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【双葉町長】 和解案一部拒否で東電を強く批判

1月 30th, 2012 | Posted by nanohana in 1 補償 | 3 東電 電力会社 原子力産業 | 3 首長、自治体

NHK 2012.1.29

原発事故の損害を巡り、追加の賠償請求もできるとした国の紛争解決センターの和解案の一部を東京電力が拒否したことに対し、埼玉県に集団で避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長が会見し、「和解案を尊重しない姿勢は遺憾だ」と強く批判しました。

国の「原子力損害賠償紛争解決センター」は、福島県大熊町の男性の申し立てを受け、東京電力が住宅の損害賠償として1300万円余りを支払うとともに、全体の損害について追加の請求もできるとした和解案を示しました。しかし、双葉町の弁護団によりますと、東京電力は今月26日、和解案の賠償額を支払う一方、追加の請求には応じられないと和解案の一部を拒否したということです。これについて、福島県双葉町の井戸川町長は29日、避難先の埼玉県で町の弁護団と共に会見を開き、「和解案を拒んだことは遺憾だ」と東京電力の姿勢を強く批判しました。双葉町の弁護団では、町民が被った損害の賠償を巡り、2月下旬にも国の紛争解決センターに集団で申し立てを行うことにしていて、双葉町の町民に対しても同じように対応することが予想されるとして、東京電力に対し、29日付けで抗議文を送ったことを明らかにしました。双葉町の弁護団の小林玲弁護士は「東京電力は紛争解決センターの和解案を尊重するとしていたのに、これを無視したことは大変な問題だ」と話しています。

この記事は NHK

 

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