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小沢元代表、関与否定 4億円は「個人資産」

1月 10th, 2012 | Posted by nanohana in 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 7 政治

東京新聞 2012.1.10

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(69)の第十二回公判が十日午前、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。小沢元代表は、政治資金収支報告書の虚偽記入について、秘書への指示や報告は「ありません」などと述べ、関与を明確に否定した。 

 小沢元代表が法廷で発言するのは、昨年十月六日の初公判以来で最大のヤマ場を迎えた。被告人質問は十一日も行われ、これで実質的な審理を終える。

 被告人質問は弁護側から始まった。主任弁護人の弘中惇一郎弁護士の質問に対して、土地購入のために小沢元代表が用立てた四億円の原資は「個人資産。両親から相続した不動産や現金、著作の印税、議員報酬などもろもろの金だ」と説明した。

 秘書との関係については、「政治団体の仕事は秘書にすべて任せ、自主判断でやってもらっていた。私の関心は口幅ったく言えば、天下国家のこと」と説明。「今まで収支報告書を見たことはない」として、報告書の作成には関与していなかったことを強調した。

 土地購入の経緯については、「全部の政治団体の金をはたけば買えるが、そうすると政治活動に支障を来すということだったので、自分の手元にある金を用立てた。それをどう活用するかは担当秘書の仕事。事務的なことは一切を任せていたので分かりません」と述べた。

 小沢元代表は石川知裕衆院議員(38)ら元秘書三人=一審有罪、控訴=と共謀して収支報告書にうそを書いたとする起訴内容を全面否定している。議員バッジを胸に付けた元代表は証言台の前の椅子に座ると、言葉を選びながら丁寧に答えた。

 この日午後は、検察官役の指定弁護士が質問する。土地購入をめぐる小沢元代表と秘書とのやりとりや、これまで説明を変遷させた四億円の原資について追及するとみられる。

(東京新聞)

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東京新聞

 

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