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コンビニエンスストア「ローソン」の放射能検査について

4月 2nd, 2012 | Posted by nanohana in 1 体への影響と防御 | 1 健康 | 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 測定

 

大手コンビニチェーン店のローソンでは、2012年2月1日から中部地域以北の全ての青果加工・集荷センター(2月の時点で16カ所)に放射線量計を導入して自主検査を行っている。

 

導入した測定器はNaIシンチレーションサーベイメーターで、ヨウ化ナトリウム(NaI)の結晶(タリウム含む)を検出器として利用しており、原理は、放射線が結晶のなかで発する蛍光を測定する放射線測定器。主としてガンマ線の測定に用いられる。

検査方法については、ローソンウェブサイトによれば、「青果加工・集荷センターに入荷される青果を対象に、毎日・全品目のサンプリング検査を実施しています。商品で線量計の計測器部分を覆うようにして計測します。」ということで、検査している様子は以下の写真のとおりである。

そして気になるのは、放射能が検出された食材の対応についてだが、やはりウェブサイトに記載がある。それによれば、「国の制定する暫定基準値を超えた放射性物質が検出された場合は出荷停止いたします」ということで、やはり独自の基準ではなく国の基準に準ずるという残念な取り組みであった。

検査結果は同ウェブサイトに公開していくということであるが、国の基準値(500ベクレル)を超えていないものは公開しない内容になっており、残念だがやはり役には立たない。

→ ローソンのローソンの放射性物質検査体制について

 

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