長を20年間勤めたジャック・バランタインは、内部被曝について、ICRPの計算は900倍もミスしている、と退職してから真実を話している。

福島原発から100キロ離れた場所で走っていた日産キューブのエアフィルターを分析したところ、セシウム137が、60年代の核実験のピークの時の300倍も高かった。

検出された核種は、セシウム134、137だけでなく、ヨウ素、ラドン、カリウム、テルル、鉛、ウラン、トリウムなど。

こうした空気を人間が吸入していた場合、0.3~0.5ミリシーベルトの内部線量になる。

100キロ圏内の338万人のうち、ガンになる人間の数の予測は、ICRPでは、2838人、トンデルのモデルでは、10万人、ECRRのモデルでは、19万人。

ガンだけではなく、様々な病気になる。

インフルエンザ、鼻血、下痢、ジンマシンなどのような症状が表れる。

これから何をすべきか。

1マイクロシーベルト毎時以上の地域の住民票は、避難すべき。

水と食料を洗浄すべき。

必要なら外部から調達。

汚染地域にいる人はすべて補償されるべき。

独立健康調査をすべき。

将来の裁判のためにサンプルを採るべき。

日本の東海岸沿岸すべてでエアフィルターを設置して、サンプルをとるべき。

環境から原発を隔離すべき。

はじめから被曝の影響を過小評価してきた科学者達を告訴すべき。

ここで場内、拍手。

政府は何もしてくれないので、自分たちで自分たちのことをすべき。

ほとんどすべての学者は、原子力産業のために働いている。

すべての科学はすでに真実の探求のために行われてはいない。

クリス・バスビー氏の講演のあと、沢田昭二氏の講演。

広島、長崎、ビキニ核実験の放射性降下物の被曝と、原発事故の被曝の共通性。

さらに、核エネルギーが生じる電離作用についての、基礎的な説明。

その次に、放射線被曝の人体影響について。

1ミリシーベルトで、全身の全細胞に損傷。

中には修復できないものも。

100ミリシーベルトては、細胞一個あたり100箇所の損傷、細胞死が始まる。

原爆の被曝者は、ガンマ線や中性子線などによる瞬間的な外部被曝。

これを調べるために、47年にトルーマン大統領府の指示で、原爆傷害調査委員会ABCCが設置される。

その次に、残留放射線による被曝、継続的な内部被曝が起きるが、この影響はABCCによっても無視されてきた。

爆心地から2km離れたところ、つまり初期放射線の届かないところで、残留放射線によって被曝した11歳の少女。

髪が脱毛。

しかし、日本政府もABCCも、その後、引き継いだ放射線影響研究所も、残留放射線の影響をみとめない。

放射線影響研究所の研究は、入市被曝者と比較する為に、比較対照集団(コントロール)として遠距離被曝者と比較しているのは、おかしいと最初に指摘したのは、ECRRの現会長のインゲ・シュミッツフォイエルヘーケ女史。

放影研の研究成果は、ICRPの安全基準の基礎となった。

 

この記事は

晴耕雨読より転載





 

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