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結局それが目的か! 北朝鮮ロケット迎撃を口実に石垣島にPAC3を配備

3月 26th, 2012 | Posted by nanohana in 7 沖縄・アイヌ・先住民 | 7 軍事

北朝鮮がロケットを打ち上げるといって田中防衛大臣はじめ政府が騒いでいる。
何で?
 と、思っていたら、26日、石垣島の市長にPAC3を配備すると防衛庁から”説明会”があったという。

日本のミサイル迎撃システム(いわゆるMD)は、まず海上自衛隊のイージス艦が迎撃ミサイルSM3を発射して大気圏外で迎撃する。外した場合にPAC3が迎撃するが、PAC3の守備範囲は半径20キロと小さく、石垣島に配備したからどうというものでもない。その迎撃範囲をロケットが通過する可能性は限りなくゼロに近い。

沖縄の人たちは、当然これを先島諸島への自衛隊配備の足がかりと見ているはずだ。

関連記事 PAC3に石垣困惑「自衛隊地ならしか」 沖縄タイムス 2012.3.22 

いくら性格が悪いといっても北朝鮮は、軍隊にもろくに食料を配る事すらできないような弱小国家だ。日本の軍事的な脅威などになりえるはずも無い。
この見え透いた騒ぎ方(政府もマスコミも)は3.11以来よく見る風景と似ている。

 

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