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電気事業連合会のパンフレット「原子力2012(コンセンサス)」で福島第一事故炉を『冷温停止』と表現

5月 11th, 2012 | Posted by nanohana in 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者 | 3 東電 電力会社 原子力産業 | 3 隠蔽・情報操作と圧力

今年の3月に電気事業連合会が作成し、配布しているパンフレット「原子力2012」の中で、現在も制御不能状態にある福島第一原発の1号機~3号機を『冷温停止』と本来の意味とは異なる記述をしていることが発覚した。

■神戸新聞の記事 / 事故炉、「冷温停止」と表現 電事連パンフレット

「原子力2012(コンセンサス)」 冷温停止が記述された箇所

「原子力2012(コンセンサス)」 冷温停止が記述された箇所

本来、冷温停止は通常時に原発が安定停止した時に使う用語で、事故で炉心溶融(メルトダウン)が起きた第1原発には当てはまらない。政府と東電は「冷温停止状態」という新たな用語をつくり、昨年12月にこの状態になったと宣言したが、今回の電気事業連合会の件では、はっきりと「冷温停止」と明記されている。

このような情報操作は許されてはならない。

<原子力2012(コンセンサス)>

 

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