さnようタウンナビ 2012.1.21
80人を超える首都圏在住者が詰めかけた岡山県への移住相談会=東京・銀座
首都圏から岡山県へ移住を希望する人を対象にした県主催の相談会が21日、東京都内で開かれた。80人を超える相談者が詰めかけ、開催時間を急きょ延長して対応した。東日本大震災、福島第1原発事故を受け、安全な土地への移住を望む子育て世代が目立った。
会場では県と、笠岡、瀬戸内、高梁市、久米南、吉備中央町が相談ブースを設営。住宅や就職、移住支援制度の相談に応じた。
正午の開始間もなく来場者が殺到し、一時は30分待ちに。終了予定の午後4時を過ぎても相談者が途切れず、1時間延長した。県が昨年1月、東京で試行開催した際の参加は7組だったが、この日は計57組82人に上った。
妻、3歳の長男と来場した東京に住む37歳の男性は、原発事故以降、水はミネラルウオーター、食べ物は西日本産などに徹底する生活。「水道水も安心して飲めず子育てに困る。仕事さえ見つかれば今日にでも移住したい。岡山は災害が少ないし、原発からも遠い。移住の第一候補」と話した。
(2012/1/21 22:57)
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